秋桜会会員限定勉強会 『はじめての遺言執行~行政書士としての対応』実施報告

◆秋桜会勉強会『はじめての遺言執行~行政書士としての対応~』 
実施報告

 2017年10月28日(土)に伊藤塾東京校にて、秋桜会主催の『はじめての遺言執行~行政書士としての対応~』の勉強会が開催されました。
 講師を務められたのは、「行政書士法人相続まちかど相談室」の代表であり、2017年度伊藤塾実務講座の講師でもある黒田広史先生です。
 ライブ講義当日は台風が首都圏に接近している状況でしたが、それにもかかわらず30名以上の受講生の方々にご参加いただきました。これもひとえに、黒田先生のお人柄と遺言執行実務に対する関心の高さからだと思います。
 講師の黒田先生は、普段から遺言執行も含めた相続業務を数多くこなしている行政書士です。これまでの長年にわたる実務のご経験を踏まえながら、遺言執行実務の着手時の対応方法や覚えておくべきこと、心構え、注意点、魅力などをお話しいただきました。
また、講義の最後には、事前に受講生の皆様からいただいた遺言執行実務に関する質問の全てに対してご丁寧にお答えいただきました。
今回の勉強会で黒田先生が最も強調されていたのは、「遺言執行で大事なことは、遺言書に書かれた内容をそのまま丁寧に実現することであり、それ以上でもそれ以下でもない。」ということです。「あれこれと過度に心配をしたり考えすぎたりしないでも大丈夫。正々堂々と遺言執行者としての責務を全うしてほしい。」という黒田先生からの心温まるアドバイスも大変ありがたいものでした。
 講義で使用したレジュメは、「教材編」「資料編」「住宅地図」の3点あり、とても分かりやすく、かつ後で復習しやすい大変貴重なものでした。レジュメの文字が大きく書かれていることも、黒田先生ならではの「お心遣い」だと思います。
 講義後は、多くの受講生の方々が遺言執行実務に興味関心を持たれたようで、大変満足していただきました。お忙しい中ご参加いただきまして本当にありがとうございました。