私を合格に導いた小山講師の「クイックマスター」。
そして勉強することは成長することだと知った

大澤 一公さん(60代)

◆受験回数 4回
◆主な受講講座
中上級講座》中級コース、中上級コース、演習コース
直前対策講座》択一クイックマスター総整理講座、直前パック、プレ模試、全国公開模擬試験

私はこうして司法書士を目指す決意をしました

不動産についての相続問題がきっかけで、私は司法書士の職務に興味を持ちました。その幅広い業務の中でも特に、高齢者の財産管理業務や、遺産を承継するために寄与する司法書士の業務は今後ますます高齢化が進展するわが国において社会的に重要性を増し、とてもやりがいのある職業だと強く感じたことが、司法書士を目指すきっかけとなりました。
私が伊藤塾を選んだ理由は、基本を効率よく修得できる講座が充実していると判断したからです。

伊藤塾を活用した学習方法

2019年度の受験準備をするにあたり、「基本を確実に身に付けること」を受験のモットーにしました。今までの受験経験から、基本をしっかりマスターしていれば、本試験の現場で自信をもって冷静に問題に対処できると感じたからです。
そのため、合格に必要な基本論点などをまとめた「択一クイックマスター総整理講座」を受講することにいたしました。この講座で修得した基本論点などは、択一式試験対策はもとより、記述式試験対策にも有効に活用できます。
私は、この講座のテキストを基本テキストとし、6月までに8回繰り返し学習しました。学習方法は、先ず、左ページの一問一答形式の問題のうち、2回間違えたものには黄色のラインマーカーをつけ、超直前期の見直し対象にしました。さらに、右ページに記載されているまとめ表などの学習は、最初に重要なポイントなどを声に出して確認し、そのあとできちっと言えたかどうか、まとめ表などで確認するという方法をとりました。 
さらに、記述式試験対策では重要な雛形を徹底的に覚えこむことも大切になります。私は、伊藤塾のC&F集を雛形のテキストにして、口頭でスムーズに言えるように、本試験前日まで何度も繰り返し練習しました。
演習の中心は、「択一実戦力養成答練」と「記述式答案構成力養成答練」です。私は、本試験の午後の時間帯を意識して、2月開講の午後開始の講座を受講しました。さらに、色々と試してもみました。例えば、答練日の前日全く寝ていない状態で、何問正解できるのか。あるいは、答練日の昼食は、何を食べ、何を飲むと集中力が持続するのかなど、本試験日を想定して答練に取り組みました。
また、「記述式答案構成力養成答練」で目標にしたことは、一問につき30分以内に答案構成を完了させることです。不動産登記では、登記に必要なでき事をしっかりタイムチャートに記載すること、商業登記では役員の選任・退任チャートをきちっと書けることを特に重視しました。

不安や疑問の解消とモチベーションアップ

学習開始にあたっての不安

50代半ばで学習を開始するにあたり、テキストの分量を見ただけで、勉強についていけるのか不安になったことを覚えています。
しかし、勉強できるときにそれをしないで、後で後悔することほど悲しいことはありません。本気を出してチャレンジすれば、未来への道を開くことができる。まさしくリンカーンの名言のひとつ「意志あるところに道は開ける」を思い出し、学習をスタートしました。

伊藤塾の各講師についての感想・各講師へのメッセージ

小山晃司講師

小山晃司講師は、「明るく、楽しく、元気よく」という感じで、いつもお話しなさいます。「みんな絶対合格してほしい!」という熱い思いが、パソコンを通じて伝わってきます。
「よし!自分も司法書士目指して頑張るぞ!」そんな気持ちが自然と湧き上がる講義でした。

山村拓也講師

山村拓也講師は、受講者と質疑応答をしながら講義をなさいます。「この方法はすごい!」と感じた私は、テキスト学習や雛形集の暗記にも、声を出しての自問自答を徹底しました。口に出してしっかり言えなければ、そこが自分の弱点であることが明確にわかります。
山村講師からは、勉強方法の確立という大きなプレゼントをいただき感謝しております。

自身の受験経験を踏まえた、成功例、失敗談など

受験経験を振りかえって

6月1日から試験日前日までの学習が重要だと感じています。私は、6月を総復習期と意識し、使用教材と目標を設定し、目標達成したことで大きな自信になりました。
7月1日から試験前日までを本試験への移行期と定め、『司法書士年度別過去問〈平成26年〜30年度〉』を使用し本試験のシミュレーションを行いました。特に、午後の択一式と記述式の時間配分について検討できたことが、本試験では役立ちました。

現在学習中、またこれから学習を始める方へのメッセージ

受験勉強は、約1年にも及ぶ長丁場です。その間、モチベーションが低下する時がやってくるかもしれません。私もそういうときがありました。それでも、やる気が出ない自分を受け入れながらも、1ページでもいいからと自分に言い聞かせ、テキストを読み進めました。
そして、読んだ後、新たな知識をひとつでも修得し、あるいは忘れていたことをひとつでも思い出せば、勉強前の自分より、勉強後の自分は、ほんのちょっとではあるけれど成長しているのではないかと感じるようになりました。成長を感じれば、低下したモチベーションは上昇へと転じるように思います。
「勉強することは成長することだ!」
というメッセージを、合格を目指されるすべての方へお送りいたします。

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