沖縄スタディツアー参加者の声

沖縄スタディーツアー 感想文

R・Mさん

 
本ツアーに参加したのは、ゼミ合宿として先生からご提案いただいたことがきっかけでしたが、元々自分の中で、行ったことがなく、また第二次世界大戦で唯一の地上戦が行われたり、アメリカ領土になりその後日本に返還されたりなど、特異な戦争経験を持つ沖縄県に関心があったためです。
ゼミ合宿として参加させていただくことを契機として、ツアー前に研究対象としてゼミで発表の題材として、自分なりに調べて興味関心をより深度のあるものとしてから参加いたしました。

3日間の全てが本当に衝撃で印象深く、とにかく毎分毎秒が充実しすぎていて、心も体も大忙しなツアーでしたが、私の中で特に心に残っているのは、ひめゆり学徒らの歴史についてです。
今の自分より歳下の女の子たちが、せっかく真面目に向学心を持って、それぞれに明るい未来を描き、友人たちとの楽しく幸せな学校生活を送っていたのに、突然戦争に駆り出され、それを彼女たちは当たり前に受け入れ、お国のために尽くすんだ!と信じて疑わず、学問を潔く捨て、命を捧げ、日常を捨て、一生懸命に働いて働いて、それでも兵士らから酷い扱いも受けて…本当に私には到底できない、想像もつかないことで、驚愕しました。
彼女たちの、優秀な子たちだからこその細やかな気遣いや、真っ直ぐな頑張り、気持ちの入り方は、考えれば考えるほどに苦しく、自分や周りの大切な友人たちと重ねてしまうと、本当にやり切れなくて、資料を読みながら歩いている間、ずっと涙が止まりませんでした。
ひめゆり学徒隊の1人が兄に宛てた手紙も、自分が忠誠を尽くしお国のために頑張るという意思表示と、兄にも立派な兵士になって欲しいという願いが書かれており、あまりにも純粋に前向きに戦争を捉えていて、胸が締め付けられました。
また、当時のガマの中の様子を綴った資料には、怪我をした兵士たちの言葉や情景がありありと目に浮かぶほど具体的に残され、麻酔なしで患部を切り落とすのに、自分は兵士だから痛くない、と言いながら必死に耐える姿や、こんなに痛いならいっそ殺してくれと嘆く姿は、想像に容易く、あまりにもやり切れなくて、私には衝撃が大きすぎて、資料を見てから1ヶ月半も経った今でもはっきりと思い出すことができます。
考え込んでしまうほど私の中に強い威力で刻まれていますが、本当に知ることができてよかったと思っています。

私は法曹を志した過去がありながら、諦めた身ですが、このツアーに参加
して、過去強く持っていた法学への想いが蘇り、法曹を改めて目指したいかもしれないと思ってしまいました。
法曹という道ではなかったとしても、今回知ったこと、経験させてもらったことを、きちんとより多くの人に語り継ぐこと、そしてその経験をもとに、人が当たり前に持つ権利について考え続け、正しく世界があり続けるための努力を怠らないことを、心に決めました。

いつかこのことを忘れてしまう日が来ないように、日々精進し学び続けたいと思います。またいつか参加したいです!素晴らしい経験をさせていただき、本当にありがとうございました!!