合格後の活躍 現役行政官からのメッセージ

現在、公務員として活躍されている皆様からのメッセージです。
公務員になるまでの軌跡、現在の仕事内容、これから公務員を目指す方への応援メッセージが記されています。
※勤務省庁、部署は取材当時の情報を掲載しております。取材以後、異動されている可能性がございます。

「官僚の仕事は激務だ、ブラックだ」とおもしろおかしくテレビなどで取り上げられることもある国家公務員総合職という仕事。その職に憧れや関心を持ちながらも、大変そうなイメージが先行して目指すのを躊躇している方もおられるかもしれません。
今回は、総合職若手職員として活躍している伊藤塾出身の先輩たちに、仕事の感想やこれから試験に挑戦する皆さんへのメッセージを寄せてもらいました。


国土交通省
キツい面もありますが「ここでしかやれない」魅力的な仕事です
人によって合う合わないはあるし、働き方についてはキツい面もありますが、 「ここでしかやれない仕事」をやってると思ってます。民間にもいろいろ魅力はあるとは思いますが、 政策を考えるとか 法律をいじるとかは、国の役所でしかできないので。ほんとに魅力的な仕事をしてると思ってます。事務官で入省するにあたっては、なにか特定の知識が求められるわけではないので、広くいろんな本を読んだり経験をしたりするのがいいんじゃないかなと思います。少なくとも試験に受かれば、一定程度の公務員として働く能力があるといえると思うので、試験に受かること以上に、変に入省後に備えてあれこれする必要はないと思います。むしろ、部活をしたり遊んだり旅行をしたり本を読んだりと、充実した学生生活をおくることが大切だと思います。

総務省
「大きな影響力のある仕事」にやりがいを感じる日々
1年目から 自分のアイデアが実際の施策や法解釈に影響するやりがいは国家総合職にしかないと実感してます。働き出すと知識に偏りが出るので、自分の志望省庁の所管分野以外のニュースや本も読んでおきましょう。

農林水産省
論文試験対策は「大量の」文章を「瞬時に」読むトレーニング
入省して8ヶ月ほど経ちましたが、すでに 政令改正や省令改正を任されている同期もおり、思っていた以上に法律の知識を生かせる場は多いです。また、仕事をする上では、 大量の文章を瞬時に読み解き、必要な情報や要点を得る力が求められます。専門記述や政策論文対策は、法律や政策についての知識を深めるだけでなく、そういった力をつけるための良いトレーニングにもなったと感じています。

国土交通省
受験時代に法律を学ぶことの大切さを仕事で実感
公務員試験は色々な勉強をしなくてはならず、何の役に立つのだろうと思うこともあるかも知れませんが、実際に働いてみると、その勉強全ては決して無駄にはなりません!特に、 法律はどんな業務にも絡んでくる大切な分野ですので、しっかり勉強しておけば、入省してからも、とても役立ちます!(実際かなり役に立っています!)公務員になるには、勉強面だけでなく、官庁訪問対策もしなくてはならず、この先、まだ辛いこともあるかと思いますけど、最後まで夢を諦めずに頑張って下さい!

中央省庁
どうすれば「より良い国」にできるかを日々考えています
国家は法令に基づいて全ての活動を行います。そのため行政官として働く上では、法律に強いほど業務も円滑に行うことができます。試験範囲も広範ですし、法律の勉強は大変だと思いますが、今やったことは行政官の知識の基礎になるので、前向きに取り組んでみてください!霞ヶ関では、 どうすれば日本をよりよい国にできるか日々考えています。皆様と同志として霞ヶ関で働ける日を楽しみにしています!

中央省庁
課題発見とそれを解決する法律・制度づくりが仕事
社会に必要なこと、時代に遅れてしまっている部分を見つけ出して、どう法律を作ったり、変えたりするかを検討することや、 法律に合わせてどういう制度を作っていくか、運用するか、というのを考えていくのが、国家公務員の大きな仕事の1つだと思います!学生のうちから法律を勉強されている皆さんと一緒に仕事ができる日を楽しみにしています。

国土交通省
ニュースで扱われる「社会に関する仕事」に携わる楽しさ
ニュースや新聞でも取り上げられるような、社会の動きに直結する仕事ができることが とても楽しく感じています。また、 法令を自らの手で作成、改正できることにもやりがいを感じます!

