愛するミャンマーへ国際貢献~日本との架け橋づくり~

今ならできる!ミャンマー人の最も身近な行政書士になる!

佐藤 華子(さとう はなこ)行政書士

【プロフィール】
大学時代に軍事政権下でアウンサンスーチーの自宅軟禁など暗いニュースしかなかったミャンマーに足を踏み入れる。するとメディアには見えない姿が。不思議な魅力と縁を感じ、ミャンマー語の勉強を始め、在日ミャンマー人のコミュニティに入るなど、ミャンマーとの関わりを深めている。
2014年11月に日本とミャンマー合作映画「僕の帰る場所/Passage of Life」の制作現場でのミャンマー語現場監修者及び広報担当者として参画し、その一環として2016年3月にNPO法人日本・ミャンマーメディア文化協会の設立に関わる。2018年4月同協会会長就任。「ミャンマー人材〔雇用・活用〕実践ガイドブック」(日本実業出版社/2017年12月)の一部監修に携わる。
2017年5月より3ヵ月、イタリアのイミグレーション事務所Mazzeschi S.R.L.にてインターン。

あの時出来なかったことを、1人でも多くのミャンマー人に!

 行政書士になった大本をたどると、大学時代にアルバイト先でミャンマー人の友人たちと知り合ったことです。
 当時はオーバーステイの方が多く、入管当局の摘発にあい、祖国へ帰っていきました。そのとき、私は面会のために初めて入国管理局へ行きましたが、法律の知識が全くないまま良いアドバイスもできず、ただ見送ることしかできませんでした。
 その後もミャンマーとの縁は続き、大学卒業後は企業に就職したものの、そのときの悔しさが心の底に残っていて、「日本にいるミャンマー人に対して私ができることがあるんじゃないだろうか」と思ったことが行政書士を目指す最終的な決断になりました。
 

「次は絶対許可をとる!」悔しさが私の原動力。

 主な業務としては入管業務を中心とした国際業務です。この業務をしていきたいと思って行政書士になりました。
 この業務をしていると、許可を頂いた瞬間がうれしいのはもちろんなのですが、私はそれ以上に悔しかったことが心に残ります。
 たとえば、どうしても力が及ばず不許可になってしまったときの自分の無力さや不勉強さです。根暗だなと思われるかもしれませんが(笑)、私にとってはこの悔しい気持ちこそがこの業務をする上での一番の原動力になっています。

ときにはピリッと、ときにはラフに、相手にとって1番良い付き合い方を心がけてます。

 日本人のお客様(特に企業経営者/担当者)にお会いするときは、きちんとした身だしなみでピリッと決めます。
 逆に外国人のお客様(特に留学生)にお会いするときは、少しラフな格好で、相手が緊張して言いたいことが言えない状態を作り出さないためにも、初めから用件を話さず、その人のバックグラウンドに絡めた話でリラックスしてから望むようにしています。
 あとは、私に依頼してよかったと思ってもらえるように、許可が出た後にちょっとした豆知識を伝授します。 

法律以外も日々勉強!個人事業主として新鮮な毎日です。

 私が思う行政書士の魅力ですが、ひとつは、入管業務に携わっていると、東京以外の地方入国管理局へ行く機会があることです。大阪や広島など遠方へ出張に行けば、連泊して寄り道(観光)ができる、というのも楽しいです。
 もうひとつは、企業の一部署に所属していたときには話ができなかったような経営者など社長クラスの方々から直接お話を伺ったりできることでしょうか。
 個人事業主として仕事をする利点のひとつだと思います。経営者の中には、自他の利を持って行動される方、進退の決断スピードがとても速い方、いろいろな方がいらっしゃって、私も自分の事務所の社長だと思えば、そのことを投影したり、置き換えてみたり、法律以外の部分で勉強になることがたくさんあります。

出張のときは寄り道しても、ここは寄り道しません!
ミャンマー人が心から信頼できる行政書士になります。

 私が目指しているのは、あと5年で在日ミャンマー人にとって最も身近で名前の挙がる行政書士になることです。それにはひとつひとつの積み重ねしかないですが。一歩ずつ、着実にお客様からの信用を獲得していきたいです。
 また、現在NPO法人日本・ミャンマーメディア文化協会の会長を務めているため、在留資格という人生のスタートラインあるいは岐路に携わりながら、その後も続いていく彼らの日本での生活に密着した活動を行っていきたいと考えています。
 また、行政書士試験の受験生のときに学習した、「趣旨から考える」ということを大事にしています。枝ばかり見ていては見逃すことも、木の体系を頭のどこかに置いておけば芯はずれないと思います。

休日ってなんでしょう(笑)

 休日の過ごし方って聞かれて考えてみたんですけど、休日ってなんでしょう(笑)。
というくらい、丸一日休めた!という日は多くありません。
 とはいえ、その分一日の中でここは趣味の時間に使おう、とか、いつからいつまでは海外旅行へ行く!と強引に決めて長期休暇の手はずを整える、とか、柔軟な休み方をしています。
 個人事業主なので、一般の方と同じように盆暮れ正月に休む必要はないと思っています。特に海外旅行が好きなので、目的地を決めたら、基本的には旅行会社を経由せず、いろいろリサーチしてチケットとホテルは自分で手配します。全然思い通りに行かない旅が多いですが、だからこそ思い出に残るのがいいところです。
 

 
シルクロード国際行政書士事務所

 

【事務所のプロフィール】
主に取り扱っている業務は、入管業務を中心とした国際業務で、この業務をしていきたいと思い行政書士に。
2014年12月行政書士事務所開業。
現在東京都行政書士会台東支部所属。
都内近郊のミャンマー・コミュニティで国際業務を中心に業務を行っている。ミャンマー進出日本企業からの相談も。
ミャンマーという軸で、東京入国管理局の他、大阪、名古屋、広島、福岡、仙台、札幌など地方からの案件があることもウリ。

【ご案内】活躍できる行政書士になる人のために