M.Aさん

 

【受験回数】2回
【受講講座】行政書士中上級講座 中上級コース 【合格年度の学習開始時期】2019年2月

※プロフィールは、2019年度合格時点のものです。

1. 私が行政書士試験を目指した理由

法律の専門的な知識を用いて、人を助ける仕事ができる点に魅力を感じていました。また、三十代になり、資格という形に残すことで、自分の持っている法律の知識をより実感できるようにしたいという思いがあったため行政書士試験を目指しました。
伊藤塾を選ぶ決め手になったのは、主に次の二点です。
まず、平林講師の講義内容が法律家としてのしっかりとした土台を作ることを意識されているものだった点です。次に、カウンセリング制度といった講義以外のサービスも充実していた点が挙げられます。
 

2. 伊藤塾を活用した私の合格法

(1)講義や教材
私は、平林講師の中上級講座を中心に主にweb受講していました。
平林講師の適切なイメージに例えながら進める講義は、学習内容を理解する上で大きな助けとなりました。一見解りにくい構造の論点も、その論点と似た考え方の構造をもつ身近なものに例えながら説明をしてくださるので、スムーズに内容を理解することができました。また、講師による受講生への問いかけが時折挟まれる講義スタイルは、主体的に考える機会が増える授業でした。おかげで、集中力を保ちながら受講することができました。         
なお、問いかけに対しては基本的に希望受講生が回答する形であり、常に講師からの質問に身構える必要はない点も私の受講スタイルとあっていました。
中上級講座のテキストは、各科目1冊のテキストでインプットとアウトプットの学習が効率的にできるように構成されている点も役立ちました。中上級講座のテキストは講義の説明内容の近くにそのテーマに関する問題が掲載されているため、問題を解いて不明点が出た際に素早く参照することができました。
 
(2)カウンセリング制度
カウンセリングをうけることで、自分の立てた学習計画、目的、目標などに関して講師の方から適切なアドバイスを受けることができました。またモチベーションの維持にも役立ちました。
 

3. 合格のポイントと反省のポイント

(1)合格のポイント
勉強内容へのアプローチの方法は多様にしても、勉強の内容自体は手を広げないように心掛けていたことです。例えば、細かい条文へのアプローチとしては六法を視覚的に読むだけでなく、条文を読み上げるオーディブックを活用するなどしていました。
 
(2)反省のポイント
去年の試験の際に、時計を一つしか持っていかなかった点です。そのため、試験中に時計が止まるというアクシデントにみまわれた際に、上手く対処することができませんでした。その反省を活かし今年は、時計を二つ準備していきました。
なお、私の試験会場の試験監督官に確認したところ、試験中に机の上にだせる時計は一つまでとのことでした。試験中に新たな時計を準備する際には、試験監督官に確認をとる必要があると思います。
 

4. 伊藤塾の講師について

学習面のみならず精神面でも支えて頂いた伊藤塾の講師の方々や、目の前の質問だけでなく質問の趣旨を把握し、ご対応しようと心掛けて下さった伊藤塾スタッフの皆様に感謝しております。
とりわけ、カウンセリングで講師の方が自分の学習計画に対して的確なアドバイスをして頂けたことには深く感謝をしております。おかげで、独りよがりの学習に陥ってしまっているのではないかという不安から解放されて学習に取り組むことができました。
 

5. 最後に

今後、行政書士試験を目指す方々には、様々な背景や環境の中で試験に向き合っていくことと思います。試験勉強を投げ出してしまいたくなることがあっても自然な事かと思います。その際、あきらめず向き合っていくための大きな支えの一つに感謝の気持ちが挙げられると思います。支えてくださる人々の具体的な顏を思い出すとき、その感謝の気持ちがあきらめない力になります。行政書士試験を目指す方々にとって、結果だけでなく、その道のりも実り多いものになるよう願っております。