外務省
学びながら働く日々。自分の成長につながる仕事です
総合職というのは、 幅広い分野の知見に基づいて政策の企画立案を担う仕事です。学生時代は、専攻や志望省庁にとらわれず、様々な経験を積むことで、なりたい公務員像や志望動機の厚さにも磨きがかかると思います。社会人になって半年以上が経過しましたが、1年目職員らしく、日々学びながら働いています。試験を乗り越え、官庁訪問を乗り越え、晴れて公務員になっても まだまだ学びは続くのですが、その分 自分の成長につながる仕事だと思います。是非頑張ってください。

警察庁
責任は大きいものの「世の中の役に立っている」実感と誇りを持てる仕事
現場で仕事をさせていただいておりますが、一番やりがいに感じるのは 正義を追及できることだと思います。何か事件があれば、仲間と力を合わせて解決に向けて捜査しますが、自分たちの仕事に迷いや戸惑いを感じることなく、全力で打ち込むことができます。警察にしか出来ないことはたくさんあり、当然期待や責任はその分大きくなるので大変な仕事ではありますが、 ”自分たちの仕事は世の役に立っている”と誇りに思える職業なのではないかと思います。警察の権限は大きいように見えますが、誤った使い方をしたら人権侵害になってしまうので、 警察活動は法律で厳密に縛られています。現場でやっていいこと悪いことを瞬時に判断しなければならない場面もあるので、法律に関する知識は必要不可欠です。そのために警察大学校に入校して勉強しますが、大学生のうちにある程度身につけておくと良いと思います。(自分は法学系ではなかったので苦労しました)また、技術革新に合わせて警察も進歩する必要があります。現場の声を聞きながら今後警察がどうあるべきかを考え、反映させていくのが総合職職員の仕事だと思います。警察庁に限ったことではありませんが、 日本を少しでも良くしたいと思っている人にはうってつけの職場だと思います。

中央省庁
形式重視が行政の基本。それでも自分の意志を持って仕事に向き合うことが大切
公務員の仕事には、いわゆる「お役所仕事」的な、形式重視な面があります。先例に倣い、ルールに従って、一つひとつの業務をきちんとこなしていく。それが行政の基本だと思います。しかし、だからこそ、 自分の意志を持って毎日の仕事に向き合うことが必要です。機械的に業務を処理するのは簡単なのです。その中で、安易な前例踏襲に流れずに、現実を見据え、変えるべきところを変えていく。そのための 武器になるのが正確な法律知識です。勉強は大変だと思いますが、諦めずにやれば結果は付いてきます。頑張ってください。

「官僚の仕事は激務だ、ブラックだ」とおもしろおかしくテレビなどで取り上げられることもある国家公務員総合職という仕事。その職に憧れや関心を持ちながらも、大変そうなイメージが先行して目指すのを躊躇している方もおられるかもしれません。
今回は、総合職若手職員として活躍している伊藤塾出身の先輩たちに、仕事の感想やこれから試験に挑戦する皆さんへのメッセージを寄せてもらいました。


国土交通省
キツい面もありますが「ここでしかやれない」魅力的な仕事です
人によって合う合わないはあるし、働き方についてはキツい面もありますが、 「ここでしかやれない仕事」をやってると思ってます。民間にもいろいろ魅力はあるとは思いますが、 政策を考えるとか 法律をいじるとかは、国の役所でしかできないので。ほんとに魅力的な仕事をしてると思ってます。事務官で入省するにあたっては、なにか特定の知識が求められるわけではないので、広くいろんな本を読んだり経験をしたりするのがいいんじゃないかなと思います。少なくとも試験に受かれば、一定程度の公務員として働く能力があるといえると思うので、試験に受かること以上に、変に入省後に備えてあれこれする必要はないと思います。むしろ、部活をしたり遊んだり旅行をしたり本を読んだりと、充実した学生生活をおくることが大切だと思います。

