基礎力完成マスターでは、講師指定の過去問題だけを丹念に理解するために読みました。

一発合格

Y.I さん(29歳)
 

★一発合格 ◆ 受験回数/1回
◆ 受講講座/行政書士合格講座、公開模試、直前対策講座、本試験シミュレーション
◆ 合格年度の学習開始時期/ 2013年12月

行政書士試験との出会い

 法律を学ぶのは全くの初めてで、両親のすすめで行政書士試験を受験することにしました。そもそも行政書士がどのような仕事をするのか全く知らず、行政書士という職業にどういった魅力があるのかわからないまま学習を開始していたので、『明日の行政書士講座』はとても勉強になりました。伊藤塾を知ったきっかけは、伊藤真塾長が出演されていたNHKの番組をたまたま見たことです。無料公開講座を無料ストリーミングで視聴して、伊藤塾は信頼できると思いました。特に、学習方法を教えてもらえるというのは自分にとって画期的だったし、ありがたかったです。カリキュラムの日程がこちらの希望する時間帯(14時~ 17時)であること、伊藤塾の立地、加えて1月から講座が本格開講するということなど、諸々合わせて入塾を決めました。

私がとった学習方法

開始段階の勉強方法について
 

 まず最初は用語の意味も全く理解できなかったし、法律学習がどのように進んでいくのかもわからなかったので、なるべく理解してから覚えようと思いました。よくわからないものをただ覚えても問題が解けるとは思えなかったので、どのように覚えておけば問題が解けるのかがわかってから覚えようと思いました。なので、基礎力完成マスターが終わるまでは記憶のための時間は取りませんでした。平林講師の復習ブログにある、達成度チェックリストを用いながら合格テキストを何度も読み、ある程度理解できたと思えたら、もう一度講義をインターネットで聴き直すことで、目から耳からまずは法律に慣れることに徹しました。結果、見たり聴いたり読んだり、理解がはかどらないものは書いたりを繰り返しているうちに、合格ラインに達する分は覚えることができたのだと思います。
 基礎力完成マスターの段階では過去問を読むことで精一杯でした。問題文も解説も理解できませんでした。講師指定の過去問題だけを丹念に理解するために読みました。問題を解くということはどういうことなのか、どの知識がどのように問われているのか、何をどのように覚えておけばよいのかといった分析をしているうちに上半期は終わってしまいました。過去問は解くということはあまりできませんでした。いわゆる問題演習というのは実践答練、公開模試、本試験シミュレーションだけでした。

直前期の勉強方法について

 10月末までの学習は上半期にしていた学習とほぼ同じでした。テキストやスパイラルカード(現:合格カード。以下カード)の理解と通読。記憶の時間はあまり取れませんでした。結局、過去問を年度単位で通しで解くのは、11月の本試験シミュレーションでようやくできました。直前期は完全に甘えてしまい、出題予想に頼りすぎる学習をしてしまいました。AAランクやAランクばかりに時間を割いてしまい、B・Cランクはほぼやらずに本試験を迎えてしまいました。

私の合格ポイントと反省ポイント
 

 試験中、取れそうな問題を取れるように集中したから、できない問題はさっさと見切りをつけたから、なんとか合格レベルに達したのだと思います。
 また、途中で挫折だけはしたくなかったので、学習中は辛くならないよう、無理しないようにしました。少しずつでも勉強が進むように学習を楽しむよう心掛けました。集中力が切れたら学習を切り上げました。
 

最後に 

 講師を、教材を信じて学習することがやっぱり大事です合格に必要なものはちゃんと提供されています。あとは受験生が合格に必要なだけの時間と労力を費やすだけ。なんだかんだ合格に一番必要なことは自習(積極的に自主的に学習すること)だと思います。自習によってしっかり消化吸収しなければ、合格テキストもカードも宝の持ち腐れになってしまいます。正しい学習法でやるべきことをやれば合格できます。

受験勉強中の思い出


 
平林講師伝授の正しい学習方法をすべて書き出したもの。
 


 
電車の中や歩いている最中に講義を聴く時に使っていたMP3プレーヤー。