髙橋智宏講師の公開模試特別講義は直前期に役立つ
絶妙なポイントをついた講義でした

山中 智歳さん(30代)
主婦
★主婦業と両立して合格

◆受験回数 8回
◆主な受講講座
中上級講座》演習コース
直前対策講座》うかる!記述式、全国公開模擬試験

私はこうして司法書士を目指す決意をしました

 7 回目の試験にまでも総合落ちし、勉強を開始する気力もなく精神的にまいっていた2015 年11 月、高城真之介講師の無料公開講座を受けました。ずっと他の受験指導校の答練を受けていたので、心機一転、別の受験指導校(伊藤塾)を受けてみようと考えたからです。高城講師のお話はとても力強く、ベテラン受験生となってしまった私にも励ましを与えてくださるものでした。あと一踏ん張りしよう、諦めるつもりもない。こうして私の塾生生活が始まりました。

伊藤塾を活用した私の学習方法

中上級段階の学習法について

 「択一実戦力養成答練」では高城講師の「BC ランクの問題は後回しでもいいんだと割り切る」という言葉を常に意識して解くようにしました。馬鹿まじめに頭から読むことに慣れ過ぎていて、問題を肢レベルではなく一問丸々虫食い状態で解き進めて行くことに最初は不安がありました。また、自分でBC ランクと見分ける自信もありませんでした。そこで、答練中は推論・個数・対話形式は見た瞬間飛ばす、という高城講師のルールを忠実に守るようにしました。二周、三周と問題に触れることで、見たこともないような問題でも制度趣旨を考えたり、似たような事例と照らし合わせてみたり、また、こっちの方がより正しそうだな…といった勘が働くようになりました。特に今年の会社法は本当に難しくてわからないものばかりでしたが、この方法のおかげで8 問正解することができました。
 「択一実戦力養成答練」の予習に関しては、毎週の出題範囲に合わせて過去問を解いていました。復習は既出・未出を意識して行いました。特に未出の肢で自分のテキストに載っていなかったものについてはテキストや過去問に直接書き込み、できるだけ目に触れるように工夫していました。
 「記述式答案構成力養成答練」では山村拓也講師の解き方を自己流にアレンジしつつ、本試験を迎えるまでに2 回〜多いもので4 回ずつ解き直しました。解き直しをするたびに新しい発見があり、情けない+今わかって良かった…の繰り返しでした。

直前期の学習法や試験当日について

 記述式に関しては、山村講師の「記述式答案構成力養成答練」にプラスα、高地トレーニングのつもりで蛭町浩講師の「うかる!記述式」を受講しました。内容も量もパンパンで解くのもやり直すのも大変でした。でも、本試験午後の部の精神状態を考えると、これに慣れておかないとパニックを起こすとわかっていたので必死に食らいつきました。こちらも本試験までに2 〜 4 回ずつは解き直しました。実際、今年の本試験の記述式に関しては、精神的なものもあったかもしれませんが高地そのものを走らされているような気分でした。「うかる!記述式」を受講してなかったら答案が崩壊していたかもしれません。頑張って繰り返し練習して本当に良かったと思いました。
 伊藤塾の模試のいいところは特典講義が多く付いているところです。髙橋智宏講師の模試の講義では基礎プラスαの絶妙なポイントをついてくださるので、欝なはずの模試解説でも、前向きに受講することができました。

伊藤塾の各講師陣についての感想・各講師へのメッセージ

 講師の方々はみなさん情熱的で、伊藤塾特有の一体感があるように感じられました。私も頑張ろう、と励まされることがとても多かったです。特に伊藤塾を受講するきっかけを作ってくださった高城講師には本当に感謝しています。ありがとうございました。

最後に

 私は最後の年に伊藤塾にお世話になりました。もうあと一歩で合格なのに…という方にはぜひ伊藤塾の講座をおすすめしたいです。伊藤塾を十分に活用できたなら、きっと合格点にまで押し上げてくれるはずです。
 本試験中は確実に解けている自信なんて最後の最後までありませんでした。自信のない中解き進めて行くのは精神的にもキツくて泣き出しそうになります。でもそんなときこそ山村講師のおっしゃっていた「3 時30 分以降の粘り」です。30 分あればどれだけでも点数は上乗せできます。諦めずに解き進めることが合格へつながるのだと思いました。もう一踏ん張りです!頑張ってください!