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勝因は基礎を疎かにせずに学習を継続したこと

Y.Mさん
東洋大学法学部4年 


【合格校】
北海道大学法科大学院(既修)

予備試験受験経験あり部活/サークル/アルバイトと両立

学部成績:3.74 /S:A:B:C=13:44:14:1

受講講座:司法試験入門講座本科生+予備試験 全国公開 短答模試

私の「推し講座」私の「推しフォロー制度」合格のカギ(秘訣)
基礎マスター(入門講座)4年間のインターネットフォロー継続

はじめに

・法律家を目指したきっかけ
きっかけとして素晴らしい動機とは決して言えないですが、高校生の時に、弁護士や検察官が出ている様々なドラマを見て、法曹という仕事が、人から求められたり自分で正義を追求したりできるというように、とてもやりがいがある職業だと感じました。また、将来自分の力で生きていく上で法律を学ぶことは非常によいことであると思い、法曹を目指しました。

そして、大学1年生の夏頃、知り合いにたまたま伊藤塾を教えてもらい、試しに体験講義を見たところ、法律の基礎知識が0でも満遍なく法律知識を固めることができると感じたので、伊藤塾を選びました。
初学者段階では独学だと法律7科目を勉強するのはとても気合いのいることだと思います。多くの人は最初に憲法をやり、次に民法の条文の多さに途中で放り出す人が多い印象を受けます。その意味で、法律7科目を1周することについて、講師達が受講生を飽きさせずに講義をしてくださることで学習を続けることができるのが、最大の利点だと思います。

私の勉強法

◇基礎学習について

・基礎マスターについて
とにかく時間を見つけて講義を受けることです。最初の半年から、長くて1年程度で基礎マスターを受け切りましょう。私は当初、とてもやる気はあったのですが、基礎マスターを途中で断念して学習をやめてしまった時期が長くありました。それくらい7科目を回すことは大変です。そこで、動画限定ではありますが、おすすめとしては、ランクの低いところは特に1.5倍等で聞くことです。また、講義はできるだけ止めない方がいいです。この段階で動画を止めすぎると講義の消化に時間がかかりすぎるので、当該箇所に付箋など貼ってわからない時に再度講義を聞けば足ります。最後に、条文の趣旨や定義、規範などの記憶はロー入試・司法試験ともに非常に重要です。しかし、記憶力は才能よりも日々の習慣で決まる思いますので、1日10分でも取る癖を付けるといいと思います。
・論文マスターについて
私は可処分時間が少なかったので答案構成だけして講義を聞き、重要そうなことを適宜メモをしたりしました。ここでも注意なのですが、論文マスターの多くの問題は旧司法試験の問題なので、問題文が短くてもその難易度はとても難しいです。そのため、できなくても全く落ち込む必要はないです。論文マスターを受けきることで、条文や論点の使い方がある程度わかり、法律の全体がより見えやすくなるのかなと思います。また、どのような場合にその論点が論点が顕在化するのかという視点を持つと学習が捗ると思います。

◇法科大学院対策について

志望校を北海道大学法科大学院に決めた理由は、二つありますが、一つは、出身地が北海道であるため、ある程度環境的に住み慣れていることです。二つ目は、SNSで実際に通われている先輩がその魅力を話して下さっていたことで、自分も受験してみようかと動機付けられたことです。

北海道大学法科大学院対策について
1.伊藤塾は基礎マスター講義の内容が充実しているので、北海道大学法科大学院の問題のレベルなら大体のことはここで習っているため、知識の面では困りませんでした。あとは、過去問を通じて書くことに慣れることが大切かと思います。
2.予備試験の対策は北大の入試に向けたモチベーション維持にもなりますし、勉強密度も高まるので、予備試験を本気で狙ってない方でも受験をすることをおすすめします。
3.北大の問題は主に基礎的なことを聞いてきますが、特に民事訴訟法や行政法などは、条文の趣旨や定義などをしっかり理解して答案に反映しないとあまり点数が付かないように感じます。そのため、発展的なことよりも基礎知識を怠らないようにするのがいいと思われます。また、北大は大問1つで40分と時間制限が厳しいので、答案構成の段階であまり悩まない方がいいと思います。

予備試験との平行受験において法科大学院入試で工夫したこと

予備試験に向けて対策することは、法科大学院入試にも役立ちました。それは、試験に必要な知識という面でもそうですが、一番はモチベーションです。やはり受験者数がとても多いのでそれに向けて勉強する気になりますし、受験をすること自体は良かったと思います。もっとも、法科大学院の論文問題との両立も大事ですので、自分の可処分時間から逆算して短答と論文の振り分けをしないと、法科大学院入試に間に合わない恐れがあるので基本的な事例問題などで論文の勉強は必ずしておきましょう。

おわりに

私自身が法科大学院入試までで一番大事だと感じたことは、こんな自分でも合格できるのかというような悩みを抱えて学習を断念しないように自分のペースを工夫することです。私は決して大学受験が得意であったわけではなく、現在通っている大学も偏差値の高い大学ではないです。それでも合格できたのは、予備試験や法科大学院入試という目標を常に持ちながら、基礎知識を疎かにせずに学習を継続したことだと思います。言うまでもないですが、法科大学院合格はあくまで通過点に過ぎません。これまでの経験を活かして、これからの司法試験の合格をつかみ取ろうと思います。



※プロフィールは2023年度合格時点のものです。