総務省
「大きな影響力のある仕事」にやりがいを感じる日々
1年目から 自分のアイデアが実際の施策や法解釈に影響するやりがいは国家総合職にしかないと実感してます。働き出すと知識に偏りが出るので、自分の志望省庁の所管分野以外のニュースや本も読んでおきましょう。

農林水産省
論文試験対策は「大量の」文章を「瞬時に」読むトレーニング
入省して8ヶ月ほど経ちましたが、すでに 政令改正や省令改正を任されている同期もおり、思っていた以上に法律の知識を生かせる場は多いです。また、仕事をする上では、 大量の文章を瞬時に読み解き、必要な情報や要点を得る力が求められます。専門記述や政策論文対策は、法律や政策についての知識を深めるだけでなく、そういった力をつけるための良いトレーニングにもなったと感じています。

国土交通省
受験時代に法律を学ぶことの大切さを仕事で実感
公務員試験は色々な勉強をしなくてはならず、何の役に立つのだろうと思うこともあるかも知れませんが、実際に働いてみると、その勉強全ては決して無駄にはなりません!特に、 法律はどんな業務にも絡んでくる大切な分野ですので、しっかり勉強しておけば、入省してからも、とても役立ちます!(実際かなり役に立っています!)公務員になるには、勉強面だけでなく、官庁訪問対策もしなくてはならず、この先、まだ辛いこともあるかと思いますけど、最後まで夢を諦めずに頑張って下さい!

中央省庁
どうすれば「より良い国」にできるかを日々考えています
国家は法令に基づいて全ての活動を行います。そのため行政官として働く上では、法律に強いほど業務も円滑に行うことができます。試験範囲も広範ですし、法律の勉強は大変だと思いますが、今やったことは行政官の知識の基礎になるので、前向きに取り組んでみてください!霞ヶ関では、 どうすれば日本をよりよい国にできるか日々考えています。皆様と同志として霞ヶ関で働ける日を楽しみにしています!

中央省庁
課題発見とそれを解決する法律・制度づくりが仕事
社会に必要なこと、時代に遅れてしまっている部分を見つけ出して、どう法律を作ったり、変えたりするかを検討することや、 法律に合わせてどういう制度を作っていくか、運用するか、というのを考えていくのが、国家公務員の大きな仕事の1つだと思います!学生のうちから法律を勉強されている皆さんと一緒に仕事ができる日を楽しみにしています。

国土交通省
ニュースで扱われる「社会に関する仕事」に携わる楽しさ
ニュースや新聞でも取り上げられるような、社会の動きに直結する仕事ができることが とても楽しく感じています。また、 法令を自らの手で作成、改正できることにもやりがいを感じます!

外務省
学びながら働く日々。自分の成長につながる仕事です
総合職というのは、 幅広い分野の知見に基づいて政策の企画立案を担う仕事です。学生時代は、専攻や志望省庁にとらわれず、様々な経験を積むことで、なりたい公務員像や志望動機の厚さにも磨きがかかると思います。社会人になって半年以上が経過しましたが、1年目職員らしく、日々学びながら働いています。試験を乗り越え、官庁訪問を乗り越え、晴れて公務員になっても まだまだ学びは続くのですが、その分 自分の成長につながる仕事だと思います。是非頑張ってください。

警察庁
責任は大きいものの「世の中の役に立っている」実感と誇りを持てる仕事
現場で仕事をさせていただいておりますが、一番やりがいに感じるのは 正義を追及できることだと思います。何か事件があれば、仲間と力を合わせて解決に向けて捜査しますが、自分たちの仕事に迷いや戸惑いを感じることなく、全力で打ち込むことができます。警察にしか出来ないことはたくさんあり、当然期待や責任はその分大きくなるので大変な仕事ではありますが、 ”自分たちの仕事は世の役に立っている”と誇りに思える職業なのではないかと思います。警察の権限は大きいように見えますが、誤った使い方をしたら人権侵害になってしまうので、 警察活動は法律で厳密に縛られています。現場でやっていいこと悪いことを瞬時に判断しなければならない場面もあるので、法律に関する知識は必要不可欠です。そのために警察大学校に入校して勉強しますが、大学生のうちにある程度身につけておくと良いと思います。(自分は法学系ではなかったので苦労しました)また、技術革新に合わせて警察も進歩する必要があります。現場の声を聞きながら今後警察がどうあるべきかを考え、反映させていくのが総合職職員の仕事だと思います。警察庁に限ったことではありませんが、 日本を少しでも良くしたいと思っている人にはうってつけの職場だと思います。

