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伊藤塾の教材で定期試験対策を行い、GPAを確実に取得

H.Dさん
早稲田大学法学部4年
法曹コース5年一貫型特待生合格
【合格校】慶應義塾大学法科大学院(既修)、早稲田大学法科大学院(既修)法曹コース5年一貫型 全額免除

学部成績:3.70 /92:24:6:0
受講講座:
司法試験入門講座 本科生+リーガルトレーニング

私の「推し講座」私の「推しフォロー制度」合格のカギ(秘訣)
呉・論文マスター(入門講座)4年間のインターネットフォロー相対評価を意識する

はじめに

幼い頃から何となく弁護士になろうと思っていたので、法学部への進学が決まってからはすぐに、どの受験指導校に行こうか考えていました。その時、伊藤塾早稲田校に通っていた同級生の友達が複数人いたので、自分も伊藤塾を選びました。当時はあまり深く考えてはいませんでしたが、塾生の多さというのは他の受験指導校にはない伊藤塾の最も有力な強みだと思うので、ここは周りに流されて正解だったと思います。

入塾したのは大学に入ってすぐですが、大学で様々な影響を受けて自分のやりたいことが増え、しっかり講義を聴き出したのは3年の春休みからでした。その時点で法科大学院入試まで8ヶ月ぐらいしかありませんでした。そのような限られた時間で合格できたのは、伊藤塾の基礎マスターと論文マスターのおかげでした。基本書と違って、伊藤塾のテキストは全ての単元が細かくランク付けされていて、短い時間でもメリハリをつければ一通りの学習を完了でき、Aランク知識を押さえるだけで法科大学院入試で困ることはなかったです。

私の勉強法

◇基礎学習について

呉クラスの完全マスターが特に合格に寄与したと思います。条文上の単語の定義や、どういうところに論点があるのかといった断片的な知識はそれ単体だとどうしても記憶しにくいですが、呉クラスの完全マスターは、ある程度基礎マスターを進めた段階で、その時点での知識で解ける論文問題に直ちに取り組むので、実際の答案でどのように定義や論点が反映されているのかを早い段階から把握できます。そのため、知識に理解が伴うので深く記憶できますし、答案に反映しやすい使える知識を習得できました。

必修の法律科目は、授業を聴かずとも伊藤塾で教わったことをそのまま書けば高い評価を取れるので、伊藤塾のおかげで限りある大学生活の時間を有意義に使うことができました。他方、法曹コース科目については、司法試験との関係ではほとんど無意味と言っていいような細かい知識であっても、授業で触れたなら、試験でもしっかりと書かないと良い評価を取れません。伊藤塾は、司法試験に確実にコミットしているがゆえに出題可能性が低い部分は省略していることもあるため、法曹コース科目で高い成績を取るには、伊藤塾で教わったことに加えて、授業ごとの対策も怠ることができません。しかし、伊藤塾の講義で基本的な部分はすでに押さえていたので、あまり時間を使わずに良い成績で法曹コースを修了できました。

伊藤塾の講義を受けるうえでとくに工夫した点は、メリハリを意識して復習したことです。伊藤塾のテキストは単元ごとに細かくランクづけがされており、出題可能性が高いランクの部分を集中して復習することで、短時間で効果的に勉強できます。法科大学院入試では基本的な論点が確実に理解できているかを問われていると思うので、伊藤塾のテキストが特に活きていると感じました。

法科大学院対策について

早稲田大学法科大学院は、法曹コースの5年一貫型の選抜で合格できることを確信していたので、ペーパーテスト対策は特にしていませんでした。今年から面接が追加されましたが、知り合いに聞いたところ、形式的なことしか聞かれないとのことでしたので、特に対策はしませんでした。強いて言えば、普段のGPAを確実に取ることが対策だったと思います。そういう意味では、伊藤塾のテキストで定期テスト対策したことがそのまま法科大学院対策になりました。
慶應義塾大学法科大学院の刑法はここ数年、総論か、財産犯のうち窃盗か強盗からしか出ていませんでした。私には特に試験対策に使える時間がなかったので、上記の3つの分野はしっかり押さえたうえで、それ以外は出ないとは思いつつも、Aランクとされているものだけざっと斜め読みすることしかできませんでした。

実際の試験では、出題形式が今年から変更されたため、あまり対策が活きませんでしたが、どれもAランクとされているところから出題されたので最低限のことは書くことができました。最低限の記述で合格できたのは、周りの受験生も過去問をもとに同じようなヤマを張っていたからだと思います。過去問は、出題形式をつかむだけではなく、相対的に押さえる重要性が高い知識を学べるので、過去問を教材とした法科大学院入試講座があれば受講するべきだと思います。

ステートメントについては、配点が高いので、合格した先輩のステートメントをベースに自分の言葉でアレンジして提出しました。下手に一から自分の言葉で書くよりは、合格者のステートメントを手本とする方が時間を使わず、確実に評価されるステートメントを作れます。法科大学院入試対策講座などで添削してもらうのも効果的だと思います。

「合格の秘訣」について

基本的に、どの法科大学院でも5年一貫型入試は通常の既修者試験と併願できるので、受けない理由はないと思います。合格の秘訣は、とにかくGPAを取ることだと思います。早稲田大学の法学部では、法曹コース登録をしている学生のGPAの分布割合が法曹コース登録者には知らされます。今年の早稲田大学法学部の合格者の人数とGPAの分布割合を照らして検討すると、面接でどれだけ頑張っても、GPA3.0以上でなければ、学部が早稲田大学でも基本的に落とされます。また、他の受験者の友達の話を聞いたところ、面接の内容は担当する面接官の教員ごとにかなり異なるようで、面接はほとんど合格に寄与しないものだから自由に任されているのではないかと思いました。

5年一貫型のメリットとしては、学部の成績さえ取っていれば法科大学院に入れることです。他方、デメリットは、きちんと学部の成績を取る必要があることです。法曹コース設置科目をはじめとする法律科目については、伊藤塾のテキストを使用すれば相対評価で浮くことができるので問題ないですが、それ以外の科目が面倒です。私は内部生なので、先輩から様々な話を聞いて効率よく評定を取れたのでよかったですが、そうでないならサークルの先輩などに聞くのもいいと思います。

おわりに

一通りの学習を終えてから、改めて伊藤塾のテキストに無駄がないと思いました。伊藤塾を選んでよかったと思います。法科大学院入学後も日々研鑽に努めて、司法試験に1回で合格します。これから法科大学院合格を目指す方は、講師が覚えろと言ったことを素直に覚えて、それ以外の必須ではない部分には手を広げすぎないことが重要だと思います。様々な勉強方法に手を広げると、改めて伊藤塾が最も効率的であると実感します。皆さんは私のように時間を無駄にせず、効率よく勉強して欲しいです。



※プロフィールは2022年度合格時点のものです。