合格するには、「的確な学習×最低限の学習時間」この2要素です。

個別指導を有効活用して合格

F.S さん

 

★個別指導を有効活用して合格 ◆ 受験回数/3回
◆ 受講講座/行政書士合格講座、公開模試、合格ゼミ、受験経験者向け講座
◆ 合格年度の学習開始時期/2014年2月

行政書士試験との出会い

 コンプライアンスが重要視されるご時世なのに、勤め先で手続き、契約や法律関係について質問できる人がいませんでした。聞ける人がいないなら自分で勉強しよう、どうせ勉強するなら資格を取ろうと、法律のことも行政書士のことも何も知らないまま勉強を始めました。

私がとった学習方法 

 逆算していく方法をとりました。
1)受験生が試験中体験する状況
 (1)異常な精神状態( 緊張) (2)時間が足りない (3)知らない問題に焦る 
2)問題の内訳
 【A】自信を持って解ける【B】絞りきれない(2 択症候群)【C】わからないが方向性でなんとか予想し解いた【C】知らない
 (1)では力を発揮できない。→【A】が有ることでなんとか平常心を取り戻せる。それには「覚える」では足りず、「知識を染み込ませる」ことが必要。「キーワードを見て自然にでてくる知識」を増やさなければならない。→(1)も(2)も【B】もある程度解決できる。
 (3)には解くための方向性を身につけること似たような事例ではこう言っていたからこっち。と目星をつけられるようになると「知らない問題」でも、正当率がかなり変わる
◇知識を染み込ませるために → 合格するには二つの要素
 的確な学習× 最低限の学習時間 時間だけかけても内容が薄ければダメ。的確な内容でも染み込む時間がなければ二択症候群。「的確な学習内容」については講師から伝授されるのでここでは時間の確保について。
3)私たちが直面する課題
 <1>モチベーションのキープ(精神面) <2>勉強「時間」の確保(物理的) <3>学習方法、記憶
 <1>への対応:アプリを利用。→最低限の学習時間を仮定しアプリで勉強時間を記録。=「確保できた学習時間を貯金」=可視化。毎日の達成感→モチベーションに繋げた。
 一番の特効薬は仲間と一緒に頑張ること。自分が苦しい時に、仲間も頑張っていると思うだけで頑張れる。かけがえのない仲間は何物にもかえがたい。
 <2>への対応:働きながらだと机上学習時間の確保は難しい→精神的にも諦めへ。そこで机上だけが学習ではないと割りきり、通勤の時、家事の時、ながら学習(隙間)を「メインの学習時間」と認識し積み重ねた。隙間には講義を繰り返し聴くことと、記憶にあてた。
 注意点:<1>「今日の学習目標」を定め集中して臨む。そうでないと理解、記憶の効果が薄い。
 <2> 30 分でこれを理解する・ここまで解くなど、目標時間を区切りその中で学習する。試験中の時間コントロール、マインド切替の訓練にもなる。
 時間と理解と記憶の貯金は直前期に残業で学習できない時の心の支え。実際力になった。

伊藤塾講師・スタッフとのエピソード 

 講師の方々は、どうしたら理解が深まるか、記憶に繋がるか、効率的な学習になるかを常にプロの視点で考え、講義に反映してくれます。自分の時間を削って、体力も削って。そんな姿を見ているから、私たち塾生も頑張らなくては、と講師に応えたくて頑張れました。また、講師に相談できるカウンセリングは塾生の強い味方でした。その時々の状況に合わせていただいたアドバイスは、迷いが生じがちな受験勉強期間の心強い指針となりました。

最後に 

 私は、必死で勉強してもなかなか記憶できず、また忘れるの繰り返しでした。記憶すべきものに触れる回数を増やすしかない、この回数が合格への近道、と思って学習を続けました。
 講師の的確なご指導と素晴らしい仲間に支えられ、合格することができました。
 時間を区切り、触れる回数を増やし、的確な学習の「時間を貯金」していく。その先に必ず合格があります!