中央省庁
形式重視が行政の基本。それでも自分の意志を持って仕事に向き合うことが大切
公務員の仕事には、いわゆる「お役所仕事」的な、形式重視な面があります。先例に倣い、ルールに従って、一つひとつの業務をきちんとこなしていく。それが行政の基本だと思います。しかし、だからこそ、 自分の意志を持って毎日の仕事に向き合うことが必要です。機械的に業務を処理するのは簡単なのです。その中で、安易な前例踏襲に流れずに、現実を見据え、変えるべきところを変えていく。そのための 武器になるのが正確な法律知識です。勉強は大変だと思いますが、諦めずにやれば結果は付いてきます。頑張ってください。
※各省庁を五十音で掲載しております。

外務省

大臣官房人事課 課長補佐

大西 生吹(おおにし いぶき)さん

時代を画する変化の中にある世界で、後世に何を遺すか

「国と国の関係」は、全く異なる価値観を持つ各国の外交官たちによるいくつもの「人と人の関係」が織りなすものです。そして、激動する国際社会においては、複雑で前例のない多くの課題が尽きることなく立ちはだかります。
その中で、外務省は、平和で安全な国際社会の維持に寄与するとともに日本の安全と繁栄を確保するために日々尽力し、外務省員一人一人が世界中で日本を代表しています。決して一つの側面のみに単純化できない広範な国家間関係を司る外務省には、単なる「国際的な仕事」という枠には収まりきらない魅力と経験が待っています。複雑な世界の動向を見極めながらその時々の課題に取り組み、歴史を重ね、明日の日本を考える環境が、そこにはあります。
キャリア選択は決して容易ではなく、たった一つの「正解」の進路があるわけでもありませんが、自分自身が人生を通して何を成し遂げたいのか、何を後世に遺してきたいか、とことん見つめ直すチャンスです。悩み抜いた末に、日本と国際社会のために力を尽くしたい、新たな出会いを大切にして未知の課題にチャレンジし続けたい、そんな想いを共有する方と一緒に未来の日本外交を支えていけることを楽しみにしています。(2021年10月・記)  

環境省

大臣官房秘書課 人材育成専門官

香田 慎也(こうだ しんや)さん

世の中の多様な課題に「環境」という視点でアプローチ

環境省の施策分野は、気候変動対策、自然環境保全など、皆さん一人一人の生活に密接に関わっています。私たちが現在享受している豊かな生活は、豊かな環境がなければ実現しないのではないでしょうか。
当たり前になっている豊かな環境を守り、未来につなぐ―。環境省は、前身の環境庁発足当初から、「人と環境を守る」というミッションを掲げて環境行政に取り組んできました。皆さん一人一人の生活の基盤となる「環境」を守るために日々挑戦しています。
また、霞が関の中では比較的規模の小さい省だからこそ、職員一人一人に任される仕事が責任あるものとなり、若いうちから様々な経験を積むことができるところも魅力です。私も入省4年目に配属された部署で、世界で環境省のみが取り組んでいる水素の実証事業を担当し、大きなやりがいと充実感を得る日々を過ごしました。
環境省は「環境問題と経済・社会課題の同時解決」を目指し、世の中にある様々な課題に「環境」という視点でアプローチしている組織です。難しい課題に対して、行政、民間、そして皆さん一人一人とチームを組んで立ち向かっていく。こうしたチームプレーにこそ、環境行政の醍醐味があると思っています。是非、説明会など様々な場で環境省のことをもっと知っていただければと思います!(2020年11月・記)

