秋桜会会員限定勉強会 『行政書士実務の「手引き」と「業法」の使い方』実施報告

◆秋桜会会員限定勉強会『行政書士実務の「手引」と「業法」の使い方~手引と業法の両方を理解してこそプロ~』 実施報告

 2017年4月29日(土祝)に伊藤塾東京校にて、『行政書士実務の「手引」と「業法」の使い方~手引と業法の両方を理解してこそプロ~』の勉強会が開催されました。
 講師を務められたのは、行政書士の伊藤健司先生です。
 伊藤先生は、伊藤塾行政書士実務講座『法人設立業務論』と『許認可業務論』の講師も務められています。
 今回の勉強会のテーマは「手引」と「業法」です。「手引」をうまく使いこなして業務を進めていく例として宅建業免許申請を挙げ、一方で、「業法」をうまく使いこなして業務を進めていく例として質屋営業許可申請を挙げていました。
講義で伊藤先生は、許認可業務の基本である「ヒト・モノ・カネ」の要件をきちんと把握して業務を進めていくべきであることを何度も強調されていました。その中で、各業法のどこに「ヒト・モノ・カネ」の要件が盛り込まれているのかを、宅建業法と質屋営業法を例にとって説明し、より実践的な説明も随所に見られる講義でした。
講義の後半には、ライブ受講生の皆様からの質問をその場で受け付け、今回の講義の内容のみならず、開業時の注意点や事務所経営の仕方・実務の覚え方などについての質問に対して回答する時間も設けました。つい最近開業したばかりの方やこれから開業する予定の方にとっては、非常に有意義な時間だったのではないかと思います。
 講義終了後は、熱心なライブ受講生の方が伊藤先生に率直な質問を投げかけ、かつ積極的に名刺交換もしている場面が見受けられました。
なお、今後伊藤先生には、3月から開講した「伊藤塾行政書士実務講座」の講師も務めていただきます。『法人設立業務論』と『許認可業務論』という講義で登壇していただきますので、ご興味のある方はこれらの受講も是非ともご検討ください(実務講座は各業務論の単科受講もできます。詳細は伊藤塾までお問い合わせください。)。