伊藤塾の講義やテキストは、これ以上ないほどに充実した内容でした
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D.Iさん |
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学部成績:3.72 /74:29:4:2
受講講座:司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニングなど
| 私の「推し講座」 | 私の「推しフォロー制度」 | 合格のカギ(秘訣) |
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| 基礎マスター(入門講座) | スケジューリング制度 | 継続 |
はじめに
実をいうと、私が最初に法律家を目指そうと思ったのは、大学入試に失敗したときです。高校を卒業するまで私は、法律家とは人並はずれた能力と鋭敏な正義感覚を持った“特別な人々”の仕事で、私にはとても縁遠い存在だと思っていました。私は、なんとなく就職に有利そうだからという理由で、そこそこ有名な法学部を受験しました。模試の成績でいえば十分合格可能な位置にいましたし、正直に言ってナメてかかりました。そして私は、ボーダーラインぎりぎりで、その試験に見事に落ちたわけです。私は実力ではなく、試験に合格したいという“気持ち”で負けていました。あれほど自分の至らなさを後悔した日はありません。
後悔と同時に、疑問が生まれました。難関大学の試験に合格したのにわざわざ司法試験まで合格したいと考える人たちは、一体どんな“気持ち”で大学入試に臨み、その先にどんな“世界”を見ているのだろうか、私も同じ場所からそれを見てみたい、と思いました。
そこからはあっという間でした。万が一のために用意しておいたお金を使って伊藤塾に入塾し、巨人の肩の上にいるようなつもりで勉強を続けてきました。
私の勉強法
◇基礎学習について
周りには予備試験や司法試験を目指している人が少なく、大学1年の時は勉強法すら完全な暗中模索でした。大量の講義動画だけは消化しましたが、本当にそれを消化しただけでした。本当に試験対策を意識したのは、大学2年の夏頃で、まずは短答用の過去問を購入し、コツコツと回数を重ねました。やはり問題数をこなすと成績は自然に上がっていったように感じます。論文式試験は、ちょっとした事情で大学在学中には受験できませんでしたが、やはり試験対策の中心だったと思います。論文式試験には、短答式とは比べ者にならない“歴戦の猛者”がたくさんいて、この人たちと次の試験で勝負しなければならないと考えたとき、私に足りないのは問題の演習量だと思いました。そこで、私は大学2年生の冬から大学3年生の秋頃にかけて、一日2通程度、合計で330通ほど問題研究を起案しました。このあたりでAランク相当の論証や、答案の流れというものを理解できるようになったと思います。
ただ、250通ほど起案したぐらいから、その勉強法に限界を感じるようになりました。やはり、問題研究は問題演習のための優れたテキストですが、入門講義テキストに比べると、得られる知識量には限界があります。ここでようやく私は“入門講義テキストの重要性”を認識するようになりました。やはり、一見無視してしまいがちな判例掲載部分でも、そこには一定の意味があるように思います。判例が連なって紹介されている部分であれば、なぜこの順番で紹介されているのか、なぜこのページに記載があるのかを意識するだけでも、入門講義テキストの復習としては十分効果があるように思います。
◇法科大学院対策について
この法科大学院の試験対策でなんといっても特徴的なのは、字数制限のある一行問題にどう対応するかだと思います。私は伊藤塾で大学1年の頃から勉強をしていますし、短答式試験にも合格していましたから、合格ラインを滑り込みギリギリで通過するのではなく、圧倒的に優位な成績で合格すべきだと考えていました。その中で、各科目2問程度ずつ出される一行問題は、手ごわい問題が多く無視できない存在でした。一行問題の出題範囲はかなり広範で、これといった対策がないように思います。ただ、そのころの私は“入門講義テキストの重要性”を認識しつつあったので、予備試験対策に利用するつもりで入門講義テキストを整理するという勉強をしました。ひたすら用語の定義を説明したり、派生原理をまとめたり、問題研究に出てこない論文ナビゲートテキストの論証を整理しました。このおかげで、自分がわからないことは他の受験生もわからないだろうという気持ちをつくることができました。もっとも、それだけではカバーできない部分はあり、入門講義テキストの記述が少ないわりに200~300字程度の記述を要求する問題もちらほらとあります。大学院は正答例を公表してくれないので私の経験則でしか話せませんが、字数に困ったら条文を引用すると意外と字数が埋まります。事例問題は、一行問題に比べると取り組みやすいと思います。誘導や問われているポイントはわかりやすいので、問題研究をやれば十分対応できると思います。 論文式試験の対策は、何かと問題研究が中心になってしまいがちですが、法科大学院入試の時期にきちんと入門講義テキストを読むことができるのは、この大学院を受けるひとつの喜びだと思います。
予備試験との平行受験において法科大学院入試で工夫したこと
予備試験の受験時期と法科大学院入試の受験時期には間隔があったので、そこまで平行受験しているという感覚はありませんでした。ですが、問題研究に載っていない知識で入門講義テキストに記載があり、かつ高ランクがついている箇所については、意識的に覚えるようにしました。また、入門講義テキストで得た知識をなくさないように、大判のふせんを付けたりしてテキスト内でのフィードバックの仕組みをつくるようにしました。
おわりに
法科大学院入試という点において、伊藤塾で受講した講義や利用されたテキストは、これ以上ないほどに充実した内容だったと思います。自分の実力に不安を感じたり、周りの人との成績が気になってしまうこともありますが、自分の利用している教材が合格のために適切なものであるか、という点について心配したことはありませんでした。
