海外駐在時代のご恩返しを。クライアントの人生に深く関わる、業務責任も重いですが非常にやりがいがあります

鳥飼 さつき 先生 (行政書士)

■Profile
2011年度行政書士試験合格
2012年「行政書士とりかいさつき事務所」開業
 

現在の主な業務内容

2011年の試験に合格し、2012年4月に当時は義母の介護もあったので自宅で開業いたしました。行政書士が出来る仕事は多岐にわたっていますが、合格前から国際業務に携わっていたので、迷わず入管関係の仕事を始めました。他の仕事でもそうかと思いますが、特に入管関係の仕事はクライアントである外国人の方の人生にかかわることが多い仕事だと思います。入管関係の仕事は平たく言えば就労系と身分系の在留資格の取得が主な仕事です。どちらかと言えば身分系の資格の方が人生に多くかかわるように思われますが、就労系の資格でもその家族にかかわる資格の取得という観点でいうとそのご家族全員の人生に深くかかわります。家族が一緒に在留できなければ、仕事をあきらめるという事態に陥りかねないからです。
現在かかわっている案件も、複雑な理由で養子縁組が叶わないご家族の在留資格の取得で、責任も重いですが、その分非常に遣り甲斐があります。私自身夫の仕事の関係で子供が1歳から4歳までミラノで過ごし、その後中学の1年半ロンドンで過ごす機会があり、その際周りの現地の方々にお返しできないくらいお世話になりました。帰国後は来日される外国人の方々のお役に少しでも立てればと思い仕事をしています。「情けは人の為ならず」、まさにその通りだと思います。

今後のビジョン

現在は在留資格を取得するお手伝いをさせて頂いており、日本語の出来る方が多いのであまりお役には立てておりませんが、将来的には弊所をご利用頂いたお客様に特典として日本の生活に慣れるお手伝い(同行通訳等)をサービスとして提供できるような体制を取れる事務所に発展させていきたいと思っております。
 
行政書士受験を考える方へのメッセージ
2020年開催の東京オリンピックに向け、様々な形で外国人の方々の来日が見込まれると思います。これから行政書士を目指す方々にもよい機会ではないでしょうか。合格後のビジョンをもって勉強に励んでくださいね。