金融庁

総合政策局秘書課 課長補佐

平林 高明(ひらばやし たかあき)さん

金融庁は霞ヶ関の未来の役所です

金融は、送金・ローン・保険・投資といった私たちの日々の暮らしに根差す身近な存在です。金融に対する「信頼」を確保し、企業・経済が金融を通じて成長できるようにする、それが金融庁の役割です。「もし、金融庁が無かったら?」。米国で起きた金融危機の最前線に立って「信頼」回復に奔走しつつも、常にクールで、どこか熱い思いを感じさせる多くの職員に出会い、当時大学生だった私は自然と金融庁に惹かれていきました。金融庁の予算の約7割は人件費、脳に汗をかいて政策を作るんだ、お金を使わなくても同じ政策効果が出せるのならそっちの方が遥かに良い、と聞いたとき、財政状況の厳しい日本にあって、金融庁は霞が関の未来の役所だと感じました。
金融を巡る環境は絶えず変化しています。金融庁では、霞ヶ関のどの役所よりも自らを厳しく見つめ直し、時代遅れな対応を改め、不断に自己改革を進めてきました。そして、職員が「国のために貢献したい」、「成長して自分の価値を高めたい」と常に意識し、行動できるよう、後押ししています。こうした中では、前例踏襲を良しとせず、時にはルールそのものを見直すことも求められており、法律系の素養を活かして国のために貢献することが出来ます。金融庁は、皆さまのような多様な人材が集まり、一人ひとりが自己実現できる、そんな職場です。(2021年11月・記)

経済産業省

大臣官房秘書課 課長補佐

尾崎 洸(おざき こう)さん

未来の日本を豊かにするために、社会課題を解決する

私は、日本を「良いモノやサービスは作るが、ルールづくりは欧米等に後塵を拝している国」から、「ルールづくりも世界をリードできる国」に変えたいと考え、国内外で経済産業分野のルールづくりを担う経産省の門を叩きました。そして入省後は、通商政策やサイバーセキュリティ政策などの分野で国際交渉の経験を積みながら、少しずつその目標に向けて努力を続けています。
皆さんは、国内外で起きる様々な出来事の中から、何を社会課題として見出しますか。そして、その社会課題の解決のために、どんなアクションを起こしたいですか。
私たち経産省は、日本の未来を豊かにするために、様々な社会課題を解決することを仕事にしています。そして、経産省には、様々なリソースをフル活用しながら、熱い想いを持って社会課題の解決に邁進している職員がいます。皆さん、是非その姿を少しでも知ってください。そして是非、皆さんも、「自分の想いと経産省のリソースを組み合わせることで、どんな社会課題を解決できるだろうか」と考えてみてください。1人では決して解決できない課題を、自分の想いと組織の力を組み合わせることで解決していく。そんな未来にワクワクする皆さんの来省を心からお待ちしています。(2021年11月・記)

警察庁

長官官房人事課 課長補佐

吉田 裕紀(よしだ ひろき)さん

国の基本機能・あらゆる行政の基盤を担う誇り

「良好な治安の維持は最高の社会福祉」:一度の人生、何か社会のために捧げることも悪くない。そう漠然と考えている中で、この言葉に出会いました。当たり前に明日が来る。これが担保されてこそ、人々は自分なりの幸せを形作ることができます。事件・事故はその何気ない当たり前を簡単に奪っていきます。そのような悲しみを少しでも減らすこと、誰かを守るために生きることは、本懐なのではないかと感じ警察庁の説明会に参加するようになりました。
実際に働く職員と接するにつれ、ぶれない軸と使命、キャリアパスなどに一層惹かれていき、最終的に警察庁総合職としての門を叩きました。
就職活動に「正解」はなく、ときに様々な情報の中で迷い悩むこともあると思います。「世のため、人のために働きたい」という情熱を胸に公務を志している方や、一生誇りに思えるぶれない使命と公のため貢献しているという確かな手応えを求めている方、多くの仲間と苦難を乗り越え魂が震えるような感動を共有したい方々の想いに、警察庁の仕事は間違いなく応えてくれます。少しでも我々の生き方に共感してもらえたら、是非、直接職員の話を聞いてください。公に奉仕する気概に溢れる皆さんと、国民の安全安心を守る戦いに従事する醍醐味や誇りを分かち合える日を心待ちにしています。(2021年11月・記)

