手を広げずに伊藤塾のテキストを軸として勉強を進めました
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受講講座:司法試験入門講座(本科生)、予備試験全国公開論文模試、予備試験口述模試など
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はじめに
私は、幼少の頃から正義感が強く、曲がったことや理不尽なことが嫌いであり、また、他人の気持ちを想像し、話を聞くことが得意でした。そして、問題を抱える人たちの力となり、より妥当な紛争解決を目指したり、社会正義のために奔走したりする法曹は、非常にやりがいのある魅力的な職業であり、上記の自分の長所を活かし、自分の思いを実現できる職業であると考え、司法試験を目指すに至りました。伊藤塾には高校3年生の3月に入塾したのですが、私と同じく司法試験を目指していた高校の友人が、ちょうどその時期に、「伊藤塾が1番メジャーで実績があるし、今のうちから始めた方が良さそうだから入塾する」と言っていたのを聞き、それに影響されて、彼と同時期に伊藤塾に入塾することを決めました。
私の勉強法
◇基礎学習について
講義を聴く段階では、とりあえず講師の方々の指示通りにマークしたり、メモを書いたりしていました。ただ、1度講義を聴いただけでは、当然、全て理解できるはずもないので、その後の復習の仕方が大事だと思います。私は、講義段階でされたランク付けを参考にしながら、重要な単元や論点、フレーズを中心にテキストを読み返していましたが、ただ読み返すのではなく、体系を意識するようにしていました。復習の際には、論点の存在や結論、理由づけばかりが目に入りがちになるかと思われますが、各トピックにおいて、条文や要件、効果にも意識を向けたうえで、各論点が体系の中のどこに位置しているのか、という点まで意識して復習すると、より理解が深まると思います。また、このような復習は、論文の答案作成にも活きてくると考えています。体系的な理解ができていると、「何を論じるべきで何を論じる必要がないのか」がわかるようになり、所謂「論点主義」に陥らず、答案の構成もしやすくなると思います。実際に、今年度の予備試験の論文式試験や法科大学院入試においては、体系的な理解があったことで、比較的スムーズに答案構成ができたと思うので、上記のような勉強は確実にこれらの試験の合格に結びついていると考えています。
◇論文学習について
私は、まず、問題研究の答案例を覚えるくらいの勢いで読み返し、答案の書き方を頭に叩き込みました。その際には、「なぜそれを論じる必要があるのか、なぜそのような順番で論じる必要があるのか」ということを考え、体系を意識しながら読み返し、答案の書き方の基礎を固めるようにしていました。答案例をただ覚えるだけだと、問題研究に載っている問題と類似した問題にしか対応できませんが、体系を意識したうえで復習していると、未知の問題に対しても応用が効きやすくなると思います。また、ある程度答案の書き方が頭に入ってきたら、問題文から自分の力で答案を作成するための訓練として、問題研究の問題を用いてひたすら答案構成や、答案作成をしました。そして、自分の答案構成や答案と、答案例とを見比べて、足りない部分をノートにまとめ、そのノートを何度も見返すようにしていました。私は、論文の答案を書くことについて苦手意識があったのですが、上記のような勉強をすることで、基礎を固め、「答案を作成できた」という経験を積み上げることで、答案作成への苦手意識を払拭していくことができたと考えています。
◇短答式試験対策について
基本的には、学習支援システム等を用いて過去問の演習をしていました。そして、過去問で出題された内容を、基礎マスターテキストの該当箇所にメモし、「テキストを読み返せば、短答でどこが出題されやすいかがわかる」という状態にしていました。これをすることで、テキストを用いて復習する際には、メモがある箇所を中心に読み返せばよくなり、メリハリをつけた復習ができたので、これは自分にとって非常に効果的な方法であったと思います。
◇論文式試験対策について
基本的には、「論文学習について」に記載した通りですが、上記の勉強で身につけてきた知識や理解を確認するために、コンプリート答練や論文直前答練を受講していました。これらの答練は、自分の答案作成力を測ったり、知識の穴を見つけたり、未知の問題への対応力をつけたりするうえで、非常に役立ちました。そして、答練で得た新たな発見をテキストに反映したり、苦手なポイントとしてノートにまとめたりして、復習していました。
法科大学院入試と予備試験の併願について
法科大学院入試が予備試験の論文式試験の時期と近かったので、基本的には予備試験の勉強を主眼に置いて勉強し、法科大学院入試の直前期にその過去問を解いて、形式に慣れる、という形で対策しました。
学生生活との両立について
私は、自宅から大学までの距離がかなり離れているので、行き帰りの電車に乗る時間を有効活用していました。主に、論証を暗記したり、条文を素読したりするなど、立っていてもできる内容の勉強の時間に充てていました。また、メリハリをつけるようにしていました。具体的には、「この時間まではサークルの仕事をして、この時間からは自分の勉強をする」などというように、自分の中で時間の使い方を明確に決めて、勉強時間を確保していました。さらに、ともに司法試験を目指す友人を見つけ、授業の合間等で一緒に勉強する時間を設けるようにしていました。このようにすることで、授業のない時間も、怠けずに自分の勉強に充てることができていました。
おわりに
伊藤塾は、基礎講義から、答練、過去問に至るまで、とにかくカリキュラムが充実しているので、「これをやっておけば大丈夫」という安心感がありました。実際に、手を広げずに伊藤塾のテキストを軸として勉強を進めていたことが、予備試験合格および法科大学院入試合格につながったのだと強く感じています。そして、ここで気を抜かずに、今までと同様に勉強を進めていき、司法試験の合格まで一気に突き進んでいきたいと思います。
