明日の行政書士講座 バックナンバー

明日の行政書士講座 第99回

【タイトル】

鉄工所経営者から
「行政書士一本で働く」へ! 
決心と邁進。何のために働くのか?リーダーとは何か?

【日時】

2018年3月17日(土)14:00~16:00

【講師】

元日本行政書士会連合会会長

北山 孝次 先生

先生のプロフィール

 

 
元日本行政書士会連合会会長

北山 孝次 先生
 

 
1950年 東大阪市生まれ
1983年 行政書士試験合格
1984年 行政書士登録 大阪府行政書士会会員
その後
  大阪府行政書士会東大阪支部長
  大阪府 経営事項審査担当者
  東大阪商工会議所小規模企業振興委員
  大阪府行政書士会理事、  大阪府行政書士会副会長
  全国建設関係行政書士協議会北陸・中部・近畿地域担当責任者
  日本行政書士会連合会理事
  大阪府行政書士会会長   日本行政書士会連合会副会長
  日本行政書士会連合会裁判外紛争解決(ADR)機関推進本部長
  総務省電子政府推進委員
  財団法人行政書士試験研究センタ-評議員
  大阪府行政書士会名誉会長  日本行政書士会連合会相談役
  全国建設関係行政書士協議会 副代表世話人
  総務省年金確認大阪地方第三者委員会委員
  大阪府行政書士会会長
  日本行政書士会連合会会長
  財団法人行政書士試験研究センタ-副理事長  
  日本行政書士政治連盟会長           などを歴任
現在
  大阪府行政書士会名誉会長  大阪行政書士政治連盟名誉会長
  日本行政書士会連合会相談役
  一般社団法人全国建行協会員
  一般社団法人コスモス成年後見サポートセンター会員
 

【実施報告】

2018年3月17日(土)、大阪梅田校で開催されました。
今回ご登壇頂きましたのは、元日本行政書士会会長の北山孝次先生です。
北山先生は、高校をご卒業後、33歳まで鉄工所を自営されていました。
33歳のときに、『将来を考えたときに、自分一人でできる仕事は何か』を考えられ、『行政書士』になられました。
先生が行政書士を目指された理由は、①多くの収入を得られる仕事がしたい。②社会に貢献できる行政書士になりたい。③お客様や官公庁から信頼される行政書士になりたい。というものでした。
開業当初は、生計を維持するために、アルバイト的に保険や広告の仕事をされていましたが、3年半の兼業に区切りをつけ、行政書士一本に決められました。
行政書士会の研修で、『開業指導員制度』を知り、行政書士の福島猛志先生に師事され、業務についてのレポート提出などの開業指導を受けながら、建設業許可業務などの業務をなさっていました。最初は、分からないことばかりで、申請に必要な書類が足りなくて何度も役所やお客様のもとに行くなど、失敗もあったが、失敗を恐れずにやってみることが大切であることを、自らのご経験で学ばれました。
そして、こうした研修のおかげで様々な業務ができたことへの恩返しの意味で、行政書士会の会務のお手伝いや、大阪行政書士会の支部長、理事、会長、日本行政書士会連合会会長、日本政治連盟の会長も歴任されました。
 今回のご講演の中で特に印象が強かったのは、『リーダーには、業務遂行能力と決断力が求められる。トップリーダーになるには、『力』だけでなく、人間力が必要である。』とのお話でした。また、これからの行政書士業務は、単なる手続きだけではやっていけないのではないか、予防法務と専門士業としての『行政書士』業務の確立が、AIなどの電子化が進む手続業務をカバーできる道なのか。個人で対応できない業務量や、幅広い顧客ニーズに応えるためには、複数の行政書士による対応が必要で、合同事務所や共同事務所が必要だということもおっしゃっていました。
 結局、仕事を通じて社会に貢献したいとの思いが、一つ一つの業務へとつながり、お客様との信頼関係がうまれ、ホスピタリティー、『もてなしの心』を意識して仕事に取り組むことが、最終的にはお客様に喜んでいただけたという評価として返ってくる。
『情けは人の為ならず。』のことわざの意味は、情けは人の為だけではなく、いずれ巡り巡って自分に恩恵が帰ってくるので、誰にでも親切にしましょう。というのが本来の意味だということをお話されました。
『感謝と奉仕』の言葉を大切にされている北山先生のお人柄が伺える素敵なご講演でした。