厚生労働省

大臣官房人事課 企画官

髙島 洋平(たかしま ようへい)さん

社会全体のためにやるべき仕事

学生時代に演劇で役者・制作・演出をやっていた私は、法学、経済学、医学、薬学、数学・・・等様々な職種の人が専門知識を持ち寄って大きな課題にともに取り組む厚生労働省の仕事に惹かれて門をたたきました。国家公務員として社会全体のために仕事をするからには「やるべき仕事」に取り組むべきと思い、ふさわしい職場を探しましたが、厚生労働省はまさにやるべき仕事に満ちた職場であるという確信は当時も今も変わりません。
医療、介護、雇用、年金など従来からの課題に加え、最近では、少子化対策(保育と労働)、医師の働き方改革(医療・介護サービスの設計と当該分野の労働問題)、非正規雇用労働者の処遇改善とキャリアアップ支援(医療・年金等社会保険と雇用)、新型コロナウイルス感染症が拡大する中での感染症対策と経済の両立、など、課題となるテーマはますます複合問題・応用問題になっています。また、社会保障は国の財政の主要課題であるとともに、労働力確保は国の経済成長の基盤であるなど、厚生労働省が担う分野は、社会政策であるとともに財政・経済政策の根幹です。それだけでなく、日々の「くらし」を支える行政として、ご自身が日々感じたことを仕事に生かすことができます。厚生労働省が担うこうした分野に、皆さんが関心を持っていただけることを期待しています。(2020年11月・記)

国土交通省

不動産・建設経済局不動産業課 課長補佐 

淺野 北斗(あさの ほくと)さん

我が国の将来像を見据え、自ら考え、動く仕事

大学時代から現在まで地域活性化の活動に携わっており、これからの地域は海外との関係を深めることで地域経済を発展させていく必要があると考え、地方と国際の両面に関わりたいと考えました。また、自分の性格上、プライベートでの地域活性化の活動等を基に、自ら具体的な施策を立案し、実現させたいとの思いを持っていました。その上で、経済面以外でも政策を実現できることも踏まえて、国土交通省を選択しました。
観光庁時代に開催に携わったG20観光大臣会合は、我が国で初めてのことで、日本こそが出来る世界への貢献という視点から、企画立案を行いました。G20での観光スタートアップピッチコンテスト等の企画を立ち上げつつ、大臣宣言案を起草、各国と調整を行いました。会合直前には、某国と個別に調整する等、ギリギリまで調整を行うなどしたこともあり、とても印象に残っています。
厳しい財政状況、他国との競争、少子高齢化、変化する安全保障環境など、我が国の将来像自体から考え、政策を立案する必要があります。我が国の経済・社会の発展のため、国家公務員にしかできない仕事があると思います。皆さんと一緒に働けることを楽しみにしています。(2021年11月・記)

財務省

大臣官房秘書課 課長補佐

田宮 寿人(たみや ひさと)さん

国の信用を守り、希望ある社会を次世代に引き継ぐ

私が就職活動の際に重視したことは、「世のため人のため」に働くことができる職場であるということです。「世のため人のため」と言っても、公益や国益を考えるには、幅広い視点で物事を考えられる能力が必要です。財務省の所掌分野は多岐にわたるため、キャリアパスを通じて幅広い視野が身につくと考え、財務省を志望しました。
これまでの私のキャリアパスを振り返ると、入省前に想像していた以上に多様な経験をすることができました。地方における国税局・税務署勤務を通じて、地方経済の実態をつかむとともに、法律や制度の執行現場を見ることができました。また、グローバルの観点からは、国際局で国際金融の業務に携わるとともに、米国留学で視野を広げることができました。入省して10年でこれほど多様な経験をすることができ、自分でも驚いています。
就職活動中の今、知識がなくても不安に思う必要はまったくありません。変化を楽しむ好奇心、良い意見を取り入れる素直さがあれば、財務省は人を成長させてくれる組織です。日本の将来を背負って立つ覚悟、弱者に寄り添う優しさ、自分の頭で考えぬく知的体力、これらを兼ね備えた人を歓迎します。この冊子を手に取ってくださった方と、財務省で一緒に仕事をできる日を楽しみにしています。(2020年11月・記)

