行政書士試験の学習経験は司法書士試験合格に向けてプラスになります

K.T さん
 

合格者イラスト
國學院大学法学部卒業 会社員
◆受験回数: 2回
◆主な受講講座:〔入門講座〕 司法書士入門講座〔中上級講座〕記述式答案構成力養成答練〔直前対策講座〕直前パック  

私はこうして司法書士を目指す決意をしました

 高校時代から漠然と法律に携わる仕事がしたいと思っていました。2年前に行政書士試験に合格したことをきっかけに弾みがつき、 街の法律家として社会に貢献できる司法書士を目指すようになりました。
 伊藤塾を受講したのは、 山村拓也講師の記述解法術に定評があることを知り、ぜひ受講したいと思ったことがきっかけでした。 

私がとった学習方法

入門段階の勉強法

 行政書士試験が終わった11月から山村講師の入門講座をインターネット受講しました。ひたすら講義を受講し、テキストの復習、過去問の繰り返しを続けました。民法、憲法は行政書士試験の勉強をしていたのでその知識がかなり役立ちましたが、それ以外の科目については最初は講義についていくので精一杯で、特に会社法は最初の頃はテキストを読んでも意味がわからずこのままの勉強法で大丈夫なのか不安に思ったこともありました。ただ、何回かテキスト→過去問を繰り返すうちにしっくりと頭の中に入るようになり、やはり山村講師がいつも言っていたとおり焦りは禁物だなと思いました。半年後、マイナー科目の講義を受講し終わる前にやってきてしまった本試験で、午後が択一基準点に達しなかったのですが、午前は基準点を突破できたことが自信になり、来年は合格できると弾みがついたのを覚えています。

中上級段階の勉強法

 2年目からは書式の勉強にも力を入れ、記述式答案構成力養成答練を受講し、1日1問ずつ記述の問題を解くこと、書式の雛型を暗記することを徹底して行いました。択一式の過去問においても、合格者の方の勉強方法を参考にさせていただき、問題の肢ごとに、正解し答えの理由もわかる肢には○、正解したが理由がわからない肢には△、不正解の肢には×をつけ、△と×の問題を中心にそれが○に変わるまで繰り返す作業をしました。

直前期の勉強法

 私の場合、特に午後のマイナー科目で点を落とすことが多く、直前期はマイナー科目の過去問の繰り返しと、択一直前総整理講座を受講し、講師の教えのとおり知識の絞込みと繰り返しで、基本知識を確実なものにすることできました。また筆記試験の午後択一式問題は、速く正確に解くことを要求されますが、その力を身につけることができたと思います。模擬試験では合格レベルとの判定をいただくことができるようになり、直前期3ヶ月で力が一気に伸びたように思います。

伊藤塾の各講師陣についての感想・各講師へのメッセージ

 伊藤塾での受講を決めていなければ合格はなかったと思います。本試験直前期、不安で仕方がなかったときに、山村講師からわざわざ電話をいただき、いろいろなアドバイスをもらい、とても力になりました。講座内容が充実していることはもちろん、精神面も支えて頂いた講師の方々、本当に有難うございました。 

最後に

 この試験を受験するにあたって、自分は周りのたくさんの方に支えてもらっていることを改めて知りました。これから司法書士として仕事をしていく上でも、感謝の気持ちを忘れずにいたいと思っています。
 司法書士試験は、やった分だけ結果が出る試験だと思います。諦めそうになることがあるかもしれませんが最後まで頑張ってください。

行政書士からのステップアップについて

 私は行政書士試験の勉強をすることで勉強の習慣ができ、合格することで自分の自信にもつながり司法書士試験勉強も頑張れました。民法や憲法などは行政書士試験の勉強がかなり役立ったので、最初に行政書士試験にチャレンジしたことは自分にとってプラスだったと感じています。