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明日の行政書士講座 第102回

【タイトル】

「行政書士開業開始から成功への近道」

【日時】

2018年9月22日(土)18:00~20:00

【講師】

菊田民治先生

先生のプロフィール

 

 
東京都行政書士会新会館取得推進委員

 
 

 
平成7年10月                行政書士菊田民治事務所開業   
平成9年4月~10年3月 東京都行政書士会 新宿支部理事 
平成16年4月~18年3月 同会調布支部副支部長    
平成18年4月~26年3月 同会調布支部支部長     
平成18年4月~21年3月 同会市民法務部員      
平成22年4月~24年3月 同会市民法務部員兼理事   
平成24年4月~27年3月 同会市民法務部員      
平成25年6月~27年3月 同会支部長会副議長     
平成27年6月~             東京都行政書士会新会館取得推進委員
 

【実施報告】

第102回 明日の行政書士講座 実施報告

 2018年9月22日(土)に伊藤塾東京校(渋谷)で、第102回明日の行政書士講座「行政書士開業開始から成功への近道」が開催されました。
 講師を務めたのは、行政書士で東京都行政書士会新会館取得推進委員の菊田民治先生です。
 約半年ぶりの明日の行政書士講座の開催とあって、当日は約30名の方が東京校までお越しになり、菊田先生のご講義を受講されていました。
 菊田先生は、行政書士事務所の開業時の心構えや注意点などからお話しされ、行政書士実務に関する営業方法や報酬などの詳しい説明もされていました。
 また、行政書士としてどのようなタイプの仕事の進め方があるのかや、どのようなことをすれば活躍できるのかなど、行政書士にとってはとてもありがたいお話もされていました。
 菊田先生のお話を拝聴していると、行政書士として成功するには様々なやり方があるものの、やはり大事なのは「当たり前のことをいかにきちんと当たり前にやるか」ということだと感じました。行政書士として活躍するには何か特別なことをたくさんしなければならないと思うこともあるかもしれませんが、支部長や先輩行政書士などへの挨拶回り、名刺作成の工夫、研修会の受講などによる日々の勉強、ルールを守るなど、基本的なことをきちんと継続してやり続けることこそ一番の成功への近道だと実感しました。
 行政書士として登録予定の方や登録後数年以内の方はもちろんのこと、行政書士としてある程度年数を重ねた方でも菊田先生のお話は十分ためになる貴重なものかと思います。明日の行政書士講座はインターネットで無料で視聴することができますので、お時間のある方はぜひともご受講ください。

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明日の行政書士講座 第103回

【タイトル】

『顧問契約が最大の武器』

【日時】

2018年10月20日(土)17:30~19:30

【講師】

藤田美佐 先生

先生のプロフィール

 

 
藤田行政書士事務所

 
 

 
共立女子短期大学卒業後、大手企業に入社。
【転機1】
大勢の社員がいる本社ビルで男性上司の補助的事務をする日々の中、ふと「私
は歯車の歯にもなっていない」と感じ、3年3ヶ月で退職。
一念発起して宅建士の資格を取り、不動産会社に勤務。
職場結婚し、出産を機に専業主婦になる。
【転機2】
同じマンションの先輩ママに誘われ、幼稚園児のママ達と交流するも、いわゆる
『井戸端会議』に目眩をおぼえ、「私には専業主婦は無理!」と悟る。
息子を保育園に預けて“電話秘書サービス”のパートをしていた時に、顧客の
中に行政書士事務所があり、社長に「行政書士ってなんですか?」と聞いて、
さっそくその日の帰りに本屋に立ち寄り、受験本を手に取った!!(=運命の日)
1996年4月開業(23年目)
 

