伊藤塾行政書士試験科 櫻井 正樹講師 紹介
櫻井 正樹 講師
2023年度行政書士試験合格。
2024年行政書士登録。
大学卒業後、営業職を経て、大手学習塾の校舎長として勤務。「もっと人のためにできることを」との思いから行政書士事務所を立ち上げる。
現在は、伊藤塾にて行政書士試験対策講座・実務家講座の企画、ゼミ・カウンセリングなどを担当。
櫻井講師Q&A
Q1 行政書士の一番の魅力は何だとお考えですか?
A:行政書士の一番の魅力は、「人の人生の転機に関われること」だと思います。
ビザの取得や相続の手続など、依頼者の人生や事業の大切な局面に寄り添い、法律の知識で現実の問題を解決できることに、この仕事の意義を感じます。
人生の節目に立ち会い、感謝の言葉をいただける瞬間に、大きなやりがいを覚えます。
目の前の人の不安を少しでも軽くし、前に進む力を与えられる――そんな仕事は他になかなかありません。
Q2 行政書士本試験の中で特に注意すべきポイントは何だと思いますか?
A:行政書士試験は、知識の量を競う試験ではなく、「正しく考える力」を試される試験です。正解を導くためには、焦らず、問題文を一つひとつ丁寧に読み取ることが大切です。知識は十分にあるのに得点に結びつかない場合、多くは“解き方”に原因があります。
元塾講師として感じるのは、勉強の目的を「覚えること」から「使いこなすこと」へ変えるだけで、得点力は大きく伸びるということです。「なぜそうなるのか」を意識し、正しい解き方を身につけることが、合格への最短ルートです。
Q3 講義をするときに気をつけていることは何ですか?
A:再現性を大切にしています。「どう考え、どう解けばよいか」を具体的に示し、受講生が一人でも実践できるように意識しています。講義を聞いた後に「自分にもできそう」と感じてもらえるような授業を心がけています。
Q4 講義を受ける際に特に意識してほしいことは何ですか?
A:“素直に”受講していただくことです。どうしても学習方法に独自性を求めがちですが、合格までの道のりは意外とシンプルです。私の講義では、「やるべきことを確実に積み重ねる」ことの大切さをお伝えしています。素直な姿勢で取り組むことで、学びの成果は必ず表れます。
Q5 復習の際に気をつけてほしいことは何ですか?
A:復習のときは、ただ問題をこなすだけにならないように意識してみてください。「今、何のためにこの問題を解いているのか?」を自分に問いかけながら取り組むことが大切です。問題を解くこと自体が目的ではなく、理解を深めるための手段だと気づけると、学びの質が大きく変わります。
Q6 受験をするにあたって気持ちの面で大切なことは何ですか?
A:とてもありきたりな言葉かもしれませんが、「諦めないこと」だと思います。本試験までの学習期間も、本試験中も、正直何度もあきらめたくなる瞬間があります。そこで気持ちを切らさず、乗り越えることが大切です。
Q7 受講生へのメッセージをお願いします。
A:行政書士試験は決して簡単な試験ではありません。私自身も、多くの失敗や試行錯誤を経てようやく合格にたどり着きました。だからこそ、これから合格を目指す皆さんの気持ちに寄り添い、共に歩んでいきたいと思っています。一緒に、最後まで頑張っていきましょう。