小林 圭さん/31歳

 

【職業】会社員
【受験回数】1回
【受講講座】公開模擬試験 【合格年度の学習開始時期】2019年2月

※プロフィールは、2019年度合格時点のものです。

1.私が行政書士を目指した理由

会社勤めをしている中で、「直接お客様の役に立てたことが感じられる仕事がしたい」、「手に職を身につけて独立したい」という気持ちを心のどこかに持っていました。そんな中、仕事で法律に触れる機会があり、これまで食わず嫌いをしていた法律を学んでみようという気持ちになり、まずは世の中のルールである民法を学ぼうと思いました。そこで、直接お客様に接して役に立てたことが実感でき、独立開業が可能な行政書士の資格取得を目標にし法律の勉強をしようと決めました。
 

2.伊藤塾を活用した私の合格方法

初受験にもかかわらず私が合格できたのは伊藤塾の模試のおかげです。
私は社会人で、妻子もいるため通学は難しく、独学で受験しました。
そのため、講義は受講しておらず、模試も伊藤塾の模試しか受験しておりません。
私は2019年2月頃から試験勉強を開始しました。当初は隙間時間に市販の参考書を読むだけで、過去問演習等のアウトプットは全くできておりませんでした。
そのまま時間だけが過ぎ、9月の模試を受験しました。手ごたえが全くなかったわけではないものの、合格点には程遠い結果でした。この模試のおかげで、自分の立ち位置を知ることができ、このままでは絶対に合格できないと気付くことができたとともに、伊藤塾の模試結果の丁寧な分析により自分の弱点を把握でき、残り二か月間のラストスパートを効率よいものにすることができました。本試験までのラストスパート期間は通勤時間の全てを勉強に充てることとし、頭がフレッシュな行きはインプットを主とし、頭が疲れている帰りはアウトプットに専念しました。その際、伊藤塾の「1分マスター行政書士」と「伊藤真の会社法入門」を使っていました。土日はアウトプットを中心とし、伊藤塾から発売されている模試パックに取り組み、間違えた問題は周辺知識を理解するまで何度も見直しました。
また、9月の模試において記述式で出題された共有に関する問題は本試験でも出題され、模試で間違えていたため周辺知識も復習していたこともあり、本試験では落ち着いて回答することができました。
私は伊藤塾の模試を受験していなかったら間違いなく合格できていなかったと思います。伊藤塾の模試のおかげで自分の立ち位置を知ることができ、効率よく学習することができたため、合格することができました。
 

3.私の合格のポイントと反省のポイント

私の合格ポイントは通勤時間を有効活用できたことと、インプットする時間とアウトプットする時間を明確にした点だと思います。私は都内に電車通勤しており、電車に乗っている時間は片道1時間程度です。いつもは長いなと思う通勤時間を、たった1時間しかない勉強時間と思うことである意味で自分を拘束し、集中して学習できたと思います。また、先にも述べた通り、行きはインプット、帰りはアウトプットと自分の頭の疲労度と合わせることでより効率の良い学習ができたと思います。
反省点としては、もっと早くからアウトプットを増やしておくべきだった点です。初めて勉強する法律分野ということもあり、どこかでアウトプットよりもインプットが大事とアウトプットを軽視していました。もう少しアウトプットを早くから始めていればより効率的な学習ができ、知識の蓄積が増えたと後悔しています。
 

 4.最後に

最後に、これから勉強を始める方の中には法律初学者の方もいらっしゃると思いますが、私も1回目の受験で合格できましたので、過度に不安にならず邁進していただけたらと思います。また、資格取得に理解を示し、勉強時間の確保に協力してくれた家族には大変感謝しています。重ねてにはなりますが、私が合格できたのは伊藤塾のおかげです。本当にありがとうございました。

受験勉強中の思い出


私を合格に導いた教材