似て非なる制度の比較などは、スパイラルカードがとても有効!

他校・独学から転入して合格

田中 美奈さん(43歳)
 

主婦 ◆受 験 回 数/3回
◆受 講 講 座/行政書士合格講座、直前対策講座 など

※プロフィールは、2011年度合格時点のものです。



行政書士との出会い

 私は銀行員だった当時、お客様から相続の問い合わせがあった時、答えられずに担当者に丸投げ状態でした。これではいけない、相続の勉強をしようと思い、色々調べて行政書士にたどり着き、勉強をはじめました。当初は他の受験指導校の通信講座を受講していましたが、インターネットの無料ストリーミングで志水講師に出会い、伊藤塾で勉強しようと決意しました。

受験勉強中に、辛かったこと・嬉しかったこと

 2011年の2月までは仕事と主婦業、試験勉強とで時間を作るのも大変でした。それに加え持病が再発し体調を崩しがちでした。体調を崩しながらの通学と日々の勉強が思うように進まなかったことが辛かったです。
 私は昨年度の本試験で一般知識等が1問足らず不合格でしたが、法令等はかなり高得点でした。そんなこともあり法令等科目には自信を持っていましたが、志水講師の憲法の講義を受講し、全く理解が足りていないことに気付くことができました。理解の甘さを認識することができてよかったと思います。

私がとった勉強法

(1)開始段階の勉強法について 
  計画を立てることが苦手な私は、特に計画を立てませんでしたが、行政書士合格講座を基本計画としました。行政書士合格講座を受けるうえで、「テキストの読み込み」及び、「問題演習」は当然欠かせません。忘れてしまうことは仕方ないことだということを前提に、繰り返し学習することで、「確固たる基礎力の定着」をはかることを心がけました。
 似て非なる制度の比較などは、スパイラルカードがとても有効でした。それでも覚えられなければ自分なりの表を何度も書いて、弱点を徹底的につぶしていきました。
 講義を聴いてもよくわからないところはすぐに質問するのではなく、自分なりに考える。こうすることでその後の理解がグッと進むと思いました。自分の頭でよく考え、手を動かして書くことの重要性を実感しました。
 そして志水講師もよく仰っていましたが、法律を勉強するのですから条文をよく読んで理解することは本当に大切です。今年度の試験対策では準用条文などにかなり注意をはらい勉強しました。

(2)直前期の勉強法について 
 これまでは心配のあまり手を広げすぎてパニック状態に陥っていたことから、手を広げず、直前講座と、ラスト1週間の「過去5年分の本試験問題」を試験と同じ時間で実施しました。試験は3時間で問題を理解し、解答をひきだすため、「慌てず急いで正確に」問題を解く訓練を過去問・答練で繰り返し実施しました。過去問・答練でミスしたところ・理解があいまいなところを再度チェックしました。

(3)総論「私の合格ポイントと反省ポイント」 
 私はアウトプットの際、一問一答形式で解いたり5肢択一形式で解いたりと変化をつけて演習していました。その時には時間を計って解きました。常に試験時間を意識しながらのアウトプットをしたことは良かったと思います。そして同じことの繰り返しは誰もが嫌だとは思いますが、それをうまく割り切っていました。この繰り返しこそが合格へ直結すると思います。その結果246点という意外な高得点で合格できたと思います。
 反省点は、一般知識等の勉強を中間模試が終わるまでほぼ何もしなかったことです。中間模試で一般知識等20点という結果はさすがに焦りましたが、法令等科目はある程度しあがっていたので9月からは一般知識等と法令等科目を5対5くらいの割合で勉強していました。
 今年度の一般知識等は比較的解きやすかったので文章理解で1問落としただけで良い結果をだすことができました。
 政・経・社は苦手意識があったのですが、私はこの科目が好きなんだと思い込ませ、丁寧に勉強していたら好きになっていました。試験直前にはすっかり得意科目になっていました。

自宅での学習と伊藤塾の個別フォロー

 ライブ講義で聴き逃したこと、わからなかったことをインターネットで倍速受講できたことは時間短縮になり良かったです。
 また志水講師には的外れな質問も何度もしたと思いますが、親切に答えていただき感謝しています。

最後に

 これからは、みんなが幸せになれるような行政書士になりたいと思います。
 志水講師をはじめスタッフの皆さま、本当にありがとうございました。そして、行政書士試験を目指す皆さま、地道な努力が大きな結果をもたらすはずです。決して諦めずに頑張ってください。

受験勉強中の思い出

ポイントを色分けして自分なりに理解しやすいようにしていたつもりですが、主人からは「目がいたい」とバカにされました(笑)

ポイントを色分けして自分なりに理解しやすいようにしていたつもりですが、主人からは「目がいたい」とバカにされました(笑)

銀行退職時に後輩行員からいただいたもの、友人、知人からいただいたものです。

銀行退職時に後輩行員からいただいたもの、友人、知人からいただいたものです。