【実施報告】

 
前半は、『行政書士の業務スタイル&事務所スタイル』
後半は、『会計記帳にとどまらない会計記帳業務の顧問契約』
 
という2部構成でした。
 
自宅兼事務所で開業するか、外に事務所を借りて開業するか
補助者になるか、使用人行政書士になるか
 
どういう方法でもメリット、デメリットはある。
自分に合った方法を選び、焦らない。
 
SNSで他の方の活躍を目にしても、焦らない。
等のお話しも聞くことができました。
 
事例問題を示していただき、実際に表を見てみました。
配布したレジュメでは、文字が小さかったため、
読めない方もいらっしゃったかもしれません。
 
ご自宅で、ゆっくり表をご覧いただき、先生が書いてくださった数字と
見比べながら、考えていただければと存じます。
 
顧問契約の取り方、税理士の先生との付き合い方、日本政策金融公庫の場合の融資申込の支援
おまけや☆マーク実務で活躍なさっている先生ならではの貴重なお話しを伺うことができました。
 
『法律上はこうだけど、実際はここまでやっていればOK』という話を聴くと、
 経営者なら、顧問契約したくなります!そして、安心できる誠実なお人柄、大変勉強になりました。
 
「他人と比べないこと」
「人に雇われない」
「通勤しない」
 を貫いて、行政書士業務を立派になさっている藤田先生のお言葉は、
 心に響いた方が多数いらっしゃったのではないでしょうか。
 
 
【参加された方の声】
・心構えができた。
 
・自分でもできそうだという気にさせて頂き、ありがとうございます。
 
・企業の顧問契約をどうやって取得するのか具体的に聞くことができて参考になりました。
 
・資格取得後、どのように仕事を展開していけばいいのか、又、本当に生活を支えていけるのか、
 不安に思っていたのですが、希望が見えてきました。
 今年、まだ受験生ですが、頑張ります。
 
最終模試の当日に行われた明日の行政書士講座、受験生の方も、合格後開業前の方も、
開業して活躍されている先生も聴きにいらしていました。
 
それぞれの立場で、みなさま真剣に聴いていらっしゃいました。
 

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明日の行政書士講座 第95回

【タイトル】

~専門業務を決める?決めない?~
枠にとらわれない行政書士運営で売上アップ。20代で開業し走り続けた3年間。

【日時】

2017年12月17日(日)13:00~15:00

【講師】

綿谷 俊彦 先生

先生のプロフィール

 

 
綿谷行政書士法務事務所
※現在行政書士法人の設立手続き中
 

 
1987年大阪市で生まれる。
住吉高校の国際教養科を卒業後、近畿大学法学部に入学。
大学では、法律の勉強をしながらも、教育分野にも興味があり、将来は法律・教育分野の事業で独立することを意識しながら学生生活を送る。そのため、大学卒業後は、学習塾などの教育分野に力を入れている会社に入社しノウハウを学ぶ。(学習塾、4教室の教室責任者、全国模試の責任者等を歴任)
その後、家庭教師の事業を自身で立ち上げ独立。独立のタイミングで、行政書士試験の勉強を開始。(2013年)
一年目は、一般知識等科目で、まさかの基準点を割ってしまい不合格。二年目(2014年)は、補正措置が入り、合格点が166点になったが、200点近い点数で合格。合格後、すぐに開業(この時26歳)し、行政書士事務所を開業して3年目を迎えている。
現在は、行政書士事務所と並行して学習塾の運営も手がけている。今後の目標は、行政書士事務所を大阪一、日本一にすること。
得意業務は、帰化申請・大阪市国家戦略特別区域外国人滞在施設経営事業の特定認定(特区民泊)・在留資格関連。最近では、資金決済法に関連(前払い式支払手段など)する相談も多くなっている。

 

【講師からのメッセージ】

~本気になれば、新人であっても、20代で若くても行政書士として生きていくことは可能です。~
行政書士としての生き方は、多くのパターンがあると思います。
専門の業務を極め、職人として生きていく。他の事業と並行して、行政書士業務も拡大していく。実務をしないで、講師として生きていく。上記以外にも、多くの生き方があると思います。
マーケティングの方法を学ぶこと、実務を学ぶことももちろん大切ですが、行政書士事務所を開業するにあたっては、まず行政書士としてどのように生きていきたいのか?ということを明確にし、ブレることなく突き進むことが重要です。
その根本がしっかりしていれば、情報過多の現代において、迷わず最短で自身の理想に近づけるのではないかと思います。  