衆議院法制局

第四部第一課(農林水産担当) 調整主幹

窪島 春樹(くぼしま はるき)さん

「政策(おもい)」を「法律(かたち)」にする仕事

「衆議院法制局?内閣法制局じゃないの?」
国家公務員志望者の中でもそんなリアクションの方が多いかもしれませんが、衆議院にも「法制局」があります。国会議員が提出する議員立法の立案が主な職務です。学生時代の私もそんな反応を示す一人でしたが、法制度を一から設計する仕事の存在を知り、「ものづくり」としての面白さに惹かれてその門を叩きました。
所管が決まっている各府省庁と違い、あらゆる分野の法案を担当するのが衆議院法制局の特徴の一つ。私自身、厚生・選挙・法務・総務そして現職の農林水産に至るまで、様々な分野の立案に携わり、憲法改正国民投票法、薬害C型肝炎被害者救済法、休眠預貯金活用推進法など30本を超える法案の成立を見届けてきました。
そんな議員立法の重要性は年々高まっており、衆議院議員提出法案の成立率は4割にまで上昇しています。議員の「おもい」が込められた政策を法律という「かたち」にし、法令集に残していくこの仕事は、社会に与える影響が大きく、ここでしか味わうことができないやりがいがあることは保証します。
ちなみに、採用は独自試験が中心ですが、その試験科目は国家総合職試験とほぼ同じ。少しでも興味を持たれた方は、気軽に併願してみてはいかがでしょう?(2021年11月・記)

総務省

大臣官房秘書課 企画官

松本 浩典(まつもと ひろのり)さん

総てを務め、変革を求め続ける仕事

社会のために力を尽くす行政官になりたいと志し、当時の自分が選んだ省庁が総務省でした。国・地方を通じた行政のマネジメント、情報通信行政の推進など多面的な顔を有し、内閣官房や他府省、諸外国、地方自治体、民間企業など様々なフィールドで活躍できる魅力を持ち、そのフィールドに負けない多彩で個性豊かな職員に出会えたことが決め手でした。実際に自らのキャリアを振り返っても、その時その時の得難い経験をし、数えきれない貴重な出会いがありました。
職業選択は自分が人生で何を成し遂げたいか決める重要な選択です。自分がやりたいこと・極めたいことは俄かに決めることはできないかもしれません。しかし、社会・国民のため大きな政策決定に関わりたいという思いが揺るがず、漫然とした現状維持ではなく常に変革を目指したい、そんな人には是非総務省という懐の深い省を見ていただきたいと考えます。
目まぐるしい変化の時代にあって、小手先の改革ではなく、世界の潮流、国家全体、行政の在り方、霞が関を見渡して、変化を求め、また自らも変わり続ける総務省。同じ思いを共有できる方と今後の我が国の改革をともに主導していけることを楽しみにしています。(2021年10月・記)

農林水産省

大臣官房秘書課 監査官

笠原 健(かさはら けん)さん

「国の基」を支える

人生一度きり、せっかくなら大きな仕事をしてみたいと考えたこと、これが私が国家公務員を目指したきっかけです。「国を動かす」という国家総合職の仕事の大きさに心惹かれました。
また、国を動かす原動力となるのは、「人」です。その人の原動力となるのが「食」です。まさに「国の基」となる食、その安定供給を一手に担う農林水産省こそが、日本を根本から支えていく政策を担っていると考え、その一端に携わるべく選択しました。
食を生み出す農業は、現在、基幹となる従事者が大幅に減少するなどまさに危機的状況を迎えてます。裏を返せば、国の力を最も必要としている分野であり、国の政策によってピンチをチャンスに変えることができる産業です。
日本は現在、人口減少社会に突入しており、これまで実施してきた政策を一から根本的に見直す必要が生じています。農林水産業においても、人口減少により国内需要が減る中、産業として更に成長するため、国内偏重であった施策を海外マーケットまで視野にいれて構築し直すなど、新たな視点・感覚が重要となっています。
こうした課題は乗り越えるにはとても高い壁ですが、確実に皆さん自身を成長させてくれるものです。やりがいと責任感のある就職先である公務員・農水省の門を是非叩いてみてください。(2021年10月・記)

