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法曹コースの履修でも、伊藤塾での学習は大きなメリットとなり相乗効果が図れます。

A.Dさん 法曹コース5年一貫型合格

慶應義塾大学法学部3年
【合格校】慶應義塾大学法科大学院(既修)法曹コース5年一貫型合格


【学部成績】3.45 /S:A:B:C=65:48:9:0

受講講座:司法試験入門講座 本科生+リーガルトレーニング など

法律の学習を始めた理由私の「推し講座」私の「推しフォロー制度」合格のカギ(秘訣)
専門性・独立性の高さ呉・基礎マスター(入門講座)カウンセリング制度(合格者・講師など)呉講師

 

はじめに

私が法律家を目指したきっかけは、様々な人が生活する社会をどのような法律が支えているのかに興味があったことと、法学部に所属しており、かつ法曹コースが始まった年でもあることから周囲に法曹を目指そうとする人が多かったことの2つです。
私の興味は置いておくとして、周囲の状況について書いておこうと思います。大体法律学科に所属する学生の半数ほどが最初は法曹コースのための履修をしていたと思います。1年次は人数が多いという印象がありました。2年次にも多少減少したもののその人数は多かったように思います。3年次には成績基準が設定されるのでおのずと人数は絞られるのですが、以上の通り、2年次まで法曹コースでの仲間が多かったことが学習の環境としてもよく、合格まで続けられたのだと思います。
伊藤塾には1年次からお世話になっており、法曹コースにて進めていくには十分すぎる内容でした。そのため、3年次の成績基準も余裕を持つことができ、また、法務演習という科目において好成績をとれたのは、伊藤塾における基礎があったからだと思います。
 

私の勉強法

◇基礎学習について

伊藤塾講師の方々の講義は非常に魅力的で、講義を聴くことは楽しいものです。
これは基礎マスター時の話ですが、インプットが多くなってしまう傾向にあったため、私の方針としては演習をすることを意識しました。そうすれば、インプットとアウトプットの比率がちょうどよいものになるように思います。インプット、主に講義を聴くことで満足してしまうことが一番怖いことで、問題を全然解くことができないという現状に気づくことができないことを回避するために、なるべく問題と対峙することが必要だと思います。もちろん、難しい問題ですから、できないことを責めてはいけないと思います。できないことに負い目を感じるということは少しで十分だと思います。あくまで、現状を確認する、先を見るという意味で問題に取り組むことが大事だと思います。その中で解くことができた問題があって、その範囲を得意にしてしまえば、いわゆる一石二鳥です。
大学の授業との兼ね合いですが、教授がおっしゃることは最新のことで、他方、伊藤塾の講義は通説が中心のものであると思います。そのため、違う見解を同時期に教わることも少なくないと思います。私は通説を中心として学びました。なぜかというと、大学の試験の際に最新学説で問題を解いていくとしても、反対説としてその(伊藤塾で学んだ)通説をあげられるからです。このようにすれば、大学での学びと受験指導校での学びを結びつけながら進んでいけると思います。
 

法科大学院対策について

私は慶應義塾大学法科大学院の5年一貫を受験しました。
大学の授業との兼ね合いが大切でした。法曹コースにおいては、2年次から毎週演習または試験のようなことを行うので、教授のレジュメや講義を中心にその演習や試験の問題を解かないといけないことになります。もちろん必須ではないので、100%伊藤塾で学んだことで挑んでもよいのですが、講義やレジュメを前提とした問題を演習にて扱うので、多少解きづらくなってしまうと思います。
しかし、伊藤塾で学んだことに完全に蓋をして大学の講義を受けるというのは問題があります。このように、法曹コース履修者における伊藤塾と大学の演習との兼ね合いが悩みの種になると思います。 
教授がおっしゃることは最新学説であることも少なくなく、他方、伊藤塾の講義は通説が中心のものであると思います。そのため、違う見解を同時期に教わることも少なくないと思います。このような状況において、やはり通説が大事に思いました。通説について学んでおけば、大学の試験の際に最新学説で問題を解いていくとしても、反対説としてその通説をあげられます。この点で通説をしっかり学ぶことのできる伊藤塾の講義はとても有意義です。法曹コースを履修することは場合によってはキャパオーバーとなり、むしろデメリットともなりかねません。法曹コースでの学習と伊藤塾での学習を有機的なものにするためには、伊藤塾の通説を確実におさえることです。とはいえ、私自身も確実にはできていません。

以上述べたことはあくまで志や方針との受け取り方で良く、この通りにやらなければならないと固く考えない方が良いと思います。

 

法曹コース「5年一貫型」で合格された方「合格の秘訣」について

5年一貫型合格に当たって大事なことは、伊藤塾の講義以外ですと、友人です。
大学によって異なると思いますが、慶應義塾大学では、1年次から3年次のGPAがひとつの基準となるため、法律科目以外の成績も重要です。そのため、人文科目や自然科学科目などにおいて、協力し合える友人は必要です。例えば、過去問の交換や情報、上の学年の方からのおすすめの教科の情報や勉強の仕方など、あって損はないものが得られます。
ただでさえ伊藤塾の講義と法曹コース(と私はサークルの活動)があって手が回らないのだから、法律科目以外での効率的な好成績は必須でしょう。もっとも、楽に成績が取れるもの(で興味のないもの)ばかり取ると、大学生活がつまらなく感じてしまうと思いますので、一定の単位数は自分の興味に従った方が良いと思います。
このように書くと勉強のためだけの友人のようにみえますね。しかし、そのためだけに友人を作ろうとするのはおすすめしません。大学で友人を作っていけばおのずと勉強のためでもある友人となる人もでてくるだろうということです。友人の作り方は他のサイトを参照しましょう。

おわりに

伊藤塾を利用することによって確実な通説を中心とした知識、演習のためのスキルを得ることができます。これは予備試験などだけでなく、大学院入試においても大事なものです。また、法曹コースを履修していくうえでも、上手に利用できれば大きなメリットとなり相乗効果が図れるでしょう。
伊藤塾での学習と、法曹コースを含めた大学での講義を両立していくことは大変と思う人が少なくないでしょうが、互いを相殺しないように工夫し、淡々とこなしていくことができれば、合格できるはずです。
淡々とこなしていくということが大事です。私もここをスタートとして頑張っていこうと思います。



※プロフィールは2021年度合格時点のものです。