沖縄スタディツアー

合格のために。合格後のために。

2018沖縄スタディツアー

 

2018年沖縄スタディツアー

実施日程:12月8日(土)~10日(月)
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近世以降日本からの強い政治的影響力を受けつつも、大陸と日本列島の中間に位置する琉球国は、古くから独自の文化を維持し、明治以降の近代日本において地域的な特殊性を有してきたといえます。そしていうまでもなく、現代史において沖縄は、地上戦、米軍による占領統治、さらに返還と「やまと」とは全く異質の歴史と運命をたどり、現在ではアジア太平洋地域において地政学上きわめて重要な地域となっています。
このように、沖縄は、歴史について、さらに普段見過ごしてしまう憲法や人権、そして平和の意義について深く考え直す格好のきっかけを与える地域であるといえます。伊藤塾では、主として司法試験の合格者を対象に、合格発表直後に沖縄視察旅行を実施してきました。現在では、法科大学院入試に向け、パーソナル・ステートメントの題材を考えるために参加される方や司法書士・行政書士を目指す皆さんも多く参加され、合格後を強くイメージできる旅行として評価されています。

なぜ沖縄へ行くのか

 
皆さんは沖縄と聞いて、何を思い浮かべるでしょうか。
県民の四人に一人が犠牲になったという太平洋戦争の激戦地、戦後のアメリカによる占領、返還、沖縄本島の20パーセントを占める広大な米軍基地、米兵による凶悪犯罪、などなど。
沖縄は琉球王国の時代から政治的に難しい立場を生きてきました。そして現在もなお政治的に翻弄されているといえます。憲法9条の安全保障問題、基地のための用地接収という財産権の問題、代理署名をめぐる中央と地方の問題、基地問題が争点となった首長選といった民主主義の問題。このように、沖縄には現代日本が直面している憲法問題が凝縮されています。沖縄に行って、実際に自分の目で基地を見たり、地元の皆さんと交流して話を聞くことは、これから法律家になろうとする皆さんにとって必ずや糧となることでしょう。
他方沖縄には琉球王国以来の豊かな文化があります。
華麗な琉球舞踊、独特の旋律の琉球民謡、宮古上布などの美しい発色、泡盛、ゴーヤチャンプルーなどの沖縄料理。沖縄出身のミュージシャンもめざましく活躍しています。
そして、沖縄の青い海、青い空。
沖縄の顔は一つだけではありません。
 

沖縄で何を学ぶか


 
このように伊藤塾の沖縄視察旅行は、単なる観光旅行とはひと味違います。米軍基地の中に村役場を建設したことで有名な読谷村の元村長の話を聞いたり、沖縄の法律実務家や琉球大学教授のお話を聞いたり、普通では体験できないことを企画しています。沖縄の地で、同じ受験仲間や伊藤塾長、伊藤塾講師と語り合い、沖縄の歴史や基地の現状を見ることは、憲法や民主主義についての考えを一層深めてくれることでしょう。
 

体感しました!現地で学ぶ意義!2015年沖縄スタディツアー参加者の声

 
※プロフィールは2015年参加時のものです
 

T・Tさん(司法試験・司法試験予備試験学習中)

かねてより、米軍普天間飛行場の辺野古沿岸部への「県内移設」の問題に関心がありました。
また、広大な米軍基地があることについて沖縄の方々が様々な制約を受け、事件や事故に巻き込まれていることは、他の県の米軍基地とどう違うのかということに漠然と疑問を感じていました。
沖縄では何が起こっているのかを実際に自分の目と耳で確かめたいと思い、今回のツアーに参加することに決めました。

 

E・Rさん(司法書士・行政書士試験学習中)

2011年の沖縄スタディツアーに参加して以来2回目の参加でした。4年ぶりのスタディツアーは初日から天気にも恵まれ、伊藤塾長をはじめ講師の皆さん、スタッフの皆さん、「志」ある仲間と充実した2泊3日を過ごすことができました。
今回のツアーに参加して、辺野古への基地建設を巡る国と沖縄県の対立を考えてみても、オール沖縄でなぜ辺野古への基地建設を反対しているのか、正確な部分が沖縄以外に住む私たちになかなか伝わってこないことを改めて実感しました。
沖縄のことを知るには、実際に沖縄に行って沖縄の人の話を直接聞くことが一番だと思いました。

 

M・Yさん(一般参加)

私はこのスタディツアーに参加するまで、なぜ沖縄の人たちは基地問題などでずっと非暴力で抗議活動を続けられているのか、疑問を持っていました。
大田昌秀先生が講演の中で「ヤマトでは家の中に刀を飾り戦いの文化が重んじられてきた一方で、沖縄は優しさの文化で家の中に楽器が飾られていた」というのがとても印象的でした。
元来琉球王国の時代から戦を嫌う土地柄であったこと、その沖縄が沖縄戦で本当に地獄の様な戦いを経験し、その土地にいる何の罪もない人たちが途轍もない暴力にさらされ、戦争の恐ろしさを骨身にまで知らされ「もう二度とこのような戦争を繰り返してはいけない」「非暴力によって憎しみの連鎖をなくしていこう」という強い思いを感じました。

 

<特集> 元沖縄県知事 故 大田昌秀先生を偲んで

沖縄スタディツアーで大変お世話になった大田昌秀先生が、2017年6月12日、ご逝去されました。 ご生前のご厚情に深く感謝し、先生のご遺徳を偲びつつ、先生のご功績の一部を紹介させていただきます。