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法曹コースは真面目に勉強できる人が報われる

L.Fさん
慶應義塾大学法学部3年 
法曹コース
5年一貫型合格

【合格校】
慶應義塾大学法科大学院(既修)法曹コース5年一貫型

予備試験受験経験あり法曹コースで合格部活/サークル/アルバイトと両立

学部成績:3.40 /S:A:B:C=70:33:12:5

受講講座:司法試験入門講座本科生+論文マスターゼミ、予備試験全国公開論文模試

私の「推し講座」私の「推しフォロー制度」合格のカギ(秘訣)
論文マスター(入門講座)試験情報提供(マイページ・メールなど)コツコツやる

はじめに

私は女性ということもあり、一度職場を離れても再び働きはじめることができるような資格を得たいと思ったため、高校2年の頃から弁護士を志望するようになりました。そして、慶應義塾大学に合格した後、大学受験中の予備試験合格を目指したいと考えるようになったので、大学1年生の春、合格者が最も多い伊藤塾に入ることを選びました。大学に合格した当初は、大学在学中の予備試験合格だけを目標としていたのですが、大学入学直後にあったガイダンスで法曹コースの存在を知り、法曹コースも予備試験に受からなかったときの保険として目指せるようにしておくことを決めました。

私の勉強法

◇基礎学習について

学習一年目は大学の授業がオンライン授業であったため、家にこもって基礎マスターを聞いていました。7月ごろから入った特進ゼミが受講のペースメーカーとなっていました。入学時から予備試験に加えて法曹コースも視野に入れていたので、大学の授業は真面目に受けていましたが、期末試験のための勉強はほとんどしていませんでした。それでも伊藤塾で勉強していたので、一定程度の成績を取ることはそれほど大変ではなかったです。

◇法科大学院対策について

慶應の法曹コースの場合は、一定の成績を取り、3年生の春に簡単なESを出せば良かったので特に対策はしませんでした。伊藤塾の論文マスターを受講し、論文の書き方を学んでいたので定期試験の対策として特に論述の練習はせず、前日に授業内容を一周確認するだけでした。

予備試験との平行受験において法科大学院入試で工夫したこと

私は法曹コースであったため法科大学院入試は受験しておりませんが、予備試験の論文対策は大学の期末試験で論文を書くとき大いに役立ちました。大学の期末試験はほとんどが論文を書かせるものであったのですが、予備試験の対策を通して修得した答案の型を活かすことで、試験の前日にレジュメを一周見返すだけで答案を作成することができました。

法曹コースカリキュラムについて

学部としての必修科目に加え、法曹コースの必修科目を履修し、大学2年次までのGPAが上位30%であることがひとつ目のステップとなります。ふたつ目のステップとして、3年の6月頃に志願者報告書などの書類を法科大学院に提出します。志願者報告書には、なぜ法科大学院に入学したいのか、学生時代にどのような問題意識を持ってどのような活動をしていたかを2、3枚のA4用紙に記入しなければならないのですが、私は特に問題意識を持たず大学生活を過ごしていたため話を膨らますことが難しかったです。さらに、志願者報告書を書く時期がちょうど短答式試験の対策をする時期に重なっていたため、なかなか志願者報告書を書き終えることができないことにストレスを感じていました。しかし、慶應法科大学院の場合は志願者報告書の考慮割合は高くても二割なので、深く考えずに一日で書き上げてしまうのがいいと思います。その後は7月中旬に合格発表があり、最後のステップとして、3年の終わりまでに卒業に必要な単位を取得し、GPAも上位25%であれば法曹コースを卒業することができます。

「合格の秘訣」について

5年一貫型では、学部4年生で予備試験に合格した人と同じタイミングでほぼ確実に司法試験を受験できるため、大学3年までに予備試験に合格しなかった場合は5年一貫型で大学院に進学する方が有利なのかなと考え法曹コースに進むことを決めました。法曹コースのデメリットとしては、法曹コースを修了するために多いときには週4日20時近くまで大学の授業に出席しないといけないことが挙げられます。しかし、授業内容は予備試験の勉強にも参考になるものだったので、体力的な疲れはあったものの授業自体は受けて良かったなと思っています。

おわりに

私は、伊藤塾に入塾した当初は大学在学中に予備試験を目指すことが最適なルートであると考えており、予備試験に合格できなかった場合に仕方なく選ぶルートが法科大学院であると考えていました。しかし、出願をするにあたって慶應法科大学院のカリキュラムを調べたところ、法科大学院では予備試験対策では学ぶことのない分野の授業が幅広く用意されていることを知りました。そのため、現在は、法科大学院で予備試験・司法試験だけに捉われず、実務家として必要な知識を学ぶことができることを楽しみにしています。

これから学習を始める方にお伝えしたいのは、法曹コースは、入試のように一発勝負ではなく、ひとつの科目で悪い成績をとっても他の科目で挽回することが十分可能であることが大きなメリットだと思います。コツコツ、真面目に勉強できる人が報われる制度だと思うのでそのような人はぜひ法曹コースを利用していただきたいなと思います。



※プロフィールは2023年度合格時点のものです。