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明日の行政書士講座 第97回

【タイトル】

勇気を持って走り出せ!
私のスタートダッシュ体験記

【日時】

2018年1月27日(土)14:00~16:00

【講師】

富澤 泰之 先生

先生のプロフィール

 

 
行政書士法人 富澤事務所
 

 
1999年 大学卒業後、商社に勤務
2003年 現状に危機感を覚え、中国に留学
2004年 帰国後、メーカー勤務
2005年 通訳案内士(中国語)取得
2013年 再び危機感を覚え、行政書士試験に挑戦し合格
2014年 海老名市内の自宅で開業
2015年 事務所開設
前 神奈川行政書士政治連盟海老名・座間支部長
 

【実施報告】

テーマ1:事務所運営に一番大事なもの
事務所の運営に一番大事なものは、ずばり「運」というお話をされ驚きましたが、仕事における運というものは、偶然なものではなく、自らが動かないと得られないと続けられ、それを得るには為にどうすればよいかについて自らの体験を交えてお話頂きました。
テーマ2:行政書士の仕事って?
行政書士の仕事のイメージを聴講者に尋ねられた上で、ライバルは誰か?という質問をされ、同業者や他士業と思いがちだが、「ライバルはお客様自身」であると断言されました。
お客様はご自身で手続きができるのに、何故行政書士に仕事を頼むのか?という点を説かれ、行政書士は単に書類にしがみつくのではなく、お客さまの問題解決のプロフェッショナルでなければならないという部分は、許認可や民事法務などという一般的分類の別なく、行政書士の仕事の本質であると感じました。
そして、それは日々の積み重ねを疎かにしないことで、大きな差がつくとお話されました。

テーマ3:あるある失敗談と業務の実例 開業してよくある失敗例「行政書士あるある」をあげて、それぞれ何故だめなのか?について解説され、ではどうするべきなのか?についてご自身の体験を交えてお話頂きました。
また、業務の実例ではご自身の手がけられた成功例・失敗例をお話頂き、ピンチをチャンスに変えていく姿勢などについてもお話頂きました。

感想

登録してからどのように仕事をもらえるようになり、そのためには何が必要かについて、ご自身の体験に基づいて具体的にお話頂きました。 聴講者ににこやかに尋ねられながら、アットホームな雰囲気で進行し、聴講者の疑問などにも随時回答されていました。
ご自身の経験から、よくある「行政書士でやっていけますか?」という問いには、自信を持って「やっていけます。」と即答され、また、行政書士を「日本一カッコイイ資格にしよう!」という熱意と「学んだ知識を社会に役立たせる。」情熱を十二分に感じた熱い講演でした。

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明日の行政書士講座 第93回

【タイトル】

行政書士「コンテンツ」経営論~「行政書士になる!」本当の意味とは!?~

【日時】

2017年11月25日(土)13:00~15:00

【講師】

近藤 秀将 先生

先生のプロフィール

 

 
行政書士法人
KIS近藤法務事務所
 

 
行政書士法人KIS近藤法務事務所 代表社員・出入国関係申請取次業務特定社員。 早稲田大学教育学部卒業。立教大学社会学研究科社会学専攻博士課程前期課程在籍。
2006年に行政書士登録し、2012年に「行政書士法人KIS近藤法務事務所」設立。中国・モンゴルをはじめとしたアジア圏の専門家として、イミグレーション法務(在留資格関連申請手続、起業、国際結婚・離婚手続等)を中心として幅広く活動。
2015年4月には東京都行政書士会豊島支部長就任、同年5月「外国人雇用の実務(中央経済社)を刊行。2017年6月「国際研究大学哲学社会学政治学研究所(在ウランバートル市)」客員研究員就任。
 

【実施報告】

【実施報告】
近藤先生が代表をされている事務所のご紹介があり、その後対話形式で、
進められていきました。
行政書士の【業態】
行政書士の【商品】
行政書士の【強み:対非士業】
行政書士の【強み:対士業】
行政書士「コンテンツ」経営論
行政書士の【キャリアデザイン】
フェイズ1 プレイヤー売上高1,000万円まで
フェイズ2 プレイングマネージャー売上高7,000万円まで
フェイズ3 マネージャー 売上高7,000万円から1億円以上
売上に応じて、フェイズを分け、
それぞれのフェイズで何を達成すればよいか、
どういうタイミングで切り替えていけば良いのか、というお話がありました。
対話形式の講義だったため、聴くだけではなく、考えながら参加できました。

