「ペースメーカー」は、文字通り私の学習計画をペースメイクしてくれる存在でした

独学・他校から転入して合格

大川 洋さん(42 歳)
 

会社員
★独学・他校から転入して合格
【受験回数】3回
【受講講座】行政書士ペースメーカー答練、クライマックス講義など

※プロフィールは、2013年度合格時点のものです。


行政書士試験との出会い

私は大学卒業後に就職した現在の勤務先(運送会社)にて、セールスドライバーという職種一筋で今日までやってきました。もちろん、法律とは無縁の生活を送っていました。
そんな中、法律事務所に勤務する私の妻が、数年前から行政書士、社会保険労務士と続けて資格を取得しているのを身近に見ていて、漠然と法律の学習に興味を抱くようになりました。

私がとった勉強方法

開始段階の勉強方法について
 

3 度目となる昨年は、(1)基礎知識の精度を上げる、(2)行政法を得点源にする、を主眼に学習を再開しました。私は仕事柄、毎朝6 時半に出勤して、帰宅は連日深夜12 時前後になり、日曜日と祝日しか、まとまった学習時間を確保できませんでした。そんな私にとって、週1 回のカリキュラムで講座が進む「ペースメーカー答練講座」は、文字通り、私の学習計画をペースメークしてくれる存在でした。 
とりわけ私が良く利用したのは、スパイラルカードの条文ドリルです。仕事中のわずかな隙間時間を利用して、少しずつでも目を通しました。

直前期の勉強方法について

講座が全て終了した9 月以降は、勉強時間の半分くらいを行政法に費やしました。基本的には、伊藤塾から頂いた教材以外は使用しませんでした。 
民法、憲法については出題予想でのAA ~ A 論点の基礎知識の確認、答練・過去問の×箇所の解き直しを行い、知識の抜け落ちがないかの確認に努めました。

私の合格ポイント
 

合格ポイントは、当初の目標通り、基本を大事にしたこと、とりわけ行政法を完璧な得点源にできたことです。結果、昨年の本試験では、行政法の択一問題で19 問中18 問正解することができ、合格への大きなアドバンテージとなりました。

受験勉強中で、辛かったこと・嬉しかったこと 

平日はほとんど学習時間が確保できない、なかなか覚えられない、模試の点数が上がらない……、これらの事を「辛い」と感じたことは一度もありません。
なぜなら、自分の好きな事をさせてもらっているのですから。世の中には、したくても出来ない人はいっぱいいます。一度も中断することなく、学習を継続出来たことに感謝しています。

自宅での学習と伊藤塾の個別フォロー 

私は企業に勤める社会人であり、私の本分は仕事です。ですから、平日は「本分」である仕事を目一杯こなし、オフである日曜日と祝日に「好きなこと」である勉強を目一杯こなすことにより、生活にもメリハリができ、精神的にもリフレッシュすることができたと思います。
個別フォローは何も利用しませんでしたが、インターネットでの講義を通じて、伊藤塾と繋がっているという安心感はありました。

最後に 

学習開始から4 年、無事合格を果たすことができ、大変嬉しく思います。
圧倒的な説得力と絶対的な信頼感で私の背中を押してくれた志水講師、いつも支え励ましてくれた妻には、感謝の気持ちでいっぱいです。
漠然とした興味から始めた行政書士試験の学習ですが、さらに法律の学習を進めてみたいという思いから、今年の秋より司法書士試験の学習を開始します。 
そして、将来実務の世界に出て、これまでの社会経験と人脈を最大限生かして、法律家としての道を歩んでいきたいと思います。
社会人の方にとって、学習時間の確保が最も大変なことと思います。とにかく平日は、隙間時間を大切にしてください。5 分10 分あれば、カードを見る、条文を読む、結構いろんな事ができます。そして、休みの日にしっかりと机に向かって勉強できれば充分です。
あせらず、あわてず、無理をせず、自分のやれる範囲でベストを尽くす! 自分を信じ、担当講師を信じ、あきらめずに継続すれば、必ず道は開けます。皆様の合格をお祈りしています。

受験勉強中の思い出