「合格通知」を受け取ったときの喜びは格別
その一瞬のためにやってきたんだと思えました

森 麻里絵さん(30代)

◆受験回数  7回
◆主な受講講座
直前対策講座》プレ模試

私はこうして司法書士を目指す決意をしました

私は進学クラスに在籍しながらも、家庭の事情で大学進学を諦めました。仮に大学に進学していれば、間違いなく法学部に進んでいたと思います。
司法書士を目指す大きなきっかけとなったのは、両親の離婚の際にお世話になった弁護士の先生との出逢いです。依頼者の気持ちに寄り添いながら、かつ、的確な判断を下し物事をスムーズに解決してゆく姿がとても印象的でした。
そのようなでき事を経験する中で、将来は法律に携わる仕事がしたい、と思うようになり司法書士の資格取得を目標にしました。

伊藤塾を活用した学習方法

私は、ずっと独学で勉強してきました。最初の数年間は、まさに「ぶっつけ本番!」の状態で本試験を受験していました。本試験独特の空気感の中で、自分の実力を出し切るのはとても難しかったように思います。
そういった問題を解消するために、2018年・2019年については伊藤塾の「プレ模試」を利用することにしました。記述式は自分で採点しなければなりませんが、択一については本番さながらのマークシートですし、順位も発表されるので自分の位置を確認するにはちょうど良かったと思います。在宅で受験ましたが、もちろんきちんと時間を計り、早めに終わっても最後の1秒まで見直しを徹底する、ということを心がけていました。本番と同じスケジュールで緊張感を持って取り組むことに意味があると思うので、私の場合「プレ模試」をそのように利用していました。また、結果が数字で出ることによって、良くも悪くも「現実」を受け入れようと思えました。
模試の復習については、ほとんどやりませんでした。なぜなら、ひとつひとつをやり直そうとすればかなりの時間がかかってしまうからです。そのため、間違えた個所のみ解答・解説を確認しました。知らない知識であれば判例を読んだり、テキストに情報を書き足したりといったことをしました。ただし、メジャーではない知識を追いかけ執着しても、本番で役に立つことはほぼないと考えていたので、ある程度の割り切りは必要でした。それを見極めるための力を身に付けるのは、やはり日ごろの勉強です。いかに基礎・基本問題を疎かにせずに勉強するか、これに尽きると思います。

不安や疑問の解消とモチベーションアップ

学習開始にあたっての不安は特にありませんでした。学習をはじめた当初から「受験指導校に通う」という選択肢が頭の中になかったし、なんとか独学でも取れるだろうと思っていました。
過ぎた時間の多さを考えれば、この試験への認識が甘かったとは思いますが……。
何度、試験を受けても「合格」を手にすることができず、気持ちばかりが焦りました。「もうやめたいな」と思う日がなかったわけではありません。ですが、私の心の中には「絶対に受かってやる!」という強い気持ちがありました。
本当に何もやりたくない日は、テキストを手にせず、好きなことをして過ごしました。また、主人の仕事が休みの日には一切勉強しませんでした。「毎日勉強しなければならない」と思うと力尽きてしまうし、ある程度、時間にも気持ちにも余裕をもってやっていくことが必要だと思っていました。

伊藤塾の各講師についての感想・各講師へのメッセージ

「プレ模試」の受講のみでしたので、講師の方々には一度もお会いしたことがありません。しかし、伊藤塾のパンフレットや、合格体験記に書かれている先輩司法書士の言葉を読んでいましたので、その素晴らしさは理解しているつもりです。

自身の受験経験を踏まえた、成功例、失敗談など

学習開始の1年目、2年目あたりまで「過去問を完璧にすれば受かる」と思い込んで、過去問を何度も繰り返し解くような勉強方法をとっていました。ですが、試験の結果を目にして「全然できてない、これではまずい」と思い勉強方法を切り替えました。
その際に参考になったのが伊藤塾の合格体験記に書いてあった「テキストの読み込み」でした。当時の私は「読み込み」という言葉自体ピンと来ないような状態でしたが、とにかく、テキストを中心とした勉強にしてみようと思い実行しました。
具体的には、テキストを、声を出しながら読みつつ、例えば民法であれば、どういった要件が必要で、それによってどんな効果が生じるのかを紙に書き出しました。全ての科目について同じような勉強方法をとりました。その地道な作業を繰り返すことによって、過去問を何度も繰り返すことからは卒業しました。
過去問は、知識の定着を確認するために時々使うくらいでした。過去問を解く際も、肢の一番上から順に解いていき、他の肢を紙で隠しながら解くようにしていました。組み合わせで解くことや、小手先だけのテクニックは日ごろの勉強には不要です。とにかく、ひとつひとつの肢を理由づけして答えられるようにすることです。
テキストに書いてある内容がきちんと頭に入っていれば、それが自然とできるようになります。

現在学習中、またこれから学習を始める方へのメッセージ

人それぞれ置かれた環境は違います。色々な制約もあるかと思います。でも、諦めなければゴールは必ず見えてきます。精神論のようになってしまいますが、結局のところ気持ちの強さが一番重要だと感じています。気持ちがなければ行動は起こせません。
やっと手にした「合格通知」。受け取ったときの喜びは格別です。その一瞬のためにやってきたんだ、と心からそう思いました。
みなさんも、気持ちの面で負けないように最後まで走り切ってください!!