{"mypage_flg":null}
トップ > 資格・試験一覧 > 司法試験 (予備試験/法科大学院) > 最後まで諦めずにやるべきことを全力でやることが合格への唯一の道

最後まで諦めずにやるべきことを全力でやることが合格への唯一の道

I.Nさん
慶應義塾大学法学部4年
【合格校】東京大学法科大学院(既修)、早稲田大学法科大学院(既修)、中央大学法科大学院(既修)

【学部成績】3.5 /S:A:B:C=43:42:38:11

受講講座:司法試験入門講座 本科生+リーガルトレーニング 、法科大学院別過去問分析講義・模試など

法律の学習を始めた理由私の「推し講座」私の「推しフォロー制度」合格のカギ(秘訣)
ドラマやアニメ、小説での姿に憧れて論文マスター(入門講座)4年間のインターネットフォロー諦めないこと

 

はじめに

私が法律家に関心を持ったのは、小学生のときに司法試験に挑戦する女性が登場するテレビドラマを観たことがきっかけでした。そこから法曹という仕事について自分なりに調べて行くうちに、将来は法律家になりたいという気持ちが強くなりました。中学生、高校生と年を重ねるうちに他の職業に興味が向いたこともありましたが、大学で法学部に進学して法学に触れるうちに小学生の頃の夢が再燃し、司法試験に挑戦しようと再び思うようになりました。伊藤塾を選んだのは、大学のクラスメートのほとんどが伊藤塾に通っていたからと、合格実績が高かったからです。

 

私の勉強法

◇基礎学習について

私が伊藤塾に入会したのは大学1年の終わり頃でしたが、大学1年、2年のうちはサークル活動に打ち込んでいたため、そして大学3年ではコロナ自粛期間というメリハリのつけにくい生活とサークル引退の燃え尽き症候群で勉強をさぼってしまったため、3年終了時点で、やっと基礎マスター全科目と憲法・刑事訴訟法の論文マスターの一部をインターネットで受講し終えた状態でした。以上の様に私の学習はとても胸を張れるようなものではなかったので、特に有益なアドバイスなどはできないのですが(笑)、一つ気を付けていたこととして、論文マスターの予習は必ずするようにしていました。上述の通り講義受講を溜めてしまったため、4年夏の私大ロー入試までに急ピッチで論文マスターを受講せねばならない状況でしたが、どれだけ時間がなくとも指定された問題に目を通し、最低でも答案構成はしてから受講していました。最初は答案構成すらおぼつかない状態でしたが、ただ講義動画を見るだけでなく自分でペンを動かすことで、少しずつ答案が書けるようになっていったのを感じました。また論文マスターの復習について、問題研究に載っているAランク問題の模範解答から答案構成の枠組みを書き出すという方法をとりました。この方法は時間のない私に合っていたようで、答案の流れや分量のバランスの感覚を効率的につかむことができました。

 

法科大学院対策について

【東大ロー対策】
伊藤塾の過去問講義と模試を受講しました。東大は他大と異なりロー側からの出題趣旨や解説が一切出されていないので、伊藤塾の講義で過去3年分の過去問について解説してもらえたのはとても大きかったです。また、テキストには合格者答案が1問につき3通載せてあるので、どのレベルまで書ければ合格点に乗るのかという感覚をつかむのにも役立ちました。また、入試本番の解答用紙はマス目です。伊藤塾の模試には本番とほぼ同じ解答用紙がついてくるので、それをコピーして使うことで本番に近い形式で問題演習を積むことができました。伊藤塾の講座の他には、東大から販売されている過去問5年分と予備試験の過去問10年分(東大ローの問題は予備論文と問題傾向が似ているので、過去問に加えて解くのがおすすめです)を一通り解きました。また、苦手分野(私の場合だと民訴の既判力、刑訴の伝聞法則など)は問題研究の該当部分の問題を解き、自分なりに図式化して整理しました。全ての問題を解くことは時間的に厳しかったので、予備試験・問題研究の問題はAランク以外のものは答案構成にとどめました。あとは重要論点や判例の言い回しのド忘れ防止のために論文ナビゲートテキストを使ってこれらのフレーズの暗記を徹底しました。直前期はとにかく限られた時間の中で基本的なことを落とさずにきっちり答案を書きあげる練習が最重要だと思ったので、一日最低2題は実際に答案を書くようにしていました!
【慶應・早稲田・中央ロー対策】
早慶については伊藤塾の過去問講義を1年分受講しました。私大に関しては学校側から出題趣旨が公表されていますが、合格者のレベルを知ることができたのはやはり大きかったように感じます。その他は、上述の通りギリギリまで論文マスターの受講が終わらなかったので、直前期は問研と論文ナビゲートテキストを一通り見直すこととしかできませんでした。3校のなかでも特に慶應と中央は試験時間が短く、その上中央は行数制限まであったため、今振り返ると、慶應の正規合格と早稲田・中央の学費免除を逃した要因は問題演習不足にあったのかなと思います。


おわりに

私は勉強に本腰を入れ始めたのが遅く、予備試験は短答すら学部在学中には合格できませんでした。私大ローの結果も芳しくなく、GPAも高くありません(東大ロー出願の算出方法で2.87)。ステートメントでアピールできるような特別なこともないし、東大ロー必須のTOEICも可もなく不可もないようなスコアでした(700点)。私大の入試が終わってから東大ローまでの1ヶ月半は本当に合格できるのか不安で仕方なかったし、何度も諦めようかと考えました。ネットで検索しても自分よりもハイスペックな受験者しか見当たらなくて気分が沈むばかりでした。でも、合格できるかは、1次選抜を通過さえすれば、あとは本番当日に合格点以上の答案を書いて提出できるか、それだけです。それまでに予備試験に合格しているかや私大ローに合格しているかは関係ありません。こんな私でも東大ローに受かったので、それまでの試験の結果が振るわないとしても落ち込んだり不安になったりするのは本当に時間がもったいないです!とにかく最後まで諦めずにやるべきことを全力でやることが合格への唯一の道だと思います!



※プロフィールは2021年度合格時点のものです。