志水講師はどんな質問でもしっかり向き合って答えてくれました

独学・他校から転入して合格

山崎 純平さん (22歳)
 

学習院大学法学部法学科4年在学中
▲受験回数/1回
▲受講講座/行政書士合格講座 本科生

※プロフィールは、2009年度合格時点のものです。


はじめに

 私は就職活動をしていましたが、 勉強がしたいと強く思い、 また法律を大学で学んでいたこともあり、 2月に行政書士を目指すことを決めました。 伊藤塾を選んだ理由は、 (1)司法試験を目指している友達皆が、 伊藤塾に通っていたこと、 (2)テキストが他の受験指導校より気に入ったことです。 初めて志水講師の 「憲法」 を受講した時は、 正直学校で学んでいたことは何だったのかと思うほど、 とても理解しやすかったです。

私がとった勉強方法

基礎段階の学習について
 

 講義を聴き、 テキストを復習し、 問題 (過去問題、 確認テストなど) を解くことの繰り返しでした。 以下その過程での重要なポイントを簡単に述べます。 
  (ア) 質問をすること。 上記の過程で当然わからないところが出てくると思います。 その疑問をまず自分で考え、 それでもわからない部分について、 次の講義で志水講師に疑問をぶつける。 「自分がこんなに考えたのにわからない疑問を志水講師はどのように解決するのか」 と質問をすることが楽しみでした。 今思うと、 試験とは関係のないことまで質問していたと思いますが、 志水講師はしっかり向き合って答えてくれました。 また、 自分の実力がつくに従い、 自分の質問の質があがっていることに気がつきました。 
  (イ) テキストを自分なりに加工すること。 伊藤塾のテキストは情報が集約されており、 とてもわかりやすいです。 しかし、 行政書士試験の全ての情報を網羅しているわけではありませんので、 自分が解いた問題の中でテキストに載っていない情報を書き込み、 オリジナルのテキストを作りました。 
  (ウ) 徹底的に繰り返すこと。 当たり前のようで、 とても重要なことだと思います。 私は、 テキストを何回も何回も繰り返し読み、 また過去問題を10回繰り返し解きました。 それによって、 覚えようとしなくても覚えることができました。 しかし同じことの繰り返しは、 飽きたりマンネリ化しやすくなります。 私はそれを防ぐため、 勉強する場所を変えたり、 音読などをして刺激を与えながら乗り越えました。

応用段階での学習について

 夏頃から、 「実践答練マスター」 が始まりました。 
 志水講師のアドバイスである 「問題を解く→テキストにかえる」 ことを徹底しました。 その際、 関連するテーマや混同していたテーマなどしっかり復習することがとても重要だと思います。 そのことで問題を解く以前より、 確実に実力がつきました。 
 問題演習は自分の弱点を教えてくれる重要な機会です。 講義で問題演習を繰り返すと、 簡単なミスをしている自分に気がつきました。 今までは軽視していましたが、 志水講師が 「イージーミスは重大なことです」 とおっしゃられた時、 はっとし、 それから軽視しないように意識を変えました。 また、 記述式の点数が思うように伸びませんでした。 その理由は 「要件」 や 「効果」 を正確に覚えていなかったことです。 そこで本試験で記述が出題されそうなところをテキストから書き出し、 徹底して覚えました。 そのおかげで、 本試験では42点を取ることができました (模試では17点でした)。

直前の学習と試験当日について
 

 直前期でも変わらず、 基礎で述べたことの繰り返しでした。 決して伊藤塾で配られたもの以外は手を出しませんでした。 逆に配られたものを完璧にできるように何回も繰り返しました。 試験当日、 問題を解いていて感じたことは、 「この問題以前やった」 でした。 そのように思えたのは、 おそらく今まで伊藤塾から渡された問題を、 徹底的に繰り返したおかげだと思います。 結果的に232点という高得点を取ることができました。

独学の危険性について

 独学の危険性は2つあると思います。 
 (1)重要な情報がわからない。 行政書士の試験は膨大な範囲であり、 全部を頭に入れることは不可能であり、 膨大な時間がかかってしまいます。 しかし、 試験に出る箇所をしっかり勉強することで、 短期合格が狙えると思います。 受験指導校を利用すると、 どこが重要な情報であるかがわかります。 
 (2)理解することに多くの時間がかかってしまう。 受験指導校を利用することで、 わからないところを参考書などで調べる手間が省けます。 また、 必ず疑問を解決することができます。

これから受験を目指す方へ

 数年前と比べ、 行政書士試験は難しくなっていると思います。 しかし、 決して手の届かない試験ではないと思います。 行政書士試験は60%以上取れば合格ですから、 勉強をすれば受かる試験だと思います。 しかし、 その部分が難しいと思います。 しかし、 一人では難しくても、 家族、 友人、 講師の方々、 スタッフの方々がいれば、 必ず 「合格」 をつかむことができます。 勉強することが苦しくなったり、 スランプに陥った時こそ、 周りの人に頼る時です。 きっと元気になってまた勉強している自分がいると思います。 決して一人じゃない!絶対合格しましょう! (2010年2月・記)