質問して講師に知識を確認してもらい、自分の理解度をチェック

個別指導を有効活用して合格

池田 桂一 さん(27歳)
 

[受験回数] 1回
[受講講座] 行政書士合格講座、行政書士合格ゼミ、うかる!必修項目100講座

※プロフィールは、2012年度合格時点のものです。


行政書士試験との出会い

 法律を学ぶのは初めてでした。行政書士の資格や業務に魅力を感じて勉強を始めたというよりは、以前から法律を勉強してみたいと考えていて、学習期間も法律を初めて勉強するにはちょうどよかったため、行政書士試験の学習を開始しました。
 伊藤塾は、法律専門の受験指導校なので信頼できると思って入塾しました。他の受験指導校を特に検討していなかったのですが、今振り返っても伊藤塾に入塾してよかったと思っています。

受験勉強中で、辛かったこと・嬉しかったこと

 勉強中に腰が痛くなることが辛かった程度で、精神的に辛かったことはありませんでした。むしろ、法律の勉強が楽しかったです。
 嬉しかったことは、基本中の基本かもしれませんが、法律の考え方がわかったことです。自分の身の回りの生活から社会問題にいたるまで、法律が運用され、なぜそうなのかが以前よりもわかるようになりました。

私がとった学習方法 

開始段階の勉強法について

 インプットに関しては、まず行政書士合格講座を聴き、翌日に前日の講座の復習をしました。水曜日と土曜日が講座なので、木曜日と日曜日に前日の復習をしました。そして、月曜日と金曜日に今までの復習をしました。そして火曜日を休日にしていました。
 アウトプットに関しては、行政書士合格講座の教材の一問一答と過去問・他資格・オリジナル問題と答練しかしていません。問題で間違ったところは、まず問題にチェックを入れ、テキストに戻って読み直しました。答練に関しては、間違った箇所は基本的には復習していましたが、憲法の問題は難しかったので、テキストに載っていないことは、テキストに挟んで一読して終わりという程度でした。

直前期の勉強法について

 直前期に関しても、特に今までと変わりなく復習重視の勉強をしていました。直前の講座としては、「うかる!必須項目100講座」を受講しました。うかる必須項目100を受講するまでは、繰り返し復習しても会社法が理解できなかったのですが、インターネットで会社法の講座を聴いた時に、基本的な考え方が理解できました。その後、試験の直前期にも関わらず、会社法の勉強が楽しくなり、会社法中心の勉強をしていました。ただ、合格することを第一に考えると、あまり直前期に会社法を中心に勉強することは得策ではないと思います。

総論「私の合格ポイントと反省ポイント」

 合格ポイントかどうかはわかりませんが、よく質問をしたと思います。通学クラスだったので、講義の前後に講師の方を捕まえては質問していました。理解しているかを確認するには、講師の方に自分の言葉で説明して知識を確認してもらうのがいいと思います。
 講座では、丸暗記ではなく、理解してから暗記するようにといわれますが、「理解をしている状態」を自分自身でわかることは難しいので、上記の学習法をおすすめします。
 反省ポイントは前半頑張りすぎたので、後半は学習がマンネリ化してしまったところだと思います。

自宅での学習と伊藤塾の個別フォロー

行政書士合格ゼミでは宿題がありましたが、宿題はゼミが終わったその夜に終わらせました。ゼミの宿題にかかった時間は民法で約1時間、その他は、約30分です。ゼミは積極的に間違ってもよい場であると思っていたので、わからなくてもテキストで調べたりはしませんでした。ゼミでは、今自分がどのように理解しているかを自分の言葉で説明するようにしていました。理解が間違っている場合は、どのように間違っているかを教えてもらえるので理解が深まったと思います。

最後に

今後の予定は決まっていません。勉強に関する考え方は人さまざまですが、私は楽しんで勉強するという考え方が好きです。結果よりも、その過程を楽しむという形で勉強する方がいいと思います。私は行政書士試験に合格するかしないかは運の要素が強いと思うので、模試や本番の結果がよくなかったからといって、悩みすぎないことです。
 最後に、伊藤塾で出会った講師・スタッフ・ゼミ生の皆様、ありがとうございました!

受験勉強中の思い出


行政法のテキスト。最後はテキストの幅が厚くなり過ぎて新しい情報を挟むのに苦労しました。


伊藤塾の2011年度行政書士試験合格体験記。色んな人がいるんだなと思いながら時々見ていました。