しっかりとした業務知識の獲得をしながら、今日のお話のフェイズを
今後の事務所経営のメルクマールにしていこうと思います。

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明日の行政書士講座 第96回

【タイトル】

東京都行政書士会申請取次業務適正化委員長の語る
『国際業務の危険性と魅力』

【日時】

2018年1月21日(土)15:00~17:00

【講師】

中村 和夫 先生

先生のプロフィール

 

 
行政書士 中村和夫事務所
 

 
1954年東京生まれ。1999年行政書士試験合格。同年登録。同年、入国在留
審査関連申請取次行政書士として法務大臣より承認を受ける。現在、顧問先数社の外国人雇用・採用コンサルティングをする一方、年間100件近くの外国人案件(在留資格、国籍、国際結婚、その他の家事案件、法人案件)を処理すると共に、年間300件近い法人・個人からの相談(電話相談含む)にも応じている。
元某メキシコ国営企業(Productora Mexicana de Tuberia, S.A. de C.V.)株主総会・取締役会・経営委員会通訳官。元某日本企業スペイン本マグロ畜養事業コーディネーター兼スペイン現地法人(Mariviz Spain, S. de R.L.)取締役支配人&プロジェクトマネージャー。元コロンビア共和国セレホン火力発電所建設工事海洋工事(某ゼネコン)部門事務長兼通訳。他にも、キューバ、ホンジュラス等中南米諸国に出張経験多数あり。
 

【実施報告】

テーマ1:申請取次業務について
まず、申請取次業務とはどのようなものか?について、関連する法令と具体的な申請手続き等を対応させて分かりやすく解説して頂き、更にこの業務の重要なポイントである代理人との違いについて分かりやすくお話をして頂きました。 申請取次においては、行政書士も弁護士も同じライン上で業務を行うというところに驚きを覚えた方も多いようでした。
テーマ2:国際業務の危険性について
近年、行政書士の業務の中でも花形業務のひとつとなっている国際業務ではありますが、その裏に潜む危険性について、どのような違法行為となり得るのかを条文を例示して確認した上で、具体的なケースについてお話されました。
テーマ3:心に残っている過去の事例について
国際業務の危険性について、様々な危険性を指摘・例示して頂いた上で、ご依頼頂く外国人の人生をも左右するこの業務のやりがいについて、ご自身の心に残っている事例についてお話頂きました。
具体的な事例のお話は受講者一同のもっとも興味を惹いたようで、食い入るように聞き入っている姿が印象的でした。



【感想】

国際業務を専門に取り扱っておられ、また東京都行政書士会申請取次業務適正化委員長というお立場にあることから、国際業務についての概要とその危険性について具体的な事例を挙げながら、平易な言葉でお話頂けたため、業務に取り組んでいない方にも大変分かりやすかったと思います。 その証拠に、質疑では多くのご質問を頂きましたが、時間内に的確なご回答をしていただき、先生の優れた実務能力の一端を垣間見る思いが致しました。

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明日の行政書士講座 第94回

【タイトル】

『クライアントが離れない 信頼される行政書士の条件』
~顧客から信頼を得て、勝ち残るには!~

【日時】

2017年12月16日(土)18:00~20:00

【講師】

青池 典人 先生

先生のプロフィール

 

 
行政書士青池事務所
 

 
平成21年6月~ 東京行政書士政治連盟 財務委員長
平成25年6月~ 東京都行政書士会 理事 企画開発部 次長
平成27年6月~ 東京都行政書士会 理事 研修センター 所長
平成28年4月~ 東京都行政書士会 中央支部 副支部長



 

【質問への回答】

質問 ①   最初に事務所を立ち上げる時の、初期ランニングコストを抑えるため、区の創業支援施設やレンタルスペースに事務所登録はできるのでしょうか?
 
