働きながら短期合格!条文ドリルの穴埋め問題を何度も解いたおかげで記述式問題で60点中42点得点できました。

働きながら短期合格

K.Nさん(27歳)
 

合格者
東京都在住
中央大学法学部卒業

受験回数:2回
受講講座:行政書士合格講座本科生、公開模擬試験パック
  

※プロフィールは、2010年度合格時点のものです。

はじめに

私が行政書士を目指したきっかけは、(1)大学で法律学を学んでいたこと、(2)法律が好きであったため、法律に関連した仕事につきたかったこと、(3)独立開業ができ、自分の裁量で仕事ができること、(4)法律を駆使して社会で本当に困っている人の力になりたかったことという4つの理由によります。
数ある受験指導校の中でも伊藤塾を選んだ理由は、(1)講師が信頼できること、(2)合格に必要なことをテキストにわかりやすく記載していること、(3)受講料が適正価格であること、(4)フォローがとても良く、インターネットだったり、直接講師に聞いたりと、いつでもわからないことを質問できること、(5)大学生時代から書籍の「試験対策講座」(弘文堂)などでなじみがあったこと、などが挙げられます。

私がとった勉強方法

開始段階の学習について

開始段階の勉強方法は講義で習った該当箇所を一読した後は、復習ドリル、過去問などを解くという方法でした。開始段階から過去問になれるというのはとても大きな意味があったと思います。
なぜなら試験勉強の開始の段階から合格に必要な勉強の深さを認識することができ、試験に出ないことを一生懸命勉強したり、または試験に必要な箇所をあいまいにしたりという危険性が少なくなるからです。

記述式問題対策について

1 年目はあまり力をいれませんでした。条文を普通に1 条から順番に直前期に読むということぐらいでした。しかし、その結果は60 点中8点という非常に悪い結果であり、不合格へと直結してしまいました。
2 年目からは条文ドリルの穴埋め問題を何度も何度も解くということをし、条文を自分のものへとしていきました。結果は60 点中42 点という好成績につながり、合格点突破の大きな助けとなりました。伊藤塾の教材だけを信じて頑張って良かったと思いました。総合得点は300点満点中218 点でした。

直前期の学習について

2年目の直前期の学習ですが、私はテキストで講師が大事だから赤線を引いてくださいといった箇所や、Aランク、B+といったとこを読むとともに、復習ドリル、過去問を何度も解きました。
その時一度目は全ての問題を解き、二度目は一度目に間違えた所だけを解き、三度目は二度目でも間違えた所を解くなど、間違えた所だけを集中的に解いていきました。 

伊藤塾の受講スタイルとフォロー制度について

私の受講スタイルは通学でした。それは通学の方がコンスタントに規則正しく勉強できると思いましたし、同じ受験生がいる方が特に自分が苦しくなった時でも「皆、苦しくてもこうして講義に出ている。自分も負けるわけにはいかない」と逆境を乗り越えやすくなると思ったからです。
また伊藤塾のフォローは本当に良く、私は直接志水講師にも質問しましたし、インターネットを通じた質問を何度もしました。とても優しく丁寧に答えてくださって、合格に必要な知識面、メンタル面など非常に助かりました。

明日の行政書士講座について

明日の行政書士講座には何度も出席しました。これは合格に必要なモチベーションを高めてくれたりしましたし、合格後に自営業者としてどうしたら仕事を成功できるか、社会貢献できるかということを教えてくれました。
マーケティングの仕方、これから有望な分野、行政書士として常日ごろ気をつけること、成功できた秘訣など出席する価値のある講座だったと思います。
私は法律家というのは決して上から人を助けるのではなく、仕事を通じて依頼者の皆様から教えられ、支えられて生きていく、他の業界と基本的な構図は何も変わらないサービス業だと思います。

最後に

行政書士試験は難化の傾向にあり、合格するのは大変だと思います。しかし、決して受からない試験ではありません。努力さえすればほとんど誰でも受かる試験です。
私もそうでしたが途中で色々理由をつけて試験勉強を辞めたくなるかもしれません。しかし、それでもコツコツ毎日努力を続けていくと必ずやっていて良かったと思える日がきます。
決して手を広げず自分が信じた受験指導校の教材、特に問題演習を何度も何度も繰り返してください。あいまいな100の知識より10の確実な知識というのは本当です。緊張した試験会場ではあいまいな知識は全て消えてしまいます。
私自身は今のところ、これから入管関係の行政書士になり、外国人や労働者の方の力になっていければと思います。
最後になりましたが、皆様の合格を心よりお祈り申し上げます。
(2011年2月・記)