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完璧主義は程々に、でも成績には貪欲に!伊藤塾と大学を高いレベルで両立させるには?

C.Cさん
明治大学法学部3年
法曹コース5年一貫型合格
【合格校】慶應義塾大学法科大学院(既修)法曹コース5年一貫型

受講講座:司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング パーソナル・ステートメント対策講座 など

私の「推し講座」私の「推しフォロー制度」合格のカギ(秘訣)
論文マスター(入門講座)カウンセリング制度(合格者・講師など)成績評価(GPA)に対して貪欲になること

はじめに

自分は医療機関内弁護士を目指しています。身内に弁護士が2人いたため、以前から裁判傍聴に訪れたり法曹関係者から話を聞いたりする機会が多くあったことが弁護士を目指した契機です。そして、医療機関側の弁護士を志した契機は,幼少期のかかりつけ医が逮捕されたことに衝撃を受け、日本の医療の現状・課題に関心を持ったからです。伊藤塾に入塾したのは大学1年の9月でした。伊藤塾を選んだのは、友人がすでに入塾しており、伊藤塾の良さについて教えてもらったからです。コロナの関係でオンライン講義になるのか対面講義になるのかが未知数であったために入塾を遅らせましたが、4月から入塾するべきだったと何度も後悔しました。早いに越したことはないと思います。慶應義塾大学法科大学院を志望した理由としては、合格率やレベルの高さなどはもちろんですが,自分が興味のある「医事法」の授業が開講されていたこと、そして興味のある学問について研究できる「リサーチペーパー」という授業があることが大きな理由です。

私の勉強法

◇基礎学習について

上記の通り、入塾が9月だったので、半年で基礎マスターを終わらせなければなりませんでした。大学の課題をこなしながら1日15コマ視聴した日もあり、とても大変だったのですが、ほとんど半年で受講し終わることができました。しかし、復習はほとんど行うことができなかったので、論文マスターに入ってから苦労しました。オンライン講義で時間的に余裕があったので、論文マスターは憲法と商法以外は1期前に変更して早く聴き終えました。復習の時間を多くとるためにその選択をしたことは間違っていなかったと思っているのですが、冬頃から体調を崩してしまったので、そこまで復習はできませんでした。勉強も大事ですが、心身の健康に気を配ることも大事だと思います。最も自分の勉強になったと思っているのは、大学2年の秋から参加した予備試験ゼミです。最初の頃は、他のメンバーがかなり優秀だったので恐怖と劣等感がありましたが、最後の方は環境を楽しみながら参加することができました。また、法律科目に限らず、普段の勉強方法などについても教えてくださったので、非常に有意義なゼミでした。予備ゼミ終了後の自主ゼミでは、答案を見せ合うなどをして他の受講生と関わるとともに、自分の答案のレベルの低さを痛感することができたので、参加することができてよかったです。予備ゼミを経験したことで、伊藤塾に入ったからといって決して傲らず、努力を続けることが大切であるということを改めて実感しました。伊藤塾長が以前おっしゃっていた、「伊藤塾は日本で一番合格者を輩出しているが、一番不合格者も輩出している」という言葉を思い出しました。

◇法科大学院対策について

慶應義塾大学法科大学院の法曹コース5年一貫型は、「(法律科目GPA+志願者報告書):(全体GPA+パーソナル・ステートメント)=8:2」で合否が判定されます。したがって、①高いGPA②志願者報告書での高評価③パーソナル・ステートメント対策を重要視していました。①高いGPAについてですが、全体GPAと法律科目GPAの両方で最低でも3.0は確保しておくべきだと思います。特に、必修科目の法律科目GPAにおいても3.0は切らないようにした方がよいと思います。また、自分は法学部のGPA学年上位10名に与えられる賞を頂いていたので、それをパーソナル・ステートメントでも推薦状でも最大限にアピールしました。②志願者報告書での高評価については、おそらく各大学の対象科目において中間テストが行われるので、その試験で高得点を採れば高評価が来ます。試験は6月に行われるので、5月頃から対策を開始しました。対策方法としては、試験範囲の論文マスター(問題研究)を徹底的に復習して、完璧に書けるようにしました。自分は論述試験の対策に注力しすぎて択一式試験の準備期間が短くなってしまったので、バランスよく対策することが大切です。③パーソナル・ステートメントについては、自分は何のサークルにも所属していなかったので、最初は何を書けばよいかわからず苦労しました。裁判傍聴や弁護士の講演会などに足を運んでいたのでそのことについてや、医療機関内弁護士という目標に影響を与えた授業・ゼミについて詳しく書きました。また、パーソナル・ステートメントの中で慶應義塾大学法科大学院の3つのポリシーを意識して記述しました。ただ、裁判傍聴など短時間で終わることよりも、何年も継続して行っていることの方がよいそうなので、法律関係のサークルに所属して活動しておけばよかったと思います。

予備試験を受験される理由

今年の予備試験は体調を崩してしまい受験することができなかったので、来年こそは受験したいと考えています。予備試験を受験する理由は、就職に有利になることと、純粋に高い壁を突破したいからです。ただ、すでに行きたい医療系の法律事務所がいくつかあり、生涯年収を上げたいと強く思っているわけでもないので、予備試験に拘ろうとは思っていません。そのため、予備試験に合格しても法科大学院を中退することはないと思います。

法曹コースカリキュラムについて

法曹コースは厳しいという印象を抱いていたのですが、特に厳しいとは感じませんでした。コロナ禍でありオンライン授業がメインだったため、そのように感じたのかもしれません。また、これはどこの大学の法曹コースもそうだと思うのですが、授業の自由度が少ないので、履修したい授業を履修することができないということはありました。

「合格の秘訣」について

5年一貫型の最大のメリットは、1年早く法科大学院に進学できることだと思います。また、7月上旬には合否が判明するので、国立の法科大学院の勉強時間を増やすこともできます。自分もこのような理由から5年一貫型を受験しました。デメリットとしては、一般選抜を受けていないので、法科大学院に入ってからの勉強に苦労するという可能性があります。しかし、伊藤塾では論文マスターで答案の書き方を徹底的に学ぶので、その点で苦労するということはないと思います。伊藤塾のテキストは質がとても高いので大学の授業がわからないということはないですし、大学の試験においても基礎マスターの内容さえ押さえておけば悪い評価が来ることはありませんでした。伊藤塾に入塾していなかったら合格はできていなかったと思います。

おわりに

伊藤塾と大学の両立について1つ後悔していることがあります。例えば、大学の課題で100点取っても90点取っても最高評価がくることに変わりはないので、100点を取るために3時間かけるよりも、90点を取るために2時間勉強して1時間は基礎マスターの復習に充てるなどとした方がよかったです。ミスをしたらよい評価が来ないというプレッシャーから、完璧を目指して大学の課題に時間をかけすぎてしまい、復習がおろそかになったので、もう少し要領のよい学習をすべきでした。また、自分は体調を崩すことが多かったので、長期間勉強を続けられるような心身の状態を保つことが結局一番大切です。



※プロフィールは2022年度合格時点のものです。