後藤 慶裕さん(40代) アルバイト

◆受験回数 12回
◆主な受講講座
中上級講座》アドバンスコース
直前対策講座》択一クイックマスター総整理講座、全国公開模擬試験、プレ模試、ファイナル模試

私が司法書士を目指すことにした理由・想い

私は、大学は法学部を卒業しました。ただ、当時は、司法書士という資格を知りませんでした。しかし、大学卒業後、学んだ法律知識を活かしたいと考え、働き方の選択肢があり、身近な人の役に立てる司法書士資格の取得を目指しました。

受験勉強中に私なりに工夫したこと

私は、12回受験しています。2014年度試験で3.5点足りず総合落ちをしてから、基準点近辺をウロウロする結果を繰り返していました。そのため、2018年度試験後に、「もう一度基礎を見直そう」と思い他校の基礎講座を受講しました。しかし、仕事と両立するにはスケジュールが厳しく、講義を受けるだけで満足してしまい、2019年度試験は、惨敗しました。私は、「合格するまで受験し続ける」ことは決めていましたが「このままでは合格できない」と思い、2020年1月末で仕事を辞め、受験に専念することにしました。

伊藤塾のこの講座が良かった

そこで選んだのが、伊藤塾の中上級講座です。宇津木卓磨講師の「アドバンスコース」(web)は、択一、記述のインプットができるとともに、答練も受講できました。講座の充実ぶりを考えると価格も魅力的でした。メリハリのきいた授業で、試験に出やすい所にはきちんと時間をかけ、「試験でどのように問われるか」という視点により、「知っているけど解けない」状態が解消されていきました。問題演習を繰り返しながら知識の定着を図るやり方は、私に、あっていたと思います。
 
また「記述式答案構成力養成答練」では、山村拓也講師の静かに熱い授業に、web受講でありながら冷や汗をかきました。それなりに勉強しているつもりでしたが、講師からの質問に答えられず、自分の甘さを痛感するとともに、気を引き締める機会になりました。講義内容も、問題演習後に、講師が答案構成をしながら丁寧に解説をしていく形式のため、正解への思考過程がわかるとともに、自分の弱点が自分でわかるようになっていました。また、良問であるため、解くたびに発見がありました。講義は3回、問題演習は10回程度繰り返しました。

感謝している方へのメッセージ

私は、受験期間が長くなってしまったこともあり、家族には、大変な迷惑、心配をかけてしまったと思います。感謝しています。ただ、今はスタートライン立っただけであり、今後の努力こそが、重要であると考えています。

伊藤塾各講師へのメッセージ

2020年度の試験に関しては、COVIDー19の影響は非常に大きかったと思います。その中でも、伊藤塾講師陣が発するメッセージには、勇気づけられました。特に、宇津木講師の色々な形での情報発信や、「やるべきことを淡々とやる」という試験勉強のみならず、仕事をしていくうえでも大事な指針は、合格の追い風になりました。また、山村講師の画面越しでも伝わる覚悟は、自分に足りないものを教えてくれました。そして、他の講師の方々の言葉も、力強く背中を押してくれました。本当にありがとうございました。

学習中の方やこれから司法書士試験を目指す方へのメッセージ

司法書士試験は、短期合格する人がいる一方で、私ほどではなくとも、受験が長期間に及ぶ人もいます。そして、長期間受験している人もはじめは、短期合格を信じていたと思います。少なくとも、私はそうでした。「時間がかっても、3年位で合格できるだろう」と勘違いをしていました。
ある程度の学習時間は必要だとして、学習時間よりも重要なことは、「やるべきことをやるべき時にやる」ことだと思います。ただ、「やるべき事」はやりたくないことであり、「やるべき時」はやりたくない時であることがよくあります。そのため、私は、受験指導校の授業をペースメーカーにしましたし、決まった時間に勉強できる環境を作り、なるべく自分自身と戦わないようにしました。
司法書士試験は簡単な試験ではありませんが、だからこそ挑戦しがいもあると思います。これから受験される方には、健康に気を付けて頑張ってほしいと思います。

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