独学に限界を感じ、伊藤塾に入塾し短期合格!

N.Kさん(33歳)
 

N.Kさん(33歳)
早稲田大学商学部卒業 ●受験回数:3回
●受講講座:〔中 上 級 講 座〕択一実戦力養成答練、記述式「答案構成力」養成答練、択一合格アドバンス講座・記述式スキルアップ講座、ツーステップ登記法講座・記述式リアル「解答力」養成講座、〔ゼミ〕思考力完成ゼミ、〔直前対策講座〕うかる!記述式「合格への直前予想編」、〔模試〕全国公開模擬試験
※プロフィールは、2011年合格時点のものです。

私はこうして司法書士を目指しました

結婚後将来の計画を立てるうえで地元に戻ることとなりました。戻ったときの生活を考えた時に、そこで社会参加、活躍できる資格を得ようと思い受験を決意しました。
伊藤塾を知ったきっかけは、独学で勉強していたが限界を感じ、また友人のすすめもありインターネットで関講師のゼミのことを知りました。ゼミを選んだのは周りに学習仲間がいなかったこと、仲間を作ってモチベーションを高め、学習を楽しめるようにしたいと思ったからです。思考力完成ゼミのガイダンスに出掛け関講師の話を聞き、関講師の優しそうで率直な話し方やレジュメの充実度に興味を持ちその場で受講を決めました。

私が取った学習方法

入門段階

一年目 独学 自宅の近くに区立図書館があり、環境がよかったためまずは市販のテキストを読み半年後どれだけの点数をとれるか試そうと思いました。 結局民法、会社法 不登法のテキストに書いてあることを理解し過去問を解いて解説を読むのがやっとという状態でした。他の午後の科目については手を付けることができませんでした。しかし学習期間がまだ半年もなかったのもあり自分では満足して次の年は独学を続けることを決めました。これはまったくの自己満足でありました。周りに情報もなく、また自分も情報を得るよりもテキストを読むのが一番と考えていました、今思うともっと早い段階から入門講座を受けていれば後の力はずいぶん違ったものであったと思います。
二年目も市販のテキストを読み、過去問を解くことを繰り返しました。模試を2回受けて本試験を受けました、午後の科目は基準点に達しましたが、民法、会社法については独学での学習に限界を感じました。特に会社法にいたってはどこから何を覚えたらいいのか二年目の段階でわからない状態でした。

中上級段階の勉強について

 ・択一式対策 
中上級アドバンス講座および思考力完成ゼミをペースメイカーとして講師の方々の言われるとおりに学習しました。
アドバンス講座のテキストを暗記ペンを使って大切なところを暗記し言葉で人に伝えられるようになるまで繰り返しました。
思考力完成ゼミでは次週の回があるまでに予習復習を欠かさずに行い、また講師に直接質問できるチャンスがあるのでわからないところや、あやふやな部分を自分の中で整理し準備をした上で質問しました。講師は丁寧に分かるまで真剣に教えてくださいました。その過程において理解を深めることができたのではないかと思います。

・記述式対策 
答案構成力養成講座をとり講義中に山村講師のおっしゃったことを実行しました。この段階でミスノートをつくり何度も見返すことで力がつくことを実感し、その後は択一の科目においてもミスノートを作成しました。自分の間違えやすいところ、何度覚えても忘れてしまうところはどこなのかを分析することができました。
また雛形となる書式集たるものを持っていなかったため直前期は自分で苦手な登記の雛形をノートに作り練習しました。

直前期の勉強法について

苦手なところ、過去問 テキスト 模試の間違えたところを繰り返しました。復習は時間を開けないように手帳に書き込み同じところを繰り返しました。
直前期には誰でも精神的に追い詰められるということは分かっていたので自分をどうやって不安にさせないかということを直前期より前から考えていました。
そこで後で無理が出るような予定は立てず、4月1日から試験前日まで自習室に通い、休まない、ということだけを目標にすることに決めました。休まずに自習室に通う、それだけやれば自分は合格すると自分に信じ込ませませ、不安になったときは何も考えずに気分転換をしました。

試験当日について

午後の択一が終わり、普段受けていた模試よりも難しかったと感じ、時間も予定よりも10分以上かかっていました、不安でしたがいつも同じ手順で記述をとく訓練をしていたのでいそぎながらも同じ手順で記述を解きました。
結局記述は最後まで書ききれず時間が来てしまいました。自分は本当に合格したくて一生懸命に努力してきたのに試験時間中に不安に負けそうになって時間をとられてしまったことが本当に悔しかったです。

私の合格ポイントと反省ポイント

反省ポイント 入門段階を独学で勉強したため、知識の抜けている部分が結構あり後でそこを埋めるのに時間が掛かってしまいました。書式については雛形の練習が不足していました、基本的な雛形は普段から少しだけ時間をとってやっていればよかったと思いました。
良かったこと 知識として知っている事と経験として身に付けたことは違うことを実感しました。ライブクラスや模試で答案を実際に作成することで現場対応力がついたと思います。試験当日、負けそうになりながらも時間いっぱいまで書き続けることができたのはライブクラスに通ったことが大きいと思いました。

最後に

司法書士試験の勉強は時間が掛かります、体だけでなく心の健康に気を付けることが勉強を続けるのに大切なことだと思います。
伊藤塾の講師の方々、スタッフの方々には本当にお世話になりました。
ありがとうございました。