テキストの繰り返しと条文の読み込み、合格ポイントはこの2つしか考えられません。

他資格の受験経験を活かして合格

N.M さん(34歳)
 

★他資格の受験経験を活かして合格 アルバイト
◆ 受験回数/ 3回
◆ 受講講座/司法書士試験受験経験者向け講座、公開模試、記述式厳選60問スピードチェック講義
◆ 合格年度の学習開始時期/ 2014年7月

行政書士試験との出会い

 独立ができたら、という軽い気持ちで受験を開始しました。試験1ヶ月前に過去問を読むだけの学習で2年連続不合格となりました。2回目の失敗を機に人生を変えようと本気で思い司法書士と行政書士のダブルライセンスを取得しようと決意しました。昨年の7月に退職したこともあり、どうしても合格したくて伊藤塾を頼ることにしました。  

私がとった学習方法

開始段階の勉強方法について
 

 まず、平林講師による無料公開講座で科目ごとの出題数や配点を知り、この講座を参考に科目ごとの学習量と合格目標点を決めました。
 次に、1ヶ月後の中間模試を目標に講義を消化し始めました。志水講師の講義は聴いているだけで試験に問われやすいところが把握できました。また、記述の解法がとてもわかりやすかったため、何を書けばよいかという迷いがなくなりました。そのおかげで、中間模試までにできたのは講義を消化することだけでしたが、総合点では合格点を超えることができました。

直前期の勉強方法について

 中間模試後は実践答練をペースメーカーに、過去問題集を解いてテキストの該当箇所にマークをして、必要だと思ったことを書き込むということをしました。択一対策としてやったのは加工したテキストを繰り返し読むということだけです。記述対策としては過去問を参考に出題されそうな条文を繰り返し読み、志水講師の解法を確認しただけです。そして、試験2週間前から民法と行政法の過去問だけ10年分解き、仕上げとして試験1週間前からは年度別過去問で1日1年分を直近5年分やりました。

私の合格ポイントと反省ポイント
 

 合格に直結したと思うのは、手を広げずにテキストを繰り返したということと、条文の読み込みですこれしかやっていないので他に考えられません
 本番で失敗したこととしては、普段やらないことをやってしまったことです。本番では時間が余って見直しをしていたら、迷っていた問題で答えを変えたくなって2 問答えを変えてしまいました。答えを変えなければすべて正解できていたので、合格発表までそのことばかりを悔やんでいました。普段やらないことは本番でもやらないようにすべきです。

伊藤塾講師・スタッフとのエピソード 

 私は在宅受講だったため、ストリーミングで無料公開講座を視聴することを息抜きと楽しみにしていました。やる気が起こらず学習ができなくなると、無料公開講座や合格者講演を再視聴して、行政書士になろうと思ったきっかけを思い出すようにしていました。最後までモチベーションを維持できたのは、時期によって開催される無料公開講座でのその時期に適した講師の皆さんの励ましの言葉やアドバイスがあったからだと思います。合格後の今でも、気になったものは視聴してしまいます。  

最後に 

 「本気になった者から合格する」-この言葉は資格試験の真理だと思います。やる気がある時もやる気のない時も、ただやるということは簡単なようで難しいことです。しかし、やらなければ合格はあり得ません。社会人の方は特に行政書士を目指したきっかけを大切にしてください。私も社会に貢献できるよう、初心を忘れずに努力を続けていきたいと思います。  

受験勉強中の思い出


 
テキストはオレンジ部分が過去問知識、黄色が答練や模試で出題されて解けなかったもの、赤線は講義でマークの指定をされたところと色分けをして覚えやすくしました。
 


 
平林講師の無料公開講座を視聴して、学習開始前に合格予定点数を決めました。