北谷馨講師の講義を受講し、質問することで自分に合った学習法が見つかりました。

T.Yさん
 

合格者イラスト
高校卒業 アルバイト

受験回数:5
主な受講講座
【入門講座】択一実戦力養成答練、択一合格エッセンス講座
【直前対策講座】 全国公開模擬試験



私はこうして司法書士を目指す決意をしました

他の受験指導校で入門講座を受講した後、答練を受けていましたが、問題を前にしても知識の引き出し方がわからず、もっと違うアウトプットの方法で訓練しなければ何年勉強してもだめだと思い、「択一実戦力養成答練」を選びました。
またインターネットの質問制度を利用した際、北谷馨講師から回答をもらいましたが、とてもよくわかる説明で、北谷講師の講座をとれば苦手な不登法もわかるようになるのではと思い、「択一合格エッセンス講座」を受講しました。

伊藤塾を活用した私の学習方法

中上級段階の学習法
 

「択一実戦力養成練」を初めて受けたときは衝撃を受けました。
解くのに時間のかかる問題はどんどん飛ばし、結果、半分以上の問題を後回しにするという方法で解説されていたからです。
でもこれは、解答リズムを崩さないために必要なやり方だとわかりました。いろんな角度から問われる問題を、リズムを維持しながら解くコツを教わりました。

「択一合格エッセンス講座」はQ&A方式で簡潔にまとまっており、知識を整理しやすいです。
北谷講師の説明もまったく無駄がないのでスムーズに耳に入ってきます。また、重要なところは繰り返し説明してくれます。

もちろん1回聴いてすぐには理解できませんが、わかるまで復習して、わからないところは北谷講師に質問しました。
私があいまいなまま質問しても、北谷講師は質問の意図を汲み取って教えてくれることに感動しました。なんとなくわからない程度のつたない質問でも、ちゃんと答えてくれたことに大変感謝しています。
この講座を受け、復習し、わからないところを質問すれば点数は伸びると思います。

直前期の学習法や試験当日について

直前期は毎年毎年心が折れてしまうため、直前期に何か講座があればいいなと思っていたところ、北谷講師の直前対策講座を知りました。
この講座の無料公開講座を、講義第1回目のつもりで聴きに行きました。
「直前期に伸びる勉強法・伸びない勉強法」というタイトルで、講義と同じくらい価値あるものでした。自分の勉強法の改善すべきところ、そのまま続けていいところなどがわかりました。
特に印象に残った言葉は、「余力を残しては受からない」です。

合格体験記などを読んで、直前期は過去問を何回も繰り返し解きました、単年度版過去問を毎日解きました、1日10 時間以上勉強しましたと書いてあるのを読んでは、自分には無理だと思いへこんでいました。
過去問を解く回数にこだわりすぎて、毎年直前期は失敗していました。
しかし上記の言葉を聞いて、自分なりの精一杯の力で、余力を残さないように直前期を乗り切れば受かるはずだ、と信じることにしました。
何回過去問を解く、という具体的な言葉だと、「やらなきゃいけない」という思いが強くなりすぎてプレッシャーになっていましたが、この抽象的な言葉のほうが「自分は自分」と思え、とても励まされました。

この北谷講師の直前対策講座を受けて習ったところの分野の過去問を翌日に解き、他の日は直前期まで解いてきた過去問を繰り返し解いていました。回数にはこだわらず、自分がわかるまで解きました。

伊藤塾講師へのメッセージ

伊藤塾はそれぞれの講師の個性が強いのでおもしろく、その個性が講座に反映されていると思います。
受ける側は、その個性に合う講座をとれば間違いないと思います。
そして、講師全員が熱意にあふれています。伊藤塾を信頼して学習を続ければ合格します。

最後に

合格するまで5年はかかりましたが、最後の年にやっと自分に合った学習法が見つかったと思いました。
落ち続けると自分の学習法に自信が持てず、くよくよしますが、信頼する講師の言うとおりに進めていけば、そのうち自然と自分に合う学習法が見つかります。
分厚い過去問をペラペラめくるだけでよく滅入っていましたが、最後の年は「これだけやった」と、その厚さが自信になりました。一つひとつ、少しずつ自信にしていくことができれば、結果は自ずとついてくるはずです。

大学を中退し、生きる道が資格しかない自分にとって、試験に受かったことはうれしいことですが、やっとスタート地点に立ったという感覚です。
両親には出世払いがかさんでしまいましたが、信じて応援してくれたことで続けることができました。
あとは、伊藤真塾長の「合格のお守り」を何度も読んで、自分を励ましていました。

皆さんには、絶対諦めないでほしいと思います。今も、ぎりぎりのところで何とか踏みとどまって辛いかと思いますが、あと少しです。応援しています。