介護の相談から行政手続きまで。
法律家としてだけでなく福祉の総合コンサルタントを目指して。

行政書士諸星有恒氏

諸星 有恒

介護、障がい福祉での相談職の経験を活かし、平成25年に諸星福祉法務事業所を川崎市幸区で開所。 平成28年より高齢者ケアマネ事業所と障がい者計画相談事業所のさいわい福祉ケアマネジメントセンターを開所。
日々自転車とバイクで地域を走り、高齢者や障がい者の相談に応じている。
 
休日の過ごし方
最近はジムに通い、体を動かすようにしていて、行政書士のフットサルの集まりに参加したり、テニスを楽しんだりしています。そのほかは、街で人間ウォッチングするのが好きです。
 
【保有資格】
行政書士、社会福祉士、精神保健福祉士、介護支援専門員(高齢ケアマネ)、相談支援専門員(障がいケアマネ)

相談者に法律家として胸を張って応じたいと思い、行政書士にチャレンジしました。

 長らく障がい者や高齢者を支援する福祉の仕事をしてまいりました。福祉の仕事をしていく中で、本人や家族の困りごと、相談の中に、法律に関する内容が含まれているケースが少なくなく、ソーシャルワーカーとして総合的な幅広い知識を持つ必要性を感じていました。もともと法学部で民法などの基本的な法律知識はありましたが、きちんと資格を取って、法律家として胸を張って、総合的に障がい者や高齢者の相談に応じられるようにしたいと考え、行政書士の資格にチャレンジしました。

福祉に特化した業務が中心になっています。

 行政書士事務所では、福祉に特化した事務所運営を行っており、主に遺言、相続、任意後見契約書作成です。そのほか、福祉事業所の指定申請業務です。
 そのほか、代表を務める法人でさいわい福祉ケアマネジメントセンターを運営しています。主な業務は高齢者のケアマネジメント、障がい者の計画相談です。
 また、社会福祉士として、後見人を受任しています。
 後見人としての役割では、試験科目の民法を始めとした法律全般の知識が役に立ちました。法律の効果が、無効なのか取り消しうるものなのかなど個別のケース、契約内容に応じて判断する力が身に付いたと感じています。

相手の立場に立ち共感し個人を尊重することが1番大事だと思います。

 私が、心がけているのは、第一に個人の尊厳の尊重です。
 周りの支援者で決めるのではなく、本人が決めれるように必要な情報提供、本人の本来持っている力をエンパワメントするように心がけています。
 人は誰でも人に認められたい、尊重されたいという気持ちがあります。それは誰もが自分が大切だからではないでしょうか。
 相手の大切にしているものを尊重することは支援者として欠くことのできない視点であり、そのためには共感の姿勢が大切だと考えます。他人として同情するのではなく、自分がその人だったらどう考えるか、どういう気持ちか、相手の立場に立って考えるように努めています。

書類作成を作成して地域社会に貢献。行政書士はそれができる資格です。

 地域でお付き合いのあるヘルパーステーションからご紹介をいただき行政書士として遺言書の作成をお手伝いさせていただきました。ご本人が自らの意思を形にできて、大変喜んでいただいたことが印象に残っています。
 福祉事業所の職員は業務が繁忙で書類作成の時間がなかったり、ご自身で書類を作成することが苦手な方もいます。そういった方々に代わって書類作成をすることで、事業所の活動の幅も広がり地域に貢献できることに行政書士としてやりがいを感じました。

諸星行政書士事務所

福祉に特化した行政書士事務所です。ケアマネ事業所、障がい計画相談(障がい者ケアマネ)を併設しており、地域生活を総合的にサポートいたします。

業務内容:遺言、相続業務、任意後見契約書作成、福祉事業所の指定申請代行業務