司法書士試験は年齢関係なし!
入門講座出身合格者の年代別
「志望動機」

2019年度、司法書士試験合格者の平均年齢は40.08歳で、年齢20歳から72歳と、司法書士試験は年齢を問わず、幅広い年代の方が合格できる試験と言えます。伊藤塾でも将来の備えとして、就職活動をする際のアドバンテージとして、10代、20代から『司法書士入門講座』を受講し合格される方や、30代、40代はもちろん、セカンドキャリアで50歳以上の『司法書士入門講座』受講合格者も増えています。この背景には、不動産売買や成年後見、相続や高齢化社会など、実社会において司法書士の業務を肌で感じたことが、開講時のアンケートに記されています。ここでは『司法書士入門講座』で合格されたみなさんの志望動機について年代別にご紹介します。

20代

私は大学3年生の時に宅地建物取引士の資格を取得するため、はじめて民法など法律の勉強をしました。宅建の勉強期間中に法律の勉強が自分に合っていると感じはじめたころ、宅建がとれたら次は司法書士を受けてみてはどうかと、母から提案されました。司法書士という職業は、その時はじめて知りました。大学卒業後の進路について何の考えもなかったため、難易度のことなど深く考えずに「それもありだなぁ」と、司法書士試験学習経険者の知人に紹介された伊藤塾で、宅建試験合格後に早速Web受講することに決めました。

学習を開始したのは2018年の4月、それまでメガパンクの銀行員をしていました。 大企業の一員ではなく、個人の能力としてどれだけ社会に貢献し、やりがいを持って働くことができるかを考え、司法書士を目指すことにしました。学生時代は法学部に在籍しており、当時から「法律資格を取得するなら伊藤塾」というイメージがあったので、迷わず伊藤塾のカウンセリングに行き、受講することにしました。

最初に司法書士の資格に興味を持ったのは大学2年生の頃でした。法学部だった私は将来何か法律を使った仕事をしたいと考え、調べていく中で司法書士という資格を知りました。裁判官、弁護士、検察官の法曹三者ももちろん魅力的でしたが、より身近な、より生活に近いところで法律を使った仕事ができるというところに魅力を感じました。

学生時代に法学部だったことから、漠然と法律家になりたいという思いがあり、伊藤塾の司法書士入門講座を受講しましたが、当時は講義についていけず途中で勉強をやめてしまいました。大学卒業後は政治家の秘書をしていましたが、自分の得意な分野で社会の役に立つ仕事をしたいと思うようになり、司法書士事務所に転職して補助者として働きながら、もう一度、司法書士を目指す決意をしました。

30代

不動産関係の仕事をしていたときに、相続登記のされていない登記簿を多数目にし、このままでは日本の国土の管理がままならなくなるのではという危機感を感じ、その問題解決のために登記の実務家である司法書士になりたいと思いました。伊藤塾の後者が自宅から通いやすい場所にあったこと、ガイダンスに参加した際に講師が親身に相談に乗ってくださったことなどから、伊藤塾での受講を決めました。

私は、大学は法学部を卒業したため、多少法律の知識はあるつもりでしたが、会社に就職して業務を行っていると、学生時代に勉強した知識だけでは不十分だと認識しました。そこで、より専門的な法律知識を身につけようと考え、また、目指すなら難しい試験がいいと思い、司法書士の資格を目指すことにしました。

大学が法学部ということもあり、在学中から司法書士資格の存在について知っていました。しかし、司法書士資格の勉強をすることはなく大学を卒業し、地元の企業に就職しました。その後2年ほど勤めましたが、学んだ知識を使って社会の役に立ちたいと考え、司法書士資格取得を決意しました。周りの評判や実際の印象から、伊藤塾の入門講座の受講を開始しました。最初は専業受験生として、その後は司法書士所補助者などをしながら勉強を続けました。

40代

離婚を経験して、その時に法律知臓が全くなく、悔しい思いをしたことで法律知識を身につけたいと思いました。また離婚して家の売却手続きするときに女性の司法書士の方を見て、司法書士の資格をとれば一生働くことができる、子どもを一人でも育てていけると思い、目指すことを決意しました。

私が司法書士を目指したのは、2011年の東日本大震災がきっかけでした。あの時、私の職場の周りは液状化の被害を受け、自宅が壊れて困っている方や水をもらうために給水車に何時間も並んでいる方々を目のあたりにしました。その時、「自分はたいしたことはできないが、社会に少しでも貢献でできる人間になれれば」と思うようになりました。そこでまずは行政と人とをつなぐ仕事をする行政書士の資格を取得し、もう少し幅広い知識を身につけたいという思いから、司法書士の勉強をはじめることにしました。

私は大学を事業後、民間企業にて技術系の会社員として働いておりましたが、司法試験に挑戦したいと考え、退職し、法科大学院へ進学しました。しかし、力及ばず司法試験には合格することができませんでした。その後、法律の専門家になることを一度は諦めかけ、再び技術系の会社員として働きはじめましたが、やはり法律に携わる仕事がしたいと考え、司法書士を目指す決意をしました。

50代

数年前に父が亡くなり、その後の手続きのことで司法書士の方に相談した際に、丁寧に話を聞いていただき、速やかに手続きが済んだことで、母も私もずいぶん安心することができました。また、夫の実家の空き家の処分の時には、司法書士の仕事について成年後見などは女性にも向いているという話を伺うことができました。 依頼者の言葉に真摯に耳を傾け、心を寄り添わせて仕事をする司法書士という職業は、以前勉強したことのあるカラーボトルカウンセリングと共通点が有り、ぜひやってみたい仕事だと思いました。「年齢を重ねて、人生の経験も積んだからこそできることもあるのではないか。チャレンジしてみよう」と自分探しの旅にピリオドを打ちました。

60代

業務上、担保権設定登記など、司法書士に仕事を依頼する機会が頻繁にありましたが、有資格者でないため、実際の手続きは行えませんでした。しかし、登記書面を正確に読めるようになりたいと思って、また、民事執行法、民事保全法など、私が学生時代にはまだなかった法令を取り扱うことも多く、これらの法律も勉強してみたいと思っていました。人事異動で時間に余裕ができたことを契機に、「もう一度、法律の勉強をしたい」という気持ちが再燃し、特に会社法を体系的にきちんと勉強したかったため、伊藤塾で法律を勉強することを決めました。

まとめ

独立開業、転職、キャリアアップを目指せて、登記や相続など魅力的な仕事ができ、行政書士など法律の学習経験が活かせて、成年後見、法教育という社会貢献にも携われる資格・・・
「始めたきっかけ」は人それぞれですが、どの年代からでも自分のライフプランに合わせた資格活用が可能です。性別、年齢、学歴、国籍に制限のない、誰でも受験ができる開かれた司法書士試験にあなたもチャレンジしてみませんか!