濃く丁寧な講義と講師への質問で理解を深め、6 ヶ月で合格に至りました

伊藤塾に入塾して1回目で合格

宮坂 美和さん(28歳)
 

合格者
東京都在住
桜美林大学文学部卒業 中央大学法学部在学中
受験回数:2回
受講講座:行政書士ペースメーカー講座演習パック、40点以上取る! 記述式徹底演習講義、これで完成! 一般知識等総まくり

※プロフィールは、2010年度合格時点のものです。

はじめに

1 校目の大学を卒業した23 歳のとき、私は中華人民共和国の日系コンサルタント会社で営業補佐の仕事をしておりました。上海・北京・東京を行き来し、忙しい毎日にやりがいを感じてお りましたが、文学部卒業の私は法律の知識がなく、仕事をするうえで「学生時代に法律を学んでおけばよかった」と痛感することがしばしばありました。そこ で、25 歳の冬に帰国し、翌年の春に中央大学法学部に編入しました。中大の同期の学友が行政書士として開業していたため、私も行政書士試験を目指そうと決めまし た。
伊藤塾に入塾する前、他の受験指導校へ通っていましたが、内容的に危機感を覚え、伊藤塾に入塾しました。はじめて行政書士ペースメーカー講座を受講した日、志水講師の講義は、濃く、深く、丁寧で感動した覚えがあります。

私がとった勉強方法

開始段階の学習について

法律既習者ではありますが、部分的に理解の浅いところがあったので、それを埋めるよう心がけました。
講義を受け、その日に学んだ範囲についての復習と条文の素読をしました。そして、記憶したことを正しくアウトプットできるかを確認するため、過去問に取り組みました。解けなかった箇所は、目印をつけ、覚えるまで何回も繰り返し復習しました。本当に地味で地道な作業です。
行政書士ペースメーカー講座の演習問題は、本試験で未出題のテーマが出されます。演習で正しく解けなくてもめげずに解説講義で内容を理解するよう努めました。

記述式問題対策について

条文は素読し、それでも覚えられないときは書き下しました。条文を覚えたら、その条文に該当する過去問を3回解いて知識を定着させます。
判例は、テキストで強調されている箇所や過去問で問われている重要フレーズを理論的に理解し覚えるようにしました。理解できないときは、A → B→ Cと図にし、5W1Hを明確にし、それでもダメなときは講師に質問しました。
条文も判例も反射的に正しく解答できるかが勝負ですので、キーフレーズを分解し、コンパクトにしたうえで正しく吸収するようにしました。一度に全て覚えようとすると消化不良を起こす嫌いがあるためです。

直前期の学習について

直前期は、1日の課題と制限時間を決めて学習するようにしました。また、自宅で学習すると寝てしまうので、図書館などで勉強しました。
勉強方法としては、演習問題で間違えた問題を科目別にファイリングし、それを解き、解けるようになったらファイルから外す、その繰り返しでした。
どの科目も満遍なくこなさないと知識が頭からこぼれていく感覚がしたので、苦手科目についてもAランク、Bランクの問題については確認作業を欠かしませんでした。
直前期はどうしても疲れが出やすいので、ちょっとした時間にプールで泳いだり、スーパー銭湯に行ったりして気分転換するようにしました。

伊藤塾の受講フォロー制度

御茶ノ水校に通学しており、講義終了後に志水講師に疑問点を質問できたので、学習理解度を深めることができました。

司法書士試験の学習について

行政書士試験終了後、すぐに司法書士講座の受講を開始しました。試験科目について、行政書士試験と共通する部分が多いので、今のところ円滑に勉強しております。難しい論点や問題が出ても、理解するまで諦めない力がついたと思います。

最後に

私は伊藤塾入塾6ヶ月で合格をつかみ取ることができました。
私が合格に辿り着くことができたのは、志水講師が「伴走」してくださったおかげだと実感しております。
志水講師は、勉強面・精神面ともに的確なアドバイスをしてくださり、時には厳しく指摘されたこともありましたが、自身を客観的に見つめる機会を与えてくださいました。ありがとうございました。伊藤塾を選んで本当によかったです。
将来は、困っている人や悩んでいる人、弱い立場の人の痛みに寄り添えるような、頼りがいのある法務家として活躍したいと考えております。
この場を借りて、勉強できる環境を作ってくれた家族に心から感謝いたします。特に、お母さん、お爺ちゃん、どうもありがとう。
いつか楽させるから、待っててね!!!
(2011 年2月・記)