自作の「週間予定シート」を活用。毎日のスケジュールを1週間ごとにまとめておくことで、バランスよく学習できました。

政令指定都市

Uさん
 

合格者イラスト
◆ 出身大学 : 私立大学文学部 4年
◆ 受講講座 : 地方上級・国家一般職対策講座、地方上級・国家一般職対策ゼミ
◆ 最終合格 : 政令指定都市、特別区(東京23区)
◆ 内    定 : 政令指定都市、特別区(東京23区)
◆ 予定進路先: 政令指定都市

※プロフィールは、2019年合格時点のものです。

はじめに

私がなぜ公務員を目指そうと考えたのかというと、就職活動を始めるにあたり、今までの自身の経験を振り返ってみた時に、生まれ育った地元に貢献し、人のために直接役に立つ仕事をしたいと考えたためです。地元の区役所や市役所を利用していて、住民のために真摯に仕事をしている職員の方の姿を見て、他の業界よりも、私の希望に公務員という仕事が一番近いということがわかりました。そこで、公務員試験に特化した受験指導校である伊藤塾に入ることにしました。
数ある受験指導校の中から伊藤塾に決めた理由は、3点ありました。1つは他の受験指導校と比較して価格がリーズナブルにもかかわらず満足いくサービスを受けられるという点です。やはり、自分の意志で受験指導校に通おうと決心したため、価格は自分にとって非常に重要なポイントだったためです。もう1つは、講師とのカウンセリングが無料で受けられた点です。自分がどんな勉強をすればよいかや、受験先の情報を的確にアドバイスしていただけたので、自分の位置を把握することができました。また、Webで講義を好きな時間に受けられるという点も非常に良かったです。大学生なので、部活やサークル、アルバイトなど毎週決まった時間を確保することが難しいと思います。しかし、伊藤塾はWebで自分のタイミングで講義を受けられるため、時間を有効に使うことができました。

私がとった勉強方法

まず、公務員試験という長丁場を乗り越えるためには、時間の使い方が非常に重要になってきます。そのためには、合格までの学習プランを、講師カウンセリングなどを利用して考え、それに沿って進めていく必要があります。そこで私が筆記試験の学習を行うときに、取っていた方法として、週間予定シートというものを自分で作成して活用していました。毎日のスケジュールを1週間ごとにまとめておくことで、バランスよく様々な科目を学習することができ、1つの教科に時間が偏り過ぎないようになりました。この週はたくさん勉強して、次の週はあんまりやらないといったことを防ぎ、コンスタントに学習できたと思います。また、週予定シートを振り返りながら、自分の苦手な分野へ時間をかけ、時間配分を調節することで合格に近づいたと感じています。
また、全体的な私の計画としては、とりあえず知識のインプットのために講義を受け続け、ある程度知識が固まったら、過去問を解き知識の反復を図っていました。学習を進める中で、1つの科目が飽きてしまったら、違う科目を取り組むことで気分転換をし、継続して学習に取り組みました。

専門試験(択一式)について

専門試験は非常に科目が多かったため、科目を絞って、最初はバランスよく勉強し、その中から、自分の中で得意科目を作るように心がけました。私は、他の生徒と比べても勉強を始めるのが遅かったため、講義を追いかけていく形になっていたのですが、その時に気を付けていた点がありました。それは、講義を受け終えた帰りの電車でその日に学習した内容を振り返るということでした。それを少しでも行うことで、スムーズに次の講義に入ることができ、効率的に学習を進めていくことができたと思います。

教養試験(択一式)について

教養試験も専門試験と同様に、科目数が多かったため、文系の私は、一番配点の高い数的処理のみに絞って学習することにしました。数的処理は講義中に講師が「毎日、少しでも触れるようにすることで解けるようになる」とおっしゃっていたため、他の専門科目などの講義などを学習する前に毎日5問解くようにしていました。試験の直前期には、問題を解く際に時間を定めて取り組むことで、本番を想定することができました。

教養論文試験について

伊藤塾で毎月定期的に行われていたゼミで、論文を書いていたので、直前に焦らずに済みました。論文も書く練習を行えば、確実に力になっていくので、定期的に書くことをおすすめします。また、自分で書いてみただけでは、実際の評価がわからないので、講師に提出することで自分の論文に対するフィードバックを得ることができると思います。

面接・集団討論について

面接も論文同様に、練習をすればするだけ力がついていきます
公務員面接に向けて本格的に取り組んだのは、全ての1次試験が終了した、7月の終わりからでした。1次試験の結果も気になると思いますが、自治体ごとの対策やエントリーシートを作成することにすぐ切り替えることが重要になります。なぜなら、エントリーシートが出来れば、それを元に模擬面接練習を受けられるためです。私も、ほとんどエントリーシートを作成していなかったのですが、プレ模擬面接を何度も利用して、たくさんのアドバイスをいただきました。プレ模擬面接の担当講師の方は、元行政官の目線からのエントリーシートの書き方や、面接時のマナーまですべてを教えてくれます大学での面接指導より具体的かつ効果的だったと感じております。1度時間に余裕があるうちに足を運んでみてもいいかと思います。
また、伊藤塾では模擬面接を何度も受けることができます。そこでは、実際にスーツを着て本番と同じように面接ができるので、いいイメージトレーニングになりました。

普段の生活と試験対策について

私はバスケットボールのサークルに所属していたのですが、公務員試験の学習と並行して参加していました。そこで気を付けていたことは、週に絶対何時間かは勉強する時間を確保していました。そうすることで、少しでも周りの受験生との差が開かないようにしていました。

民間企業の就職活動について

私は、民間企業を公務員試験の学習と並行して3社ほど受けたため、民間企業への対策はあまりできなかったのですが、本番さながらの雰囲気を味わうことができました。民間企業を志望していない方でも模擬面接とは異なる雰囲気をつかむチャンスになるので、大変かとは思いますが、ぜひ受けてみることをおすすめします。

どのようにモチベーションを維持したか

自分が合格して仕事をしている姿をイメージしながらモチベーションを維持していました。
また、知らないことを新しく知れることはすごく楽しく、色々なことに興味を持つきっかけになったので、モチベーションに繋がりました。

最後に

自分一人の力で乗り越えることが難しいと感じてもあきらめずに講師の方やスタッフさんに頼ってみてください。絶対に力になってくれます。長く大変だとは思いますが頑張ってください。