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規範とあてはめのパターンをファイルにまとめた一元化教材を直前に確認した。

S.Tさん
関西学院大学法学部4年

【合格校】名古屋大学法科大学院(既修)、早稲田大学法科大学院(既修)、立命館大学法科大学院(既修)半額免除

学部成績:3.53 /A:B:C=76:29:13

受講講座:司法試験入門講座(本科生)

私の「推し講座」私の「推しフォロー制度」合格のカギ(秘訣)
論文マスター(入門講座)カウンセリング制度(合格者・講師など)論文マスター

はじめに

・愛知県弁護士会のサマースクールに参加したこと、その後、伊藤塾長の憲法入門の書籍を読んだこと、伊藤塾主催のセミナーで伊藤塾長から話を聞いたこと。
・出身地が名古屋で所属大学が関西なので名古屋~関西を中心に選択。早稲田は合格可能性、旅費、ネームバリューを総合考慮して一校だけ東京で受験した。
・伊藤塾主催で伊藤塾長がいらっしゃった大学のセミナーで受験指導校利用を強くすすめられ、実績で伊藤塾を選択
・大学1年生の夏ごろ
・まず、伊藤塾の講義はわかりやすい。次に、試験における重要論点が明確になり、勉強にメリハリがつけられる。学説対立の研究をしたりと、法学の森に迷い込んでしまい試験において重要でないところに熱量を注いでしまうという事態を避けることができる。そして、論文マスターによって、規範とあてはめをパターンでおさえることができる。講義で事実の使い方について丁寧に解説があるため、パズルのように論点と事実を結び付けて答案を作成することができるようになる。

私の勉強法

◇基礎学習について

・一元化教材を作成する。短答については、判例六法に書き込んで、これを素読していた。論文については、論文マスターを周回して、規範とあてはめのパターンをファイルにまとめた。(例:憲法で比較衡量基準を用いるのはどういうときか、どのように規範を導くか、あてはめにおいて何を考慮しどのように評価するかをルーズリーフにまとめて一元化)これらの一元化教材を直前に確認した。
・基礎マスターはとりあえず一周し、論文マスターでわからないことがあったときに辞書として使った。論文マスターは答案構成にとどめてとにかく周回した。また、規範とあてはめのパターンを丁寧におさえた。ゼミは正直勉強が間に合っておらず、内容はチンプンカンプンだったが、高いレベルで議論をしている周囲のゼミ生に食らいつくために一生懸命基礎マスター、論文マスターを進め、ペースメーカーとして役に立った。その他は利用していない。
・塾の講義を聴いていたので、基本7科目については大学の授業が理解できないということはなく、SまたはAの成績を修めることができた。もっとも、コロナウイルスの影響により、対面でのテストが減り、レポートの試験が増え、受験指導校で学ぶような答案作成のパターンが利用できないことが多かった。
・工夫したということはほとんどなく、伊藤塾の指導の通りに論文マスターを中心に勉強した。入試についても過去問を5年分回したくらいでほとんどオーソドックスな勉強方法だったと思う。

◇法科大学院対策について

・立命館大学法科大学院受験にあたっては、商法が簡単だが処理することが多いと感じたため対策として簡易的に書く練習をしていた。他の科目については論文マスターを周回したのみ。面接については、事前に伊藤塾のカウンセリングを利用して想定される質問への答えはある程度用意した。
・早稲田大学法科大学院受験にあたっては、過去問の傾向から民法は対策が難しく、完璧な答案が書けている人は少ないように感じたため、細かい論点をおさえることは諦めて論文マスターを周回するにとどめた。刑訴民訴が基本的で簡単であり、差がつきやすいと思ったため基本論点を丁寧におさえた。その他科目は過去問を5年分回し、論文マスターで普段通りの勉強をした。
・論文答案の作成については全て論文マスターで学んだ。特別な対策講座はとっていないが、基礎マスター、論文マスターだけで必要十分だった。
・予備試験短答式は商法がとても難しいと感じていたため、商法を丁寧に勉強していた。今年の早稲田の商法は予備試験短答式のような問題だったので直接的に活かされた。その他論文の勉強は当然に役に立ったし、短答の勉強で条文素読をしていたことが初見の細かい論点に取り組む際に活かされたと思う。
・論文マスター、とりわけ配点の高い民法をとにかく周回することだと思う。次点で刑法を。基礎ができていれば初見の論点でも規範をでっちあげてなんとかなるはず。あとは可能なら予備試験短答に合格しておくと良い。正直論文答案をフルで起案したことがほとんどなく、論文作成能力はまだまだ未熟だと自覚しているが、短答合格がかなり強力なカードとなり、合格できたのだと思う。

予備試験との平行受験において法科大学院入試で工夫したこと
特筆すべきことは何もない。目前の試験に照準を絞り、論文マスターで勉強しつつ、試験2~3週間前には過去問に手を付けるというだけ。

予備試験を受験される理由
そもそも予備試験合格を目標に勉強してきたので、進学しても目標は同じ。法科大学院の授業が肌に合わなかったりした場合の保険にもなるし、勉強のペースメーカーともなる。予備試験合格者の司法試験合格率も高く、予備試験の勉強が無駄になることはないと考えられる。

おわりに

・基礎的な知識や論文の書き方について迷うことがなかったことがよかったと思う最大の点。また、ゼミやカウンセリングによるサポートがとても役に立った。
・ストレートに卒業して司法試験に初年度合格することが目標。合格後は消費者保護の取り組みがしたい。また、来年も予備試験は受験し、論文式試験不合格のリベンジを果たしたい。
・ゼミやカウンセリングを存分に活用して、日々の勉強に励んでください。



※プロフィールは2022年度合格時点のものです。