②   行政書士による共同事務所の場合、いくつかのハードルがあるとのお話がありましたが、具体的に教えてください。
 
回 答
①   区の創業支援施設やレンタルスペースでも、個室であって、カギがかかるのであれば登録可能。ただし、使用目的を事務所として、1年以上の賃貸借契約書(それに代わるもの、例えば使用貸借契約書)が必要。
事務所スペースが、他の事務所や会社と仕切られていない(立ち上がると、隣がのぞき込めてしまうような場合)登録できないことがある。
 
②   事務所の名称を同一にできない(あくまでも、個別の事務所の集まり。)。
この場合電話番号が同じでも、登録できるが、電話応対の際に不都合が生じる。(どの事務所なのかわからない。士業間での合同事務所の場合、お互いに守秘義務があるが、一般の会社の中に事務所を開設する場合、仕切りが必要となる。

【登録に向けて確認しておくこと】

・資金には余裕がありますか
・どのような分野を手掛けていきたいか、決まっていますか
・顧客の対象は決まっていますか
・競争する相手は多いですか

【信頼される行政書士の事務所経営】


 記録を残すこと
 業務知識は深める
 補助者については、将来的には考えておく
 等 具体的にお話いただけました。


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明日の行政書士講座 第89回

【タイトル】

地域密着型行政書士が語る~ゼロから始めた人脈づくり

【日時】

2017年8月6日(日)11:00~13:00

【講師】

常木 一典 先生

先生のプロフィール

 

 
神奈川県行政書士会
鎌倉支部 副支部長
 

 
1969年(昭和44年) 静岡県静岡市生まれ
1994年(平成6年) 同志社大学商学部卒業、静岡市の地方銀行に就職
2005年(平成17年) 証券会社に転職、神奈川県内に引っ越し
2012年(平成24年) 鎌倉市内にて行政書士登録、開業
 

【実施報告】

鎌倉で行政書士を開業されるまで
常木先生は、静岡にお生まれになり、大学は商学部で、銀行にお勤めになった後、証券会社に転職され、鎌倉に転居されたが、その後、リーマンショックでリストラはされなかったものの、サラリーマンを辞めたいと考えられるようになり、その頃から、自営業を始めたいと、模索を始められた。
パソコンが得意で、書類作りが得意であったことから、書類作成のプロである行政書士がいいのではないかということで、勉強を始められ、平成22年に見事に合格をされた。
鎌倉で、行政書士になることを大賛成なさっていた奥様を補助者にして、事務所を始めたが、まずは、サラリーマンと自営業者のギャップに心細い思いをされた。組織でないということは自分だけで全てを行い、全てに責任を持たなくてはならず、給与が貰えないということもサラリーマンとは違うところだからだ。

開業後の人脈の大切さ
開業後はどのように仕事を取っていくことができるのかを考え、色々な事をやってみたが、「人脈を作る」ということが大変重要なポイントであると思うようになった。とにかく知り合いが欲しくて、青色申告会、商工会議所、日本FP協会、ロータリークラブ、町内会まで至り、積極的に人の集まる場所へ参加なさり、町内会の会長までなさったことがあるということだ。
犬の散歩で知り合った人、近所の不動産屋さんからも、細い糸も大切にしたお陰で、仕事をもらうことができた。
仕事はこのような人たちからの出会いと紹介という形の連鎖で広がっていったが、この方法は、仕事をきちんとやらないと、負の連鎖という形にもなりかねないので、注意が必要だ。
SNSもFacebook、LINEなどは人脈作りのためだけではなく、仕事のルールとして使う事も多い。ポリシーは面識ができたら友達を申請、友人の投稿をチェック、時々投稿する。ただし、重い内容は書かない、業務の内容は一切書かない。ということにしている。

そして、作詞作曲をされる常木先生は言葉の大事さを知っているので、行政書士も大変言葉が重要であると考えられている。

また、日本行政書士会のコスモス成年後見サポートセンターにも参加なさって、行政書士会本会とは違った行政書士の人脈も作る努力をした。行政書士とのつながりは重要と思うが、直接仕事を紹介してもらえる、ということは少ない。むしろ、広い行政書士業務の中で専門外のことを聞くことができるという人脈が作れたことが重要だった。切磋琢磨し、精神的な支えとなってくれるのは、やはり行政書士だ、特に同期の仲間は自分と同じレベルで語れるので、重要な人脈だ。
行政書士も色々なタイプがいて、一概には言えないが、人間関係を選択することも可能なので、そこはとてもいいと思う、という事だ。自分が良いと思える人脈を作るのが行政書士の仕事なのだろう。

