就職活動はやらない、
逃げ道をつくらず臨んだ司法書士試験。
二兎を追わずにつかんだ合格は
伊藤塾の質問制度のおかげです

上村 華代さん(20代)

◆受験回数 3回(他、お試し受験1回)
◆主な受講講座
入門講座》入門講座本科生(山村クラス
中上級講座》中級コース、中上級コース、記述式答案構成力養成答練、
 択一実戦力養成答練
直前対策講座》うかる!記述式、プレ模試、全国公開模試

私はこうして司法書士を目指す決意をしました

 私は大学時代、将来の目標が定まっていませんでした。まわりの友達が資格試験の勉強に励む中、刺激され、私も学生時代になにかやり遂げたい!と思うようになりました。大学の友達が司法書士を目指しており、目指すきっかけとなりました。もともと法律の勉強は好きでしたし、学生時代に取得可能な資格だと知り、とても魅力的でした。

伊藤塾を活用した私の学習方法

①入門段階の学習法

 すでに「入門講座」がスタートしている時点で入塾し、勉強をはじめたのが9月半ばだったので、1.5倍速で講義を消費しました。 
 過去問は購入しましたが、全くといっていいほど手つかずのまま1回目の試験を受けました。インプットだけでは試験で歯が立たなかったです。

②中上級段階の学習法

 もう一度「中級コース」を申し込んで「入門講座」のテキストを読み直しました。また、復習をするようにはしましたが、「択一合格エッセンス講座」のQ&Aドリルと「記述式答案構成力養成答練」の問題だけでした。2年目も過去問は5年分だけ解いて本試験に臨みました。
 結果は午前午後ともに択一式基準点を超えましたが、記述式が基準点に及びませんでした。
 記述式の点数が思っていたものよりはるかに低く、開示請求しました。
 自分の採点答案を確認できないため、対策するには受験指導校を利用して確実に点数になるような答案を作ることだと気づきました。
 また、わからないところはここが本試験で問われると自分に言い聞かせて、理解できるまで徹底的に深堀しました。伊藤塾の質問制度に、たくさんたくさんお世話になりました。ほとんど毎日質問させていただきました。どこまで深堀すべきか、受験生にはわからないと思いますが、その点も質問制度で教えていただきました。
 質問してそのままにするのではなく、私はプリントアウトして質問したものをファイルにまとめました。
 そうすることで自分はどこが苦手なのか可視化できました。
 また、3回目の試験にむけて去年の10月頃から各科目の過去問を手に入れ、解きはじめました。過去問を3回繰り返したときにはじめて自分の知識になってくれました。各過去問を3回終えたのが今年の4月頃でした。

③直前期の学習法について

 過去問の知識は覚えたつもりでも離れるとすぐ忘れてしまいます。しかし、また各教科の過去問を1から解くのは効率が悪いと考え、毎日各教科の過去問の解説だけを読みました。
 問題を解くのは「択一実戦力養成答練」を繰り返し解きました。
 また、他の受験指導校の模試と伊藤塾の「全国公開模試」を受けました。週末が来るたびに、毎週しんどい気持ちでしたが、一昨年、去年と、自分に足りないものは戦術面だと考え本当にさまざまな解き方、休み時間の使い方を試しました。
 結果的に、
 ・マークは最後にする
 ・昼休みは全く文字を読まない、目を休める
 ・午前は民法から解く、午後は不登法択一式から解く
 ・午後択一式は問題全ての肢を読まない
 ・記述式は商登法から解く、マーカーを最大限に活用して答案構成をするなどの戦法を見つけました。
 解き方次第で模試はS判定、B判定と、かなり差がでました。最後あたりの模試はSかA判定(伊藤塾)ばかりでした。自分に合った解き方を見つけることはかなり自信になりました。
 しかし、確実に戦術が自分に合っていただけで、戦術次第では同じ模試でもD判定を取り得ると思いました。
 受験生は時間さえあれば、解答を見つけ出せると思います。持っている知識はほとんど差がないはずです。塾の講師の方々の講義の中にヒントがたくさんあるので、ぜひ自分に合った戦術を見つけだしてみてください。

最後に

 やはり、一番お世話になったのは質問の回答をしてくださったクラスマネージャー、講師の方々です。毎日毎日、また上村さんだよ……と思われたのではないでしょうか(笑)。ほんとうに丁寧に、わかりやすく、教えていただきました。お返事がかえってくると手紙交換をしているような気分でした。ぜひ、塾生のみなさん活用してみてください。
 私は大学2年の秋から勉強をはじめ、卒業の年に合格することができました。就活をするか、かなり迷いましたが、全く就職活動はしませんでした。私は自分が不器用なのを自覚していましたし、就職活動すると、司法書士試験から逃げてしまいそうだったからです。
 二兎を追う者は一兎をも得ず、です。わたしと同じように就活と両立するか迷っている学生さんがいたら、この言葉を自分に言い聞かせて、頑張ってほしいです。