講師の言う通り学習を続け、合格!

T.Nさん(30歳)
 

早稲田大学法学部卒業 専業受験生 【受 験 回 数】3回 【受講講座】 〔入門講座〕司法書士入門講座本科生
※プロフィールは、2010年合格時点のものです。

私はこうして司法書士を目指す決意をしました

2007年度の旧司法試験の結果が思わしく無かったのを受けて、今後どうしようか悩んだときに、今までの努力を無にしたくないと思いました。そこで調べてみると、司法書士も弁護士同様、裁判というフィールドで活躍が可能な職業であり、法律家として生きていけるとわかったので目指す事にしました。

わたしがとった学習方法

(1)学習開始時期について
まずは今までまったく勉強したことのない不登法から学習を開始したため、新鮮な感じで勉強をスタートすることが出来ました。その際、今までやってきた判例学説をたたき台に法律の考え方を学んでいくという勉強法をいったん離れ、覚えるべき知識を暗記するという方法にシフトチェンジしていきました(司法書士試験は判例やら登記の形式やらの知識の有無が重要のため。)。
(2)入門段階の択一式対策について
まずは、その回学習した部分の過去問を解き、知識を吸着させるのが大切だと思います。また、暗記カードを作って覚えるべき重要な知識を電車の中等でチェックしました。その際、あまり細かい部分まで掘り下げるべきではないと思います。過去問なら昭和の問題や平成一ケタ台の年度でのみ問われる問題は今後の試験においてさほど重要な知識ではないからです。だから伊藤塾の出している過去問を解けばそれで十分だと思います。
(3) 入門段階の記述式対策について
山村講師がおっしゃっていた通り、毎日まずは記述の問題を一問ずつ解くところから勉強を開始するといいと思います(1時間以内で終わらせる)。その際、講座についてくる問題だけを解けばいいと思います。なぜなら、細かい知識の有無を要求する問題集を解けるようになるよりも、基礎的な知識を使用して解答していく方が試験では高い評価を取れるからです(細かい知識はどうせ大半の人にはわからないから採点で差がさほど出ないと思う)。あとは基本的な雛形を暗記カードにファイルして、電車等でチェックして覚えました。

最後に

山村講師・・・講師のおっしゃるとおり、毎日記述問題を繰り返し解き続けたおかげで記述問題には変な苦手意識をもたずに済みました。
蛭町講師・・・一見複雑だけれど実は基本的な知識があれば解けるという絶妙な問題をありがとうございました。
これからは地域社会の頼れる法律家になりたいと思います。
(2010年11月・記)