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2025年度 予備試験合格体験記

基礎マスターで条文と趣旨から考えられるようになりました

I.Lさん アルバイト 20代


◆社会人経験後合格 

 

合格のカギ手を動かして考えること

 

はじめに

私は、新卒で入った会社を2020年に辞め、伊藤塾で学習を開始しました。もともと大学入学時に漠然と法曹を志望していましたが、サークル活動に熱中するなどして不真面目な大学性格を送り、法律関係ではない会社に就職しました。働いている間に、家の近所に図書館があり、本を多く読むうちに学習意欲が湧いたことや、専門知識をつけそれを活かして働きたいと考えたことから、初心に立ち返り法曹を目指そうと思うようになりました。そして、受験指導校を選ぶにあたり、大学在学中から伊藤塾を知っていたこと、基礎講座が充実しており、基礎から改めて学べること、業界最大手であることが理由で伊藤塾に入塾しました。

私の勉強法

◇基礎学習について

基礎マスターの学習は、条文や制度の趣旨や用語の定義といった基礎知識の学習に役立ちました。はじめて触れる科目についても、知識の重要度のランク付けがされることにより、量に圧倒されずに学習を進めることができました。受講スケジュールの目安が配布されていたので、最初の学習のペースを作ることもできました。基礎マスターと並行して、学習支援システムの短答問題を演習することで、知識を点として押さえることができたと思います。基礎マスターだけの段階では、知識を単体として押さえているという状態でしたが、論文マスターなどの論文対策をする中で知識の使い方や組み合わせ方を理解することができたと思います。論文式試験で未知の問題を解くうえでは、講義内で伊藤塾長がおっしゃっていたように条文と趣旨から考えることを意識し、その点を基礎マスターで押さえることができました。基礎の定着にあたっては、まずAランク知識を中心に復習することを意識しました。なかなか覚えられない点については、付箋をつけてすぐ確認できるようにしたり、スマートフォン内にメモや図表の写真を保存することで移動中に確認できるようにしたりしました。

◇論文学習について

論文マスターの学習は、上の設問でも述べたように、基礎マスターや学習支援システムの短答問題演習によって押さえた知識の使い方や組み合わせ方を理解することに役立ちました。論文マスターで多くの問題に取り組む中で、それぞれの知識がどの場面で問題となるものなのか、関係はどうなっているのかというのを確認できたと思います。また、問題の所在や、あてはめの仕方・考慮要素について、基礎マスターで論点や判例を振り返りつつ確認することができました。答練については、最新判例が題材となっているものもあり、演習する中でその確認と従来の判例との比較をすることができました。また、解説が体系的かつ詳細で、抜けていた知識の確認や、考え方の枠組みを押さえるのに役立ちました。答練のなかでも、予備試験論文直前答練と全国公開論文模試は、難易度の高い問題や未知の問題が多く、時間内に現実的な答案を作り上げることの練習になりました。また、そのような問題を演習することで、論文式試験本番の不安を和らげるという心理的効果もあったと思います。

◇短答式試験対策について

短答式試験の対策としては、学習支援システムや短答答練、全国公開短答模試を利用しました。普段の学習で単発的に短答問題を確認するのに加えて、短答式試験の3~4ヶ月前からは、論文の問題演習と並行して学習支援システムで全科目の全問題を演習しました。間違えた問題はチェックをしておき、ある程度時間をおいてからもう一度解くことで穴をなくしていきました。なかなか押さえられない問題については、ポイントや図表とともにメモに残しておき、隙間時間に確認できるようにして克服しました。短答答練や全国公開短答模試については、時間管理の練習になったほか、過去問を覚えるだけになっていないかという学習姿勢の見直しにもなったと思います。

◇口述試験対策について

口述試験受験にあたっては、口述模試を受験しました。実務家の講師の方々が対応してくださったので、本番の雰囲気を体験することができました。また、周りに受験生がおらず、質問を受けて答えるということができなかったため、貴重な経験をすることができました。教材については、口述受験生の多くが使用している市販教材を主に使いましたが、判例の確認などの際に基礎マスターテキストも使用しました。

終わりに

法学部を不勉強なまま卒業し、社会人を経た後に学習をはじめましたが、伊藤塾のおかげで論文式試験に合格することができました。大学時代は、体系や重要度を理解せずにやみくもに基本書を読んでいましたが、基礎マスター・論文マスターなどを通して必要な事項を学ぶことができました。大学から伊藤塾に入っておけばよかったと今になって思います。今年の予備試験で短答・論文といい成績を取ることができたので、司法試験もこの調子で合格したいです。



※プロフィールは2025年度合格時点のものです。