防衛省

大臣官房秘書課 防衛部員(課長補佐)

川西 貴史(かわにし たかし)さん

自分たちの代わりはいない

我が国の平和と独立を守るという任務は、国際社会で国家というものが意味を持つ限りいつの時代も変わらず、どんな場面でも、将来世代も含めた日本人全員のためになる仕事だと信じることができます。防衛省・自衛隊が必要とされるのは、脅威が及ぶ局面にとどまりません。同盟管理・世界各国との防衛協力などの取組も含め、我が国を守る確固たる意思と能力を示すことにより、脅威が及ぶことを抑止し、我が国にとって望ましい安全保障環境を創出するなど、多岐に渡ります。安全保障のような大きな営みも、個々のパーツは、想像以上に少数かつ不完全な個々人の良いところが少しずつ積み重なって形になっています。各国がしのぎを削る安全保障という領域を日本の弱点とすることは許されません。だからこそ、防衛省には、熱意ある多様な人材を歓迎し、力を合わせて働く風土があります。ダイナミックに変化する国際社会の下で、安全保障という領域において、我が国の平和と独立を守り、国益を最大化するために、そして世界の平和のために働きたいと考える学生さんは、ぜひ一度説明会に来てみてください。防衛省には、安全保障を専門とする実務家として、「自分たちの代わりはいない」という言葉の意味を実感する瞬間が多くあります。(2020年11月・記)

法務省

大臣官房人事課 法務専門官

河本 哲志(かわもと てつし)さん

国家公務員総合職の魅力、そして法務省の魅力

皆さん、初めまして。法務省に興味を持っていただき、ありがとうございます。私が国家公務員そして法務省を目指したのは、大学3年生の秋、法務省の方による立法過程の特別講義が所属していたゼミでたまたま開催され、国家公務員及び法務省の仕事に興味を持ったのがきっかけでした。総合職の仕事は、幅広い業務を担当し、時に困難な場面に直面することもありますが、自分が携わった仕事が実際に法令や施策として目に見える形で残るため、非常にやりがいのある仕事です。総合職を目指そうとしている皆さんには、①自分の頭で考え、②継続して勉強し、③幅広い分野に興味・関心を持って、④様々な業種の人たちと交流する、この4つのことを普段から意識して過ごすことが重要であると考えます。法務省は、登記制度や人権擁護活動、罪を犯してしまった人の処罰とその社会復帰の援助、再犯防止など、派手さはありませんがいずれも国民の生活や社会活動の基盤を支えている非常に重要な制度を所管しています。この記事を見たことは何かの縁かも知れません。是非、法務省の業務説明会等に参加していただき、法務省を将来の仕事の選択肢に加えていただければ非常に嬉しく思います。(2020年11月・記)

文部科学省


大臣官房人事課 専門官
出分 日向子(でぶん ひなこ)さん

明日に向かって頑張る人を支える仕事

気候変動や自然災害、世界的に拡がる新たな感染症など、先が読めない激動の時代の真っただ中に私達はいます。そのような時代にあり、社会の要請に応える政策づくりのみならず、自ら未来を切り拓いていくのが国家公務員の仕事であり、そういった点にとてもやりがいを感じます。
文部科学省というと、教室での教育に関する仕事を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。もちろんそれも重要な仕事のひとつですが、実はそれだけではありません。広い意味での学びとイノベーションに貢献するのが文部科学省の仕事であり、これからやってくる"Society5.0"やDX、グリーン社会に対応する際にも、我々の仕事は不可欠であると考えます。実際に仕事をしていると、制度改正等を通じて社会をよりよくしている実感を持つことができ、とても手応えのある仕事ができると感じます。
職業選択は、人生で多くある選択機会の一つではありますが、節目でもあります。国家公務員以外にも本当に様々な選択肢がある中で、自分はどんな仕事がしたいのか、何を成し遂げたいのか、時間をかけて考えてみて下さい。考え抜いた後に、国家公務員そして文部科学省を就職先として考えていただけるのであれば、とても嬉しいです。志ある皆さんと一緒に、我が国の人づくり・未来づくりをするのが楽しみです!(2021年11月・記)