現在、常木先生は「自分は行政書士になれて、行政書士ライフをとても楽しんでいる。」と笑顔で語られた。

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明日の行政書士講座 第90回

【タイトル】

『誰もが自分らしく生きるために~今、生活保護制度に何が起こっているのか!?』

【日時】

2017年9月16日(土)14:00~16:00

【講師】

稲葉 剛 氏

先生のプロフィール

 

 
一般社団法人つくろい東京ファンド代表理事
 

 
1969年広島生まれ
東京大学教養学部卒業
1994年より東京新宿を中心に路上生活者支援活動に取り組む
2001年 自立生活サポートセンター・もやい設立
2014年 一般社団法人つくろい東京ファンドを設立
     中野区に個室シェルターを開設
2015年 新宿区にシェルター、墨田区に若者向けシェアハウス兼子供食堂を開設
2016年 豊島区にシェルター開設
2017年 カフェ潮の路
     ホームレスの方に、「居場所」と「仕事」を提供し、多様な人々が集う居場所作りを       めざしている。
立教大学大学院特任准教授
生活保護問題対策全国会議幹事
住まいの貧困に取り組むネットワーク世話人
生活困窮者の支援を続けるかたわら、各地で貧困問題の講演をおこなっている。
著書『生活保護から考える』岩波新書
『貧困の現場から社会を変える』  その他多数
 

【実施報告】

9月16日(土)東京校にて、明日の行政書士講座が行われました。
今回の講師は、一般社団法人つくろい東京ファンド代表理事の稲葉 剛氏です。
稲葉氏は、20年にわたり、3000人以上の路上生活者の生活保護申請の支援活動にとり組まれてこられました。
今回は、現在開催中の『秋桜会憲法研究会』の特別講師としてお招きしましたが、『明日の行政書士講座』として研究会会員以外にも公開することで、行政書士業務と深い関わりのある生活保護制度の正しい知識を知り、憲法25条の理念を学ぶ機会になると考え、実施しました。
連休の初日にも関わらず、40名近い方がご参加くださり、生活保護制度の問題への関心が高いことが感じられました。
銚子市で起きた母子心中事件、家賃滞納で住居を失うと追い詰められた困窮者による事件を説明なさり、行政の対応や問題点、住所喪失は何をもたらすか等、生活困窮者の実態を知りました。生活保護の不正受給よりも漏給が問題である等、お話されました。
結局、生活保護以外のセーフティ―ネットが機能していない、日本国憲法が施行されて旧生活保護法の欠格条項はすべて削除され、今の生活保護法は、『無差別平等の原理』を定めているにも関わらず、我々の人権に対する意識が憲法25条に追いついていないのではないかという、稲葉氏の言葉が深く印象に残りました。
行政の水際作戦をなくし、保護の捕捉率を向上させ、「権利としての生活保護」を確立するためには、名称変更を含めたイメージアップが必要ではないか。生活保護の手前のセーフティ―ネットを拡充し、生活困窮者自立支援制度に加えて空き家を活用した新たな住宅セーフティ―ネットを構築していくことも必要ではないか等、ご提案されました。
講演の最後に紹介された生活保護世帯の高校生からのメールは、当事者の方の切実な思いが伝わってきました。
質疑応答では、生活保護世帯の大学進学の問題や世帯分離について、自治体の人事が変わると対応も変わるという行政側の課題も浮き彫りとなりました。時間があれば、もっと色々なお話が聞きたかったです。
講演会の後、憲法研究会会員とのディスカッションが行われました。
講演会の内容をふまえた更に深い論点について意見交換をすることが出来ました。
稲葉氏との記念写真を撮りました。参加した会員も、とても有意義な時間を過ごすことができたのではないかと思います。

(報告:秋桜会・憲法研究会 関根泰子)