小滝 陵さん

中級コース出身

今に見ていろ!反骨心を原動力にして駆け抜けた資格試験の勉強。
私は、伊藤塾の合格者メッセージ写真に掲載されることを目標に合格を目指していました。書いたメッセージは“伊藤塾にしてよかった“。今はこのことを本当に実感しています。

地図が好き、そこから測量、
そこから土地家屋調査士、そこから司法書士

 地図が好きだったので、高校卒業後は公共の測量会社に勤務しました。しかし当時は“公共”に対する社会的なバッシングもあり、働きやすい環境ではありませんでした。そんな中、土地家屋調査士という資格を知り、測量の経験も活かせると思って土地家屋調査士の事務所に転職しました。当初は事務所の業務が楽しく、満足していたのですが、歳を重ねていくと、将来への不安も生まれてきます。手に職をつけたい、ならば、せっかく身につけた経験を活かそうと思い、土地家屋調査士の資格を取得しました。長年のキャリアから、受験勉強は苦ではなく、むしろこのまま勉強を終えるのがもったいなくなり、もともと仕事でなじみのある司法書士試験の受験を検討しました。土地家屋調査士の勉強は楽しかったし、表示の登記と権利の登記、両方できたら仕事の幅が広がると思い、受験を決めました。

前に進まない足踏みのようだった
独学での受験勉強

 受験を決めたのですが、飽きっぽい自分の性格から、1年間勉強して、勝負にならなかったらやめよう!と思い、書籍をひたすら読みこむ、という独学でスタートしました。民法、不動産登記法はなじみがあったので、何とか勉強できましたが、会社法に入ると全く理解できない、問題も解けない、時間ばかりが過ぎていきました。
 書籍には大事なことは書いてあるのですが、どこが本当に大事な基本なのかわからないのです。文章の文字面だけで覚えてしまうから頭に入ってこない、そこでちょっと違う問いかけをされると全くわからない、こんな繰り返しで理解が進んでいきません。理解が進まないので問題を解いても自信が持てない、時間ばかりかかり、正解にたどり着かない、これはとてもストレスでした。
 また独学では受験のための戦略がまったくわかりません。試験に合格するためには100点満点を取る必要はなく、相対的に合格レベルに達すればいいので、絶対に正解しなければいけない問題、いわゆるAランク問題と、正解できなくても支障のない問題があるのです。このような知識はまったく身につきませんでした。そんな状況なので、独学で臨んだ1回目の試験では合格に届くことはありませんでした。

分析会に参加、
運命的な伊藤塾との出会い

  試験が終わり、結果は基準点ぎりぎり、このまま独学で勉強しても合格は遠いと考え、受験指導校での学習を検討しました。さてどの指導校にと考えたとき、演習を受講していた伊藤塾が気になり、本試験問題分析会に出席しました。分析会では、講師陣が勢ぞろい、各講師は的確な解説をされて、しかも紳士的かつ情熱があり受験生と同じ立場で一緒に闘う姿勢を感じました。もし自分が権利の登記をお願いするとして、各受験指導校が司法書士法人だとしたら、伊藤塾が一番信頼できると思い、2年目は一念発起、伊藤塾で勉強を始めることにしました。自分の現在の実力を冷静に判断し、提供される講座のレベルや内容を見てみると、現在の知識を使える知識に変えるという、中級コースの各講座が自分にぴったりだと思い、ガイダンスを聞いてすぐに申し込みを決めました。

思い知った、
Aランクの重要性

 中級コースの各講座は、私にとって本当にベストマッチングの講座でした。始めはペースをつかむため、ゆったりしたペースでインプット講座、秋ぐらいから演習が加わりペースアップ、年明けは答練中心で問題を解き、知識を使える知識として定着させ、最後は模擬試験というステップは、体系的な理想的ラインナップで、講座の受講ごとに実力がぐんぐん上昇していくという実感がありました。北谷講師の「択一合格エッセンス講座」のテキストは図表も充実していて、視覚から頭に入るので項目が整理できます。また派生論点や、異なった単元とのリンクなどで効率的に学習できました。独学のころは、すべて丸暗記して力ずくで覚えていた項目も、実は片方覚えれば理解できることなど、独学での受験勉強とは比べ物にならないものでした。講義の中では合格するための戦略もじっくりと指導していただきました。午前択一式、午後択一式、記述式と各カテゴリーの基準点と上乗せ点を、自分の得意不得意にあわせて配分していく、たとえば午前はねばり、午後は勝負、記述式は基準点をめざす、などと戦略を考えて臨むことで自信を持って試験に集中できました。
 中級コースの各講座で、私が学んだことは、“Aランクの重要性”と“試験合格のための戦略”でした。これは、おそらく独学で何年勉強しても身につかなかった、合格のための重要なポイントだと思います。

反骨心は
受験の原動力

 今後は、長年、表示の登記に関わってきた経験を活かし、不動産登記のプロフェッショナルになりたいと思います。土地家屋調査士は法務省の資格なのに法律家という認識があまりありません。司法書士と土地家屋調査士が、お互いの仕事を理解して、もっと融合できれば、よりよい仕事もできるし、クライアントの幸せにもつながると思います。
 公の不動産登記には担当した司法書士の名前が入り、自分が責任を持って業務を遂行したという実感がもてます。また、自分が登記を担当した不動産物件に暮らす家族が幸せに生活しているのを知ると、とてもうれしく思います。このような喜びをモチベーションに司法書士試験の勉強をしてきました。
 資格は重みがあり高い信頼性が伴います。同じことをお伝えしても、補助者の言葉と、資格者の言葉では、相手の反応は天地の差です。実際に私も悔しい思いをしてきました。この悔しさを、そして反骨心を勉強の原動力にして続けてきました。資格の世界には学歴は全く関係ありません。自分が努力して取得した資格で、社会の幸せの総量を増やすことができる、司法書士はすばらしい資格だと思っています。