「伊藤塾の模試は奇問がなく難易度もぴったり」
口コミは本当だった!
添削答案のアドバイスやメッセージには心から励まされた

K.Sさん(30代)

◆受験回数 2回
◆主な受講講座
直前対策講座》全国公開模擬試験

私はこうして司法書士を目指す決意をしました

 私は地方の法律事務所に勤務しています。大学は文学部でしたので法律に関する知識はゼロで、「法律の仕事= 弁護士」しか知りませんでした。なので、仕事の中で「司法書士」とういう職業があることをはじめて知りました。仕事の中でも文面チェックや裁判所提出書類を整えたりする業務は楽しく、次第に事務員としての立場ではなく、もっと主体的に仕事がしたいと思うようになりました。また、勤務時間中にも空き時間が多く、何かスキルアップしたいと思っていました。その時、すぐに「司法書士」が頭に浮かびましたが、法律の勉強初心者の私にはあまりにもハードルが高かったので、まず「行政書士」資格取得を目指すことにしました。半年間、仕事の空き時間や休日を勉強時間に使い、独学で合格することができました。これが自信になり、次のステップとして司法書士を目指すことになりました。

伊藤塾を活用した私の学習方法

 司法書士の勉強を開始したのは2016年2月でしたので翌年の2017年受験を目標にスタートしました。行政書士は書店の参考書での独学で何とかなりましたが、司法書士はさすがにその勉強方法では難しいだろうと思い、DVD教材と書店の参考書・問題集を使用することにしました。
 2016年の年末までにかけて、民法・不動産登記法・会社法・商業登記法を学習しました。民法は行政書士試験時に一通り学習していましたが、会社法は捨てゴマにしていたので、はじめての学習でした。当初の予定では、2016年の年内中に全ての科目を一通り学習したいと思っていましたが、はじめての会社法に時間がかかってしまい、4科目しかこなすことができませんでした。
 受験目標年の2017年に入ってからは、マイナー科目の基本書での学習と、主要4科目の復習、記述対策をはじめました。択一式対策としては、書店で購入した一問一答形式の参考書と過去問をひたすら解き、記述式対策も書店購入の問題集を使用していました。ただ、学習済みの科目を復習するとすっかり忘れていたり、過去問が予定通りに問題数をこなせなかったりなど、どんどんと時間がなくなってきていました。
 2017年5月に伊藤塾の「全国公開模擬試験」を受験しました。今まで一人で勉強しており、他の受験生の様子など全く知らなかったので、はじめて受験指導校に行ったことはとても新鮮でした。どこの受験指導校の模擬試験を受講するか検討した時、伊藤塾の模試は奇問がなく難易度が本試験にちょうど適しているとの口コミを見て、伊藤塾で受講しようと決めました。模擬試験といえども、試験時間や問題形式はもちろん、他の受験生と一緒に試験を受ける緊張感は私にとって本試験さながらでした。1回目の模試は、本当に緊張しました。また、1回目の模試ではじめて試験問題を通しで、かつ制限時間内に解くことになり、「こんなにも時間が足りないものなんだ」と自分のできなさに呆然としました。択一式は忘れている科目ばかり、記述式もほとんど手付かずで本当に落ち込みましたが、「これが模試でよかった」と思い勉強を続けました。2017年に受講した公開模試は2回とも散々な結果でしたが、返却された記述答案は丁寧に採点してくださり、いままで記述式の採点をしてもらったことがなかったので、とても参考になりました。側に添えて書いてくださった優しいアドバイスには本当に励まされ、今でも大切にとってあります。
 2017年度の初受験は不合格でした。しかし択一式は基準点を突破することができていたので、独学的な自分の勉強方法でもう一年頑張ってみようと思いました。2017年の年内は、とにかく過去問を解き、悩んだりできなかった選択肢を参考書に書き出す勉強をしていました。
 2018年入ってからは、一番苦手な記述式対策として、改めて不動産登記と商業登記の書式集の暗記を完璧にし、記述式の問題集と過去問をひたすら解きました。
 2018年の模擬試験も伊藤塾の「公開模擬試験」を受講しました。前年に比べて模試前に試験中の科目の時間配分など作戦を頭に入れて臨み、本番への良いシミュレーションになりました。また、周りの他の受験生の方と一緒に受けることで、「同じ目標に向けて頑張っている人がたくさんいるんだ」と勉強のモチベーションも上がりました。
 おかげさまで、2018年の2回目の試験で合格することができました。

最後に

 司法書士の勉強をはじめるにあたって、本当は受験指導校に通学し同じ目標の仲間とともに学習したかったのですが、私の住む地方には司法書士の受験指導校はありませんでした。また、仕事を続けたまま学習したかったので、量の多い通信の受験指導校教材になると続けられるか不安がありました。そこで参考書や問題集、過去問での勉強になりました。勉強は、仕事の空き時間と、仕事終わりや休日に公立の図書館でするのが主でした。常に一人でコツコツ勉強をしており、どうしても緊張感が薄れてしまっていたので、試験直前の公開模試は本当に自分を鼓舞する良い機会となりました。(在宅受験ではなく、どうしても校舎で受験したかったので、模試の朝は5時過ぎに家を出ました。)
 また、仕事中でも勉強をさせてもらえたり、試験直前に1週間休暇をとらせてもらったりなど、職場の理解や家族の支えがあったことが結果につながったと思っています。
 これからは、お世話になった方々に少しでも恩返しができるよう、また社会に貢献できるような仕事をしていきたいです。