司法書士試験

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司法書士実務家 坂本龍治の
役立つ「実務アイテム」紹介

私が普段使っている実務アイテムを何回かに分けてご紹介してみたいと思います!
直近合格者・新人司法書士の方は是非参考にしてみてください。
これから司法書士を目指される方や受験生の方も、
合格した将来の自分を想像してモチベーションアップになれば幸いです。

アイテム10

登記識別情報の見本は、これが一体どのような物なのか?を説明する際に使います。
法務省HPからダウンロードできます(http://www.moj.go.jp/MINJI/minji05_00206.html)。
以前の権利書のような“重み”がないからか、無くす人が結構います…
新しい識別情報をお客様に渡す際は、非常に大切なものであること、目隠し部分を不用意に開けないことを、見本をもってしっかりと説明しておきます。


アイテム9

デジカメはかなり使います。
①書類の写しが必要なとき、
②お客様の本人確認資料の記録を取るとき、
③不在者宅の現地調査に行ったとき、
などなど。
銀行などで書類の写しが必要な時には、他人の手を煩わせなくて済みますし(そもそもコピーしてくれない場合もあります…)、お客様宅にて面談している時には、コピーしたくてもコピー機がありません。
いつでも持ち歩いている必要があります。


アイテム8

今回のアイテムは、製本テープです。
主には相続の案件で、戸籍などの相続関係書類を一冊にまとめる際に使います。
ポケット型のクリアファイルに入れる先生もいますが、いずれにしても綺麗にまとめた形でお客様にお渡しします。
書類は商品。“権利保全”という目に見えぬ仕事が本質だからこそ、書類は丁寧に扱います。


アイテム7

仕事のお金と個人のお金。
もちろんキチンと分けて管理する必要がありますが、外出先で現金を預かった際にこれを保管するポーチを持ち歩くとグットです。
以前は登記事項証明書を取得するために、小さいポーチに登記印紙(平成23年4月からは収入印紙に統一されました)を入れて持ち歩いていましたが、インターネットで請求・納付を済ませる事が主になってからは大きいポーチのみが鞄に入っています。


アイテム6

子供の頃、ぐるぐる定規で遊んだ経験はありますか?
綺麗に幾何学模様の曲線が書ける魔法の定規。
好きでした。
今回紹介するのは、ただの丸定規です。
押印すべき箇所に丸印をつけて、お客さんが押印場所を迷わないようにしておきます。
個人実印、法人実印、みとめ印、なんの種類のハンコを押すのかもメモしてあげます。
実務ビギナーは契印をもらい忘れがちなので要注意です!


アイテム5

日頃から持ち歩いておいた方が良い書類がいくつかあります。
書類の預り証や、お客さんに説明する為の登記識別情報の見本、識別情報を隠すための目隠しシール、それからメモ用紙。
それらを入れているファイルです。
下敷きとして使うにもちょうど良く、鞄にいつも入っています。
持ち歩くべきものが多くて、鞄がいつも重いのが悩みです…


アイテム4

今回の主役は、ホチキス、の横にある千枚通しです。
なぜ千枚通し??と思われるかも知れませんが、書類を傷めないために使います。
書類の紛失を防止するため、あるいは書類を整理するためにホチキスをよく使うのですが、針を外す時に紙にダメージを与えないよう、千枚通しを使ってホチキスの針を“立てる”のです。
持ち手はホチキスを“ならす”際にも使います。意外と便利です。


アイテム3

私にとって無くてはならないのが、えんぴつ
司法書士は、一字一字に細心の注意を払って仕事をするのですが、申請書などはその一字一字にペンを落として確認をしていきます。
その際にえんぴつを使うのです。
注意力のレベルを上げて書類チェックをするわけですが、お気に入りのえんぴつがスイッチになって集中の状態に入ることになります。
これは本試験の時からそうでした。
えんぴつは集中のスイッチ。
ぜひ皆さんも、えんぴつを力に変えてください!


アイテム2

付箋紙は、どの業種の方であれ日常的に使っているのではないでしょうか。
最近はサイズだけでなく強粘着・弱粘着と、粘着の強さまで選べて便利です。
実務でお勧めしたいのが、押印した後、印影の上に付箋紙を貼るという使い方。
結構、インクが手や他の紙について汚すことがあるんですよね。
付箋紙を貼ってあげれば瞬時に問題解決!!
書類を大切にしているんだな、といった印象も周りに与えられて一石二鳥。
朱肉とセットで持ち歩くとgoodです。


アイテム1

さて、まずはじめにご紹介したいのは、“朱肉”です。
ベテラン司法書士は、皆さん押印にこだわりがあり、私もこだわっています。
電子署名が普及しても、ハンコ社会日本ではまだまだ押印の場面が少なくありません。
紛争予防、証拠書類の確保の意味でも押印はしっかりとしていきたいもの。
実務に出て私が初めて司法書士である父から教わったのが「ハンコ押し3年!」。
いっちょ前にハンコが押せるようになるまで3年かかるのだそうです。
内心“そんなバカな”と思っていましたが、実際それなりの深みのあるものです。
良い朱肉は長く使えるものですから、是非こだわってみてください。

講師紹介

坂本 龍治講師

2009年司法書士試験合格。2010年簡裁訴訟代理等能力認定考査合格。
東京司法書士会会員。2012年より東京司法書士会民法改正対策委員会委員。
入門講座や中上級講座を担当するだけでなく、現在は、司法書士実務研究や法改正の研究成果を、認定考査対策講座や教養講座において発揮し、合格前のみならず合格後の指導まで、幅広く講座を担当し展開している。
全ての講座において、成果につながる講義指針として、“正確な知識”に加え、“考える力”が必要であることを掲げ、その方法論を具体的に伝授し、定評を頂いている。

分かりやすい講義を。
聞き取りやすい声と伝わる話し方で。


 
分かりやすい講義を。
聞き取りやすい声と伝わる話し方で。
これは私の受験生の皆さんとの約束です。
司法書士として社会に出ると、身に付けなければいけないこと、
勉強しなければならないことは山のようにあります。
胸の中に秘めたその大きな志を実現するまでの道は、人生をかけた旅路となるでしょう。
だからこそ、“受験”という通過点をできるだけ早く越えられるよう、
そして、ここ伊藤塾で身に付けたことが司法書士となったときに
大きな財産となるよう、
ホンモノの講義をお届けする。
それが私の心構えです。
限界に近い努力を続けた先に、ようやくゴールが見えてくる。
そんな厳しい試験ですが、意識だけは誰よりも高く持ち、合格。
そしてその先の望む未来へいち早く行くために
一緒に高みを目指しましょう!!