行政書士は物事の「入口」から携わることのできる士業として、非常にやりがいがあると感じます。

菖蒲 悠太

1982年7月26日生まれ。生まれも育ちも東京都大田区。大学卒業後は教育業界に携わる。2013年度の行政書士試験に合格。趣味は読書とスポーツ観戦・音楽鑑賞(特に乃木坂46・欅坂46)。得意なスポーツはソフトボールで、得意なポジションはサード。

取得する法律資格を探しているときに「街の身近な法律家」である行政書士に出会いました。

 最初から「行政書士になりたい!」とは思ってはいませんでした。元々は大学で法学部に在籍していて、司法試験合格を目指していました。一旦は法律とは無縁の業界に就職したのですが、30歳を過ぎてからやはり法律関係の仕事をしたいと思うようになり、今からでも取得できそうな法律系の資格は何かを模索していたときに、行政書士試験について知りました。行政書士について詳しく調べていくうちに、「街の身近な法律家」として、紛争を未然に防ぐ仕事をするのが行政書士だということが分かり、次第に興味を持っていきました。

相手の立場に立って業務を行うことと、親しみやすい雰囲気をかもし出すことを大事にしています。

 主に株式会社を中心とした法人の設立業務・補助金申請業務などを扱っています。その中で最初の印象が大切なところもあるので、身だしなみは気をつけるようにしています。相手に嫌がられるというのが一番よくないので、服装に気を遣うようにしています。それから法律家というと一般の方から見れば固いイメージがありますので、フレンドリーにといえば言いすぎですが、話し方をやわらかくして親しみやすいようにしています。あとは業務を行う際に、常にお客様目線で考え、お客様の立場に立って行動すること。「利他の心」を持ち続けるということを心がけるようにしています。

教育業界にいたころの保護者との面談の経験が、お客様との相談に役立つことがあります。

 私は教育業界で働いていたのですが、その際の保護者の方との面談や生徒さんと話をするということが役に立ちました。行政書士の仕事の中でもお客様と1対1で面談をすることがありますが、そのときに臆することなく面談に臨むことができています。また、受験時代の学習経験が活きた場面としては、内容証明郵便の作成の場面が挙げられます。土地の共有に関するご相談だったのですが、そのときに学習した民法の知識が役に立ったという経験があります。
 

業務完了後のお客様とのつながりが保てているときに、行政書士冥利につきる思いがします。

 業務が完了した直後にお客様から感謝の言葉をいただくときは当然嬉しいのですが、数か月後ないしは半年後くらいに、お客様から近況の報告をお電話でいただいたときには、嬉しさが倍増します。「自分のことを覚えてくれていたんだな」と思い、行政書士冥利に尽きる瞬間です。
   あと、初回面談のときに、最初はなんとなくぎこちない感じでお話ししていたお客様が、途中から心を開いてくれて、ため口気味にフレンドリーな感じでお話ししてくれるようになった瞬間も嬉しいです。
 行政書士の業界には人間味あふれる方が多く、行政書士の予防法務という役割にも魅力があります。
 最初は行政書士はお堅い仕事なのかなと思っていましたが、実際にいろいろな行政書士の先生と接していくと、人間的な魅力にあふれる方が多いなと思うようになりました。また、お客様が何かを始めるまさにその瞬間から携わることのできる点こそ、行政書士という職業の最大の魅力だと思います(許認可申請・会社の設立・遺言書原案の作成など)。弁護士は争いになってから、司法書士は登記申請になってはじめて登場することが多いかと思いますが、行政書士は物事の「入口」から携わることのできる士業として、非常にやりがいがあると感じます。

 週1日は休みを確保するようにして、音楽鑑賞や読書などの趣味の時間をとっています。

 インドアが多いのですが、録画していたテレビ番組を観たり、好きなアーティストの音楽を聴いたり、本を読むのが好きなので読書をしたりしています。休みについては、土日でも仕事をすることもあれば、深夜に仕事をすることもありますが、自分の意識の中では週に1日は必ず休みを入れてリフレッシュするようにしています。そうは言っても休もうと思った日に仕事をすることになる日が出てきてしまいます。

得意分野をつくり、生まれ育った大田区に密着した行政書士として、地域に知られるようになりたい。

 「実務家」である以上、やはり「プロフェッショナル」を目指したいと思っています。今のところ誰かに誇れる特定の分野でのプロフェッショナルというものはありませんが、これからさらに業務をこなしていくことで、貴重な経験を積んでいき、その中で「この分野であれば菖蒲に任せておけば安心だ」というものを構築したいです。
あと、私が生まれ育った地元大田区で、地域密着の行政書士として大田区民の皆様から広く認知されることも目指しています。

しょうぶ行政書士事務所

2014年6月1日に大田区池上で「しょうぶ行政書士事務所」を開業。東京都行政書士会大田支部所属。主な取扱業務は、株式会社を中心とした法人の設立と補助金業務。大田支部所属の行政書士の有志とともに、地元大田区で相続・遺言に関するセミナーや相談会を定期的に開催。2015年4月より東京都行政書士会大田支部の理事(総務担当)に就任。大田支部では法教育の講師も務める。行政書士業務をこなしながらも、支部活動や大田区でのボランティア活動にも積極的に携わっている。