福満賢一講師をはじめ、伊藤塾講師や教材をフル活用し、2年で合格できました

司法試験から転進して合格 / 行政書士とWライセンス

枇榔 智広さん (22歳)
 

関西学院大学法学部卒業 専業受験生
◆ 受験回数2回
◆ 主な受講講座
【入門講座】 入門講座本科生(福満クラス)
【中上級講座】 中上級コース
【直前対策講座】 実力診断テスト、全国公開模試

私はこうして司法書士を目指す決意をしました

僕の実家が不動産会社を経営しており、大学在学中に親から司法書士にならないかと言われたのがきっかけでした。
伊藤塾を選んだ理由は家からの立地が通いやすかったのと受講費用が他と比べて安かったので選びました。

伊藤塾を活用した私の学習方法

入門段階の学習法について
 

初年度は正直年明けまでまともに勉強しませんでした。そして1月頃から始まる答練で案の定ひどい点数を叩き出します。そこで、あと半年でこの答練で合格点を取るには何をすればいいのかを真剣に考えました。このことが一年目での成績や今年の合格につながったと思います。

中上級段階の学習法について

僕の勉強法ですが基本的にはテキストの暗記です。ただ、テキストをそのまま 1から読んでいては細かい知識まではいつまでたっても覚えられないので、自分が覚えられないと感じた論点に付箋を貼ったり、ルーズリーフにまとめたりして、短期間に繰り返して読み込めるようにしました。ちなみに伊藤塾の講師の方々がよく暗記だけでなく制度趣旨への理解が大事といっていますが、テキストを丁寧に読んでいれば自然と制度趣旨まで理解できるよう書かれているのであまり意識する必要はないです。
そして過去問は一日80問を目安にして解いていました。理由は本試験が70問出るので1日70問以上解くのが当たり前というのを体に覚え込ませたかったからです。問題は伊藤塾のセレクションを解きました。それ以外はテキストを読みながら問題としてどう出題されたのかが気になった問題だけピックアップして解いていました。実際合格してからの感想としてもセレクション以上の数の過去問を解く必要はあまりないと思います。
記述の問題は不登法、商登法を各一日一問ずつ解いていました。記述において一番大切だと思うのは採点ミス対策です。皆さんあまり気にされていませんが毎年解答に関わる重大な出題ミスをしている司法書士試験ではおそらく毎年相当な数の採点ミスがされていると考えられます。解答するときはできるだけ綺麗に大きな字で、斜線による訂正を極力なくすために解答を確定させてから解答用紙に書きましょう。
あと勉強のスケジュールですが、僕は全く立てていませんでした。気持ちの問題としてスケジュールを立てている時間があれば条文でも読んでいたほうが良くないかという考えがずっとあったので、最後までほぼノープランで勉強していました。

伊藤塾講師へのメッセージ

入門講座は福満賢一講師の元で受講していました。福満講師は複雑な法律の制度を簡潔に印象的な言葉で説明してくださるので、後でテキストを読みなおした時にもすぐに思い出すことができました。本当に2年という短期で合格することができたのは福満講師のおかげです。

最後に

受験時代、応援してくれた家族、友人、そして伊藤塾の講師や事務の方々、本当にありがとうございます。そしてこれから合格を目指す受験生の皆さんへ、僕の一番の心残りが「どうせ一発合格なんて無理」と勝手に思って、結果 1年目にあと5点で合格を逃したことです。一見難しい試験ですが意外と合格は手の届く位置にあります。皆さんはぜひ一発合格を目指してがんばってください。