伊藤塾で身につけた答案の書き方が、大学の試験との関係で非常に役立ちました。
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S.Rさん 慶應義塾大学法学部4年 |
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【学部成績】3.79 /79:35:19:5
受講講座:司法試験入門講座 本科生+リーガルトレーニング など
| 法律の学習を始めた理由 | 私の「推し講座」 | 私の「推しフォロー制度」 | 合格のカギ(秘訣) |
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| 専門性・独立性の高さ | 論文マスター(入門講座) | 試験情報提供(マイページ・メールなど) | 基礎知識を盤石に |
はじめに
伊藤塾を選んだ理由は、業界最大手で充実した講義・支援体制を用意している点にありました。
また、伊藤塾は受講生が多く、共通の教材を使っている友人が多いため、自主ゼミなどで伊藤塾の教材を共通の基準とすることができるという点が最終的に役に立ちました。
伊藤塾には少し遅れて大学1年の夏頃に入塾しましたが、1〜2年のうちは他の活動に打ち込んでおり、あまり伊藤塾の学習に注力することができませんでした。ですので、実質的には伊藤塾にお世話になったのは2年の後半以降でした。しかし、伊藤塾の講義はほぼ全ての講義につきWeb配信があり、答練等の添削期限も約4年間と長かったため、スタートが遅れても特に支障はありませんでした。
伊藤塾など受験指導校では、必要な知識の優先順位(ランク)の指示があります。特に、法科大学院入試では基礎的な知識が問われるため、講義でされたランクに従って勉強するだけで、自然と優先順位に従って勉強できることもそのメリットです。
私の勉強法
◇基礎学習について
基礎マスターの段階では知識の意味や使い所がよくわからないことも多かったですが、論文マスターで体型的・有機的に論文学習を進めていくうちに少しずつわかってくると考え、わからないところがあってもあまり気にせずに、めげずに最後まで頑張ろうと考えました。
論文マスターについては、全て答案を書く時間はなかったので、講師に指示されたもののみ答案を書き、他は一部答案構成をしただけにとどめました。論文マスターでは基礎マスターで仕入れた知識の使い所を身につけるのが特に重要だと思ったので、論文マスターで出題された論点を都度確認し、「なぜその論点が問題となるのか」を問題提起と絡めて特に意識するようにしました。答案例のような答案を書くのは最初のうちは絶対に不可能ですし、最終的にも細部まで完璧に起案することは困難に近いはずですので、こちらも最初は完璧を目指さずに、最後までやり切ることが重要だと考えました。
大学生活との関係では、伊藤塾で身につけた答案の書き方が試験との関係で非常に役立ちました。大学では法的文書の作成についてきちんと教わることは特になかったので、他の学生が「文書の書き方」に苦労している一方、伊藤塾生はほとんど苦労することはなかったと思います。知識面についても、大学の講義と伊藤塾の講義は大部分が重複するため、大学の試験の前に伊藤塾の講義を聞き終わっていれば、かなり役に立っただろうと思います。
法科大学院対策について
慶應義塾大学法科大学院については、昨年度早期卒業枠で不合格だったので、それから心機一転勉強を始めました。(法科大学院入試は落ちないと言われることがありますが、勉強が不十分だと内部生でも普通に落ちます。しかし、それなりに対策ができていれば十分に合格できると感じました。)
大学受験の経験や論文マスター講義から、法科大学院入試についても司法試験・予備試験と同様に過去問が重要であると考え、春ころから過去問に着手し始め、手書きで5年分、パソコンでさらに5年分の合わせて10年分の起案をしました。過去問を解いていくうちに、出題形式や問われている知識のレベル、時間配分などの特徴を掴んでいきました。この特徴をもとに、基礎マスターテキストや問題研究を復習し、論文対策をしました。
法科大学院入試ではA〜B+ランクの重要問題が聞かれることが多い(特に下三法で顕著)ですので、論文ナビゲートテキストを使って論証を丸暗記しつつ、問題研究の答案例で当てはめのコツをつかむようにしました。もっとも、最初から答案を書くのはかなり厳しかったので、最初は問題文のどこが問題となり、どの論点を論じれば良いのかを考えることに注力しました。それに慣れたら、実際に答案を書き、正確に論証をし、充実した当てはめをする練習をしました。
憲法・民法・刑法については予備試験と同様に、それほど重要でない論点や現場思考型の問題が出題されることもあったので、予備試験過去問を中心に現場思考問題の対応も練習しました。過去問演習を通じて、毎年少なくとも一科目は現場思考型の問題が出る傾向にあると気づいたので、本番でわからない問題があっても、動揺せずに処理することができたのが勝因であると考えています。
おわりに
法科大学院はゴールではなく、その先の司法試験合格や実務家として活躍するにあたっての通過点でしかありません。もっとも、法科大学院入試に向かって勉強することによって、受験資格的にも学力的にも司法試験合格に大きく近づけると思います。
私自身、一年間で不合格から全額免除での逆転合格まで漕ぎ着けることができましたし、適切な勉強をすれば一年程度の短期で合格することも十分に可能でしょう。来年度以降の受験生の皆さんのご健闘をお祈りしています。
法科大学院を目指す皆様頑張ってください。
はじめに