丁寧な講義と講義回数に魅力を感じ伊藤塾を選択しました

独学・他校から転入して合格

堀之内 健さん(33 歳)
 

★独学・他校から転入して合格
【受講講座】行政書士合格講座など

※プロフィールは、2013年度合格時点のものです。


行政書士試験との出会い

きっかけは以前から何か一人で独立したいという思いがありました。
そんなとき行政書士は開業するにあたりコストパフォーマンスが良いと聞いたのがきっかけです。しかし律の勉強は初めてで独学、家庭教師で勉強していましたが合格できませんでした。そして以前伊藤塾のテキストを使用していたので伊藤塾の説明会と他校の体験授業に参加しましたが、丁寧な講義と講義の回数に魅力を感じ伊藤塾を選択しました。

私がとった勉強方法

 

まず(1)理解すること、(2)暗記することの2 つに分けて学習しました。
「理解する」とは例えば詐害行為取消権なら自分が当事者になって具体例をあげて詐害行為取消権を人に説明できるようになること、過去問等を解いて何が大切でどこまで理解していなければいけないのか、何を暗記しなければいけないのかを理解しました。よって詐害行為取消権と言われたら10 なら10 個覚えなければいけないことを紙にまとめていました。
そのうえで「暗記」しました。ここで大切なことは「暗記」と「暗記したつもり」は全くちがうことです。私も経験しましたが表を手で隠して全部言えるのは「暗記したつもり」です。暗記するとはその表を何も見なくても頭の中、紙に同じ内容を一つもミスなく再現できることをいいます。よって私は詐害行為取消権と言われたら何も言わなくて暗記事項を言える、又は書ける状況にしました。少なくとも民法、行政法はこのレベルで全て暗記しました。方法は何度も口に出して言う、何度も書く、自分にしかわからない語呂合わせ等手段は選びませんでした。また履行遅滞の起算点のように正しく理解すれば暗記しなくても頭に浮かぶものもあるので目的などを理解することも大切だと思います。
直前期も普段も勉強する内容は変わりませんでした。理解することを理解しているか暗記するところを暗記できているか確認していました。
合格のポイントをあげるとすればやっぱり暗記の精度だと思います。岡講師もいっていましたが「常識」にしなければいけません。総理大臣は??と聞かれて考える人はいません。安倍晋三とすぐに言えるはずです。詐害行為取消権と言われたら暗記事項が常識のように言えなければいけません。これができたから合格したと思います。

受験勉強中で、辛かったこと・嬉しかったこと 

嬉しかったことはなく辛いことの連続でした(笑)。
やはりなかなか覚えられないこと、模試でのケアレスミスは本当に辛かったです。
知識はあるのに問題を読み飛ばしていて間違えることが私は結構あったのでこれは辛かったです。ただ本試験も苦しい事、辛い事の連続です。辛い事を沢山経験しておかないと本試験を乗り切ることはできないと思います。

自宅での学習と伊藤塾の個別フォロー 

私は自宅での学習はしませんでした。理由は簡単で誘惑に負け勉強しないからです。
公共機関、伊藤塾の自習室を活用していました。個別フォローですが私はインターネット講義を活用して先行学習をしていました。私は3 月に入塾したのですでに収録した講義を聴くことができたので憲法の講義を聴いて別の日にインターネットで民法の講義を聴いていました。

最後に 

合格するための秘訣を挙げるなら(1)「行政書士試験に出題される問題レベルを的確に把握すること」(2)「それを知った上で合格するという覚悟」を持つことだと思います。
どのスクールに行くか、講師は誰が良いのか、どの講座が良いのか、どういう勉強方法が良いのかを考えることは二の次だと思います。仮に前述したことを全て満たす講座があって昨年の合格率100%の講座があったとします。その講座を上記2 点を持ってない人が受けても合格しません。合格する手段は100 人いれば100 通りだと思いますが合格した人の多くは上記2点を満たしている人が多いのではないでしょうか。
申込数が約7 万人に対して実際に受験した人は約5 万5 千人、合格率は約10%の現実を直視することが合格への第一歩だと考えます。