行政書士試験を目指したきっかけ

私の父は行政書士をしていましたが、私が小学生の頃に他界しました。当時、将来の夢として「行政書士事務所を持つ」という目標を掲げましたが、大学生の時に宅地建物取引士の資格を取得し、金融機関へ就職しました。35歳の時に支店長になりましたが、定年後のことや小学校の頃の夢を思い出し、自分の年齢を考えた時に今がチャンスだと思い、行政書士を目指しました。

伊藤塾を活用した私の学習方法

(1)勉強法について
平林講師の「上級インプット講義」はわかりやすく、暗記ではない法的思考力を身につけることができました。平林講師が講義中に「これは言えるように」「ビール3杯飲んでも言えるように」と言った条文・要件は必ず言えるようにしました。私は「上級インプット講義」テキストだけを、20回以上読み込みました。「上級インプット講義」テキストだけで合格点は取れます。
「上級インプット講義」テキストの回転中に、わからない論点があってもそこで止まらずに付箋を貼って飛ばし、回転していきました。回転した後に付箋のところを精読しました。とにかく回転していきました。このやり方は井内講師に教わりました。最初は「覚えられない」「無理」と思いますが、毎日覚えるまでやっていくと自然と覚えていきますし、自分でゴロを作り、似たテーマから思い出すことができます。
「解法技術完全マスター講義」では、キーワードから要件・効果を出す訓練ができ、問題形式が変わっても解答することができました。
(2)合格のポイントについて
不合格の時に比べて、合格した時は全体的に知識量も増えていますが、合格のポイントは、知識量よりも記憶の精度を高めた点だと思います。

伊藤塾講師とのエピソード

広島では井内講師の「合格ナビ（旧：合格ゼミ）」がありました。「合格ナビ」は小人数制で、過去問に対し、講師が生徒と質疑応答をすることで知識が頭に残り、自分の弱点を発見することができ、間違った解釈を正しく理解できます。井内講師は私の弱点を把握してくださっているので、弱点を強化することができました。また、井内講師と「合格ナビ」の受講生と飲み会をして親睦を深めることもできました。
平林講師には「上級インプット講義」での学習の進め方、テキストの読み方などのカウンセリングをしていただきました。Web受講では自分の勉強方法はあっているのか不安になるので、軌道修正や模試後の反省点と今後の対策をしていただきました。

最後に

行政書士試験は難しい資格試験で、最初はこんなの覚えられない、理解できないと思いましたが、伊藤塾・講師・自分を信じて勉強すれば、合格できると思います。そして、井内講師・平林講師に出会わなければ、私は合格できなかったと思います。こんなに親身になって接してくれる講師はいません。本当にありがとうございました。